子供は怪我をしながら学ぶもんだと考えているとんぼである、ごきげんよう。
怪我して失敗してこそ、学ぶことがあるはず。でもできるなら、病院にかからない範囲の怪我で済ませて欲しい。
前歯を強打した息子
昨晩のこと、学童から帰宅した息子は表情が暗い。話を聞けば、遊んでいる最中に盛大に転んで顔を打ったとか。
特に前歯二本を直撃しており、こんなんなってた。
ひー、痛そう。ぐらぐらしてるし、かわいそう。息子の痛みを想像しただけで背筋がぞわぞわする。ただ、この転んだ原因がしょーもないのだ。
手を後ろに組んで、膝立ちで歩き回っていた時に転んで積み木にぶつけたんだと。
何その遊び、囚人かよw
とヘラヘラしていた私と違い、妻は激怒。
「なんでそんなことするの?手が使えないのが危ないってわからないの!?」
そう怒っていた。ちなみに義母も「こんなことはするな」と怒っていた。大事扱いしていない私がおかしい可能性が高い。
最初は大したことないだろうと思っていた私だが、夕食を食べられない息子を見て意見が変わり始める。奥歯で食べようと試みても、前歯が痛くて無理なんだと。
義母から差し入れのチキンも食べられないところを見ると、相当につらいらしい。かわいそうに。
「前歯の根元から折れてるかも」
「歯医者に行かないといけないかも」
的な話をすると、息子は恐怖を感じたようす。でももう確実に病院行きだわ。どうしようもない。
夜は余っていた痛み止めを飲ませて寝かせて、今朝は歯医者に行くことがよほど怖かったのだろう。皆が起きる前に早起きして、一人で遊んでいたようだ。
後に起きてきた娘に、なぜか速攻で叩かれて大声で怒っていた。踏んだり蹴ったりである。
そして娘に続いて起きてきた私に質問攻撃。
「麻酔ってどうなの?」
「点滴だったら注射するの?」
「パパは手術したの?」
治療するなら痛みを和らげる対策もないし、気休めを言っても仕方がない。「最悪のケースを考えておいて」と伝えた。役に立たない父親である。
息子は結局、朝ごはんも食べられず、ゼリーすら痛くて食べられない。何度も書くけど、病院いきですわ。
猿も木から落ちると学んで欲しい
というわけで、夕方から妻が歯医者に連れて行ってくれた。結果として、幸いなことに乳歯だから自然に抜けるのを待てばいいとの指示。
抗生剤をもらって、今後の様子を見るためにまた受診してくれとのこと。麻酔してひっこぬくとか想像してたが、そこまでの大事じゃなかったようで一安心である。
息子は6歳でまだ幼いから、失敗した時にどれほどのリスクがあるかがわかっていないような行動をとったりする。
二階の渡り廊下から、おへそくらいまで身を乗り出すとかたまにやる。自分は大丈夫だと思ってるんだろうが、もし落ちたら骨折じゃ済まん可能性があるんだよ。
少しは学習して、今後はハイリスクな遊びは控えてほしいもんだ。
ここまで読んでいただき感謝。
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