テレビにまた怒りを覚えているとんぼである、ごきげんよう。
一応仲直り……というより、水に流して問題なく話はしているが、先週あたりから息子にむかついてねぇ。クソ野郎だなと思いながら、話す気もしなかった。
私も疲れていたし、納得いかないし、かといって冷静に話す余裕もない。
長く書く気はなかったが、めちゃくちゃ長いぞ。たかがテレビで大丈夫かよこいつってくらいには長いぞ。
息子が見るテレビへの嫌悪感を語る
私はこれまで、ブログで何度も息子のテレビ(YouTube)にむかつく話を書いている。
実際のところ、YouTubeやテレビ自体に大きな嫌悪感は持っていない。私も好きだし、やることさえやってくれりゃ、別に見てもいい。
家族でゆっくりテレビ見ながらの食事も幸せな時間だと思っている。
それがいつからか、息子が好きなテレビ番組やYouTubeを好き勝手に見ることに、異常な嫌悪感を持つようになった。
おそらく息子が一人っ子だったら何も感じない。このネガティブな感情は、娘もいるから生まれているのでしょう。
イライラのきっかけの話
子供たちと一緒に住み始めたのは、娘が5歳、息子が3歳のころ。生活スタイルも何も決まってなくて、日常的にテレビはついていた。
もっぱら見るのはEテレ。娘も息子もEテレが好きで、同じ番組を同じテンションで見てくれていた。
Eテレで子供番組がやっていない時は、YouTubeでアンパンマンのおもちゃの動画見せるとか、録画したEテレを見せていたのだが。
息子が少しずつ成長し、リモコンを操れるようになった。これまではまったく同じように見てたのに、息子が番組を支配できるようになった。
テレビでYouTubeを流せば、自分が好きなものをぽちぽち押していく。順番に見てねとリモコンを渡せば、娘には10分のEテレを見せたあとに自分は2時間の映画を見る。
3~4歳のころだから、息子としても悪気はなかったのかもしれんが、まーむかついてねぇ。
娘はリモコンを操作できないし、自分の意見も言えないのに、我が物顔でテレビを占領しやがるから、むかついてむかついて。
ちゃんと公平に、順番を決めましょうと、親のサポートも必須だなとの考えに至ったのである。
公平じゃないと怒り出す
それから色々とルールは変わりつつも、基本は同じ。
娘には好きなEテレを見られる時間を作ってあげて、息子には好きなYouTubeを見る時間を作った。曜日ごとにわけたりとかして。
この時はまだ厳密にテレビのルールを決めておらず、暇があればEテレを見せたりもしていた。子供番組。
それが息子は気に入らなかった。
「なんで姉ばかりEテレ見てるの!?長い、オレは短い!」
これね。この不満が爆発したことが何度か。
これに私もむかついてねぇ。息子は幼くて、Eテレを最高に楽しんでいた。おさるのジョージ、スポンジボブなど、乳幼児向け番組じゃなければ、ケラケラ笑って見ている。
めちゃくちゃ楽しんで、一緒にEテレ見てたのに「オレはテレビ見てない」とか言い出すから、こいつ何言ってんだと怒りが膨れ上がって。
それでも理解はできた。息子の中ではYouTubeこそがテレビであって、それ以外の時間はテレビとカウントしないと。
どれだけEテレやバラエティを集中して見たとしても、絶対にYouTubeを見ないとテレビを見たことにはならないのだと。
むかつきつつも理解はできなくもないと受け入れて、息子のYouTubeの時間はずっと確保してきた。
それでもたまーに息子は怒ってね。娘ばっかり長くEテレ見てる!と不満が爆発するたびに、息子の気持ちを考え、ルールを細かく調整してきた。
これでも、頑張って受け入れたきたのだ。
現状の話
現状、YouTubeを見られない時の息子の爆発っぷりは酷くて対応がめちゃくちゃ面倒くさいので、日曜以外は必ず30分見せるようにしてる。これがルール。
1時間とかにしちゃうと、見せられない時が出てくる。睡眠時間を削らねばならない時が出てくる。それは断固阻止したい。
毎日1時間と約束したら、絶対に1時間見ないと気が済まないやつだから、増やすことはないだろう。
……自分で書いてて、”息子が怒ったらどうしようもない”という考えがおかしいのではないかと感じる。
もっと早い段階で、どれだけ怒って泣いても見られない時は見られないと、絶対に譲らない対応をすべきだったのだろう。
「見られない時もあるよ」と最初約束したはずなのに、泣いて怒る息子がかわいそうだなと押しに負けてしまった過去がある。
それで息子も、テレビに関しては泣き喚けば意見が通ると学習してしまったのだろう。実際に効いているからぐうの音もでない。
今は、学童帰りの妻の実家にて、息子はYouTubeを30分見てる。義母もルールを破ったら面倒だと理解してるため、一緒に守ってくれている。
30分YouTubeが終わったらEテレを見ているし、学童でお迎えが来るまで残った子供たちでYouTube見てると耳に入ってくるが、受け入れている。
自宅以外にまで怒って口を出すほどでもない。それに娘も息子も、トータルで同じくらい(息子の方が多分長い)見てるのだ、スルーでいいだろう。
たまの日曜日は妻の実家でバラエティ見たり、自宅で映画を見たりして、家族で楽しめるようにしてるので、今のところこれがベターだなと思っていたのだが。
マジでお前はなんなんだ
でね、最近あったのだよ、ちょっとした事件が。
日曜日には、息子にはYouTubeを見る時間はない。でも義母が、特別のおまけで息子にYouTubeを30分見ていいよと許可を出した。
私と妻、娘の3人は出かけている間のおまけの時間……という意味合いだったのだが、予定外に私たちが早々に帰ってきた。
娘もいるし、みんなが見られるものに変えようと、総合的に判断してEテレになった。機関車トーマスがやっていたか。
それで、息子はぶちぎれ。
「なんでオレは1分しか見られないのに、姉はEテレ見るの!?」
と怒って喚いてうるさい。
いつも見てるでしょうと説得したが泣き止まずうるさいので、見ないならいいよと数分でEテレからニュースに変えた。
それはそれで気に入らなかったようで、
「なんでオレは1分もなかったのに、姉は5分もEテレ見てたの!?」
うるせぇw
色々と対応はあったのかもしれないが、テレビで思い通りにいかないと泣いて怒って不貞腐れれば自分の意見が通ると思ってるので、そこから完全スルー。
子供番組よりも、ニュースが見られる方がこちらもありがたいよ。
それから気分転換で一緒に散歩して、まぁこういう日もあるよなぁと何事もなく終わったわけだが……
それから1週間後
んで最高にむかついたのが、その1週間後。
娘はデイサービスへ行き、息子は学童へ。土曜日だったか、大雨も降りそうだったので、義母が16時前には息子を迎えてくれた。
私たち夫婦は娘を17時にお迎えしてから、妻の実家に足を運んだところ、息子はテレビを食い入るように見ていた。
30分のYouTubeを楽しんだあとに、テレビに切り替え、ドラえもんがやっていたので見てるらしい。
ドラえもんが終わったらニュースになり、子供たちが見られないのでEテレに変えたら良さげなアニメもやっていた。娘が興味がなくて、息子が見られるアニメ。
娘は汚いからと風呂に入り、その間のEテレを見てるのは息子一人。その後も息子の好きなアニメが続き、息子はケラケラ見てる。
はぁ?と思ってさ。
ついこの間、娘ばっかりEテレ見てずるいとかのたうちまわってた野郎が、夕方からずーっと当たり前のように一人でテレビ楽しんでるから。
頭おかしいのかなこいつと思って。
「オレ1分も見ていないのに、姉は5分も見てた!!」
とか泣いて叫んでたやつが、何食わぬ顔で数時間も見てる意味がわからない。
娘は全然テレビ見てないのに、お前だけテレビめちゃくちゃ楽しんでるじゃん。自分の言動と行動がおかしいとは思わんのか?
マジでなんなんだこいつはと久しぶりの嫌悪感が爆発し、それから1~2日くらいまともな会話をしなかった。
優しくいつも通り会話したら、くっついてきてしまう。 嫌悪感を抱いている奴からベタベタ触られると、鳥肌がたつくらいに気持ち悪くて無理なんだ。
怒りがすごくて何をどう話せばいいかもわからず、こんな子供じみた反応をしてしまった。
怖いのもあるよなぁ。怒るだろうし、大喧嘩になるか、納得しなさそう。
すまんな。
次あれば徹底抗戦してみよう
とりあえずその怒りは水に流したわけですが、私ほどじゃないにしても、妻も少し「おかしいな」とは思っていたらしい。
娘がテレビ見過ぎと泣き叫んでたのに、自分だけは当たり前のような顔してテレビ見まくってるのは都合がよすぎないかと。
娘が集中できる番組がEテレで全然やらないから、お前しか見てないのと同じなんだが。
おそらく息子の中では、今でもYouTube以外はテレビとしてカウントしてない。そのため、自分だけが多く見てるという意識はない。
YouTubeでなくてテレビなら何見ても何時間見てもOK。何の問題もない。でも娘は少しでもEテレ多く見てたら時間オーバーでアウト。
うーむ、クソすぎる。
もし次に同じようなことがあったら、徹底的に話してみよう。どの方向性で話せばいいか、考えをまとめておこう。
ルールの30分以外は絶対にテレビを見るなって言いたいわけじゃない。学童でYouTube見るなと言いたいわけでもない。
ただ息子に、お前の考え方はおかしくて、他で通用せんぞってことを伝えたい。
今回は、YouTube見られると期待したのに裏切られたから、あんなに怒ったってのもあるんだろうけども。
これまで顔色を伺いすぎたのは確か。おかしいことはおかしいと言っていこう。ぶすーっと怒らず、話すべきだったのだ。
受け入れてきたと偉そうにいうが、びびって逃げ癖がついている私がクソ野郎だった。それが結論である。
いや、かなり受け入れる努力したのはしたんだけども。理解はしつつも、全面的に受け入れなくてもいいこともあるよね、きっと。
はぁー少しはすっきりしたな。
ここまで読んでいただき感謝。
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