娘を無事に学校に送ったとんぼである、ごきげんよう。
短い時間でも娘から離れられることが、こんなにも気が楽になるのかと驚いている。
娘、ようやく学校に行く
4月も12日にもなるというのに、娘が特別支援学校へやっと今日から登校できる。
コロナでの学級閉鎖もあり、また息子の発熱で娘も休ませなくてはいけないのもあり、色々とタイミングが悪くて春休みが延びた。
お友達を攻撃するリスクが高いからとデイの利用も自粛してるもんだから、娘と一緒に過ごす時間がとんでもなく長い。
長い長い長い。
朝も5時から起きて暴れてる。一度起きたら絶対に寝ない。ベッドの上で足を振り回して引っ掻いて起こそうとしてくる。昨日も今日も一昨日も、毎日5時に起き出す。
一人で静かに過ごすわけもない。我々が5時に起きるわけないだろ。こちとらもうヘトヘトなんじゃ。
昨日なんかは私が朝から晩まで娘を見る予定だったのだが、限界を感じたよ。
朝、娘が静かにテレビ見てたもんで安心してたら、目を離した隙にズボンとパンパースを脱いで、下半身丸裸で股を全開でソファに寝っ転がってた。
カーテンがら開き、外から丸見え、というか外に下半身向けて股を広げている。むしろ見せつけている体勢。
おいおいおおいおいいいおい、何でそんなことになったんだ。通行人に見られたらどうするんだ??警察に通報されてもおかしくないだろ。
異常を通り越して、気が狂っとる。何だこの状況は。
やばいやばい!!とカーテン閉めて服着せたら引っ掻かれ、脱ぎ捨てられたパンパース片付けつつ……娘の位置的に、外からはギリ見えなかったのを確認して安心する。
一息ついて、こんなやべーことがあったと、付きっきりで見られない時はカーテン開けない方がいいかもと妻にラインしてたら、娘が隣でどばどばどばーとお漏らし。
くそ。これまでトイレはできてたはずなのに、尿意も感じなくなったのか!?
はかせたばかりのズボンとパンツ脱がせて軽く拭いて、抱っこしてお風呂場に。ちょっと待っててと声をかけて床のおしっこを拭いていたら、
向こうから全裸の娘がどたばた走ってくる。
やめろ!!!その足はおしっこだらけだろ!!!!こっちくんな!!!
待て待て待てと注意したら、それはそれで思いっきり引っ掻かれて、また強制的にお風呂に連行したらドアをバンバンバンバン。引っ掻いて引っ掻いてバンバンバン。
どうこの話、描く人が描いたら笑えるコメディ漫画になると思うんだけど。
デイの利用を控えるってのはこういうことなんだなと身をもって知りました。
1日暇だからどこか外に散歩にでも行こうかと思ってたのに、そんな元気は残っていない。
食事とトイレと風呂くらい面倒は見たが、ほとんどずっとテレビ見させてた。何も指示しなければ、攻撃されることもない。
この1週間、ずーっとべったりなんだ。自分から言い出したもんで文句も言わないけど、一緒にいる時間が長すぎて限界だ。これ以上はもう無理かもしれん。
家事も何も手付かずの、抑鬱状態に逆戻り。数日前のブログ見てごらんよ、あんなに家事に燃えてたのにね。
解放感がやばい
くそがくそがと、昨夜は妻とも喧嘩してしまった。
相談員へも現状を話して色々と動いてもらったが、デイへの意見が合わん。でも妻の方が理性的な見解ではある。私は感情的に怒っているだけだ。
今日も娘は久々に学校に行けるったってな。こんだけ疲れてりゃ何もできないなーと思って。朝ごはん中にテーブルガンガンされて、クソみたいな1日の始まりだわ。
どうせ朝送っても数時間後には迎え行かなきゃならん。おわってんなーと思いきや、娘を送ってから心が軽い軽い。
娘がいなくなると、喘息気味でばぁばんちにいる息子が急にかわいそうになってね。娘を送ったその足でドンキに行って暇つぶし用のパズル買ってあげた。
500ピース近い難易度高めのパズルはやったことないはずだから、少しは暇を潰せるのではなかろうか。どうせコロナで学級閉鎖だから外にもいけないし。
こうやって娘と短時間でも距離をおけるなら、デイがなくとも何とかまわりそう。9時-15時までフリーと考えると、継続して面倒見れるかもしれない。
……そう妻には言うんだけどね。デイがなかったら長期休みが無理だろ!!と何度も論破されている。
とんぼには無理だと言うから、こんだけ頑張っているのに役立たず呼ばわりされているようでムカつくのが本音ではある。が、客観的に見てみると、妻の言う通りだ。
二日三日ならいける。でも一週間以上は無理だ。一週間もたないな、娘をYouTube漬けのネット廃人にする自信がある。
まあ待て。まずは娘がいないこのひとときで心身を回復させよう。話はそれからだ。
嬉しかった言葉
余談として、じわじわと病みつつあるのも自覚してる。
薬の調整のために妻が病院に電話してくれたんだけど、看護師さんが言ってくれたそうなのさ。
「え!?じゃあ今はお父さんが一人で娘さん見てるんですか!?それは大変ですね、すぐに先生に知らせます!!」
こんな言葉が、涙が出そうになるくらい嬉しかったんだよ。わかってくれてありがとう看護師さん、あなたの言葉は生涯忘れませんって思ったよ。
ここまで読んでいただき感謝。
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