プレゼントの予算に悩むとんぼである、ごきげんよう。
娘の誕生日や妻の誕生日、クリスマスもあったばかりなのに、息子の誕生日がもうすぐやってくる。
プレゼントというのはそれなりの金がいる。
相変わらず金欠のとんぼ一家なので、いかにして息子を騙くらかして安いプレゼントにするかを考えるゲスの回である。
息子の欲しい物をプレゼントしたい!
もうすぐ7歳になる我が息子。プレゼントってのは、やはりその人が欲しい物、喜ぶものを渡すべきなのだと私は考える。
自分で選んだことに、人は価値を感じるらしい。自由な選択肢の中から自分が選んだ!そんな実感が必要なのである。
そこで息子に何が欲しいかざっくり聞いてみたら、今回はレゴが欲しいという。
正直7歳児におもちゃをあげてもすぐに飽きるからあげたくない。が、最近のレゴは進化していて種類も豊富。
プラモデルみたいなもんで、組み立てにも頭を使うしまぁいいかと受け入れ、レゴを取り扱っているお店を見に行ったら……
たっかいんだねぇレゴって。
大小様々なレゴが売っているけども、そりゃ子供は大きな箱のものを欲しがる。小さな箱に入ったレゴを、わざわざプレゼントに選ぶことはない。
息子もそこそこに大きいやつを選びやがって、1万円前後。
いやや!!高い!レゴにこんなお金使いたくない!
心の中でそう叫びながらも、
「へぇー、これが欲しいんだ!じゃあまた今度、誕生日が近づいたら買おうね!」
などとごまかして帰路にいた。
危なかった。レゴで死ぬところだった。
作戦を考える
息子が欲しいものをプレゼントしたい。が、あまりお金は使いたくない。息子の満足感は最大限に高めたい。
様々な思いが葛藤しつつも、予算的には5~6000円くらいが妥当ではないかと、妻と話し合って結論を出す。
でも息子は一旦、レゴを決めてしまった。たっかいレゴをまた買いに行くと信じている。
そんな息子に、まさかもっと小さいやつを選びなさいと言えるわけもない。せっかくの誕生日なのに、妥協したとがっかりされるのは不本意だ。
うーんうーん、と考えて、一つ思いついた!!
そうだ!!息子と一緒にamazonでショッピングしよう!
amazonなら、検索すれば実店舗以上にたくさんの商品が出てくる。
その中から息子に選ばせれば、数多くの興味をそそるアイテムの中から自分で選んだと言う満足感が高まるのではないか。
さらに、検索時には息子にばれぬように、価格で絞り込みする。
こうすれば、3000円から5000円の商品しか出てこないから、間違って高額な商品を選ばれることもなくなる。
逆に言えば、検索結果として表示される商品は、どれを選んでも買えるわけだ。素晴らしい。素晴らしいぞ!!
そんな腹黒親父の考えなど気づくはずもない息子は、嬉々として私とともにAmazonでショッピングを楽しんだ。
レゴやラジコンカーを色々チェックして、最終的に4000円程度のプレゼントを選びおった。
何せ自分で選んでるからな。喜んでいたし、不満を言うこともないだろう。勝ったな。
謝罪しておく
お金をなるべくかけず、かつ息子の満足度をあげるという、ペテンのようなやり方になってしまった。
そりゃ私も笑顔で、無制限でプレゼントできたらいいんだけどねぇ。現実はそうもいかないのさ。
いずれこのブログを息子が見るかもしれないから、ここに謝罪の言葉を書いておく。
息子よ、騙してすまんかったな。本当に欲しいものは自分の力で手に入れなさい。父より。
おやすみー
ここまで読んでいただき感謝。
↓のウサギをポチすると、さらにとんぼが喜びます。