ステップファザーにできること

発達障害の娘とやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

最近の娘にあった、大事故になりかねない案件を反省する会

油断大敵だと痛感してるとんぼである、ごきげんよう。

 

自分で警戒できるならいいが、娘の場合はそれができない。周りのサポートする人が油断していれば、その分娘のリスクも高まる。

 

でも人間だから、ヒューマンエラーというものは存在する。正当化はしないけど。

最近あった笑えない案件

①乾燥シートを喉に詰まらせる

知人からの貰い物の、おしゃれなクッキーがありまして。

 

一個ずつ丁寧に包装されたクッキーで、袋の中に小さな厚紙が入っていた。1cm*1cmくらいの厚紙。乾燥剤の役割をしてるらしい。

 

これが袋の中でクッキーにベターっとくっついている。見ればすぐわかるけど、同化してて触っただけではわからん。

 

私が一人で食べた時、気づかず一緒に食べてしまった。なんじゃこれわかりづらいなと思った。

 

で、家族で散歩に行った時、休憩中にこのクッキーをみんなで食べた。

 

娘にてんかん発作があった直後というのもあり、少し冷静さをかいていた妻。娘にクッキーを介助してくれたのだが、その直後から娘の様子が変わった。

 

急に苦しそうな表情になって、自分で口に手を突っ込んでクッキーをかき出そうとしてる。

 

クッキー詰まらせたか!!??

 

こんな時はタッピングだ!!と、妻と二人で娘の背中をバンバン叩くが、何も出てこない。娘も苦しそうだけど、息はできている?

 

あーあー!!と何度か大声で喋っていたので、詰まっているわけではないのか?チアノーゼっぽい顔色の変化も見られない。

 

パニックになりつつも口の中を確認すると、喉ちんこのところにクッキーの厚紙がベターっとくっついていた。

 

相変わらず娘も苦しそう。

 

やばいやばい!!と、指を突っ込んでシートを剥ぎ取り……なんとか無事に生還した。

 

怖かった。妻が、とんぼはやることあるから一緒に散歩行かなくていいと言ってくれていたんだけど、一緒に行ってよかった。

 

あれは一人ではなかな厳しかったと思われる。もう少し奥の見えない位置にへばりついていたらどうしてたんだろう。救急案件か?

 

施設なら報告書もんの事故、原因と対策を考えたい。

 

まず悪条件が色々重なったのもある。

 

娘の発作直後で、妻の判断力が低下していた。娘も普段なら気づいて口から出してくれたはずだが、発作直後で気づけなかった可能性が高い。

 

そもそも、発作直後に何かを口にいれるのはやめた方がいいのか。娘の状態を見て介助続けたりもしたけど、しばらく間をあけよう。

 

またどちらにせよ介助する場合は、必ず口にいれるものを確認する必要があるのでしょう。口に入れたものは何でも食べてしまうという前提で介助せにゃならん。

 

食事介助は温度も咀嚼や嚥下も気をつけなきゃいけない。油断大敵だ、本当に申し訳ないことをした。

娘、頭をぶつける

つい昨夜の話。

 

就寝直前に軽い発作が何度かあった娘。本当に軽いやつ、数秒間焦点があわなくなるやつ。

 

あと何回かあるようなら、てんかん止めの座薬いれようかと相談してたところ……なんと今度は娘が後ろに大きく倒れた。

 

そこには壁があって、後頭部を強打。ほんわかムードだった我が家が騒然となった。

 

運良く大した怪我にもならず、何事もなく終えたけれども……怖いよね。急に倒れるから。

 

しかも寝る直前だから保護帽もかぶってないし、直撃してる。

 

普段倒れる発作がほとんどないこと。軽い発作が目立っていたこと。寝る前だったこと。いくつか理由があって、夜は保護帽使っていない。

 

うーん。保護帽って、そんなに頻繁に洗うものじゃない。それに外でも使っているから、我が家では清潔な風呂後には積極的にかぶせていない。

 

が、命の方が大事か。今は頭を打つリスクが高い状態だとして、風呂上がりも保護帽をかぶってもらった方がよさそうだ。

 

保護帽を定期的に洗う習慣身につけるか、家用を購入するか……とりあえず今は、風呂上がりもかぶせることにしよう。

失敗はする

というわけで、失敗を吐き出してみた。娘には悪いことをした。反省して、次から同じことが起きないように対策をとることしかできない。

 

幸い、命に関わらず本当によかった。

 

正当化をするつもりはないが、生きてれば事故はある。

 

私が子供の頃、1m50くらいの塀から足をすべらせて顔からアスファルトにダイブしたこともある。顔中血だらけになった。

 

傘をハンドルにかけて自転車で爆走してたら、傘が前輪にひっかかり、前方に大きく吹き飛ばされてアスファルトに叩きつけられ、さらに後ろから自転車が背中に落ちてきたて、十数秒息ができなくなったこともある。車道で。

 

それでも無事に生きてれば、対策がとれる。

 

ま……まぁ、私のは完全なる自己責任(親の責任もなくはないが)で、娘の場合とはまた違うわけだけど。

 

言いたいのは、命を失わずに学びを得られたことを感謝して、同じことがないように対策を考え、実行していきたいということです。すみませんでした。

 

ここまで読んでいただき感謝。

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