バレンタインと縁のないとんぼである、ごきげんよう。
小中はもらった記憶もあるが、その後は社会のレールを外れてしまってね。悲しい。
だが息子は青春を謳歌しているようで。
息子、ゴディバをもらう
昨晩帰ってきた息子が、さっそく見せびらかしてきたのがこちら。
ゴディバのチョコ。
見せびらかすというか、私にも食べていいよと一つくれた。娘にも二つあげてて、いいやつだなと思った。たっかいのに。
ゴディバの値段の高さとレア度を息子に解説しながら、こんなん普通もらえないよなと驚いてしまう。そういえば食べたこともない。
ありがたく一つ頂いたのはいいのだが、
「おいしい、お金の味がする」
とコメントしたのはいくら冗談でも良くなった気がする。ごめんなさい。
息子には言わなかったが、正直言うと貧乏舌だからか普通のチョコと何が違うのかわからなかった。美味しいけれど、値段ほどのチョコとは思えず。
まぁでもゴディバを食べたという経験が得られただけでありがたい。息子よありがとう。これで私もゴディバ経験者だ。
ガチな感じ
息子がゴディバをもらった相手は別のクラスの女の子だそうな。別のクラスの女の子が、誰も見ていない時に廊下でゴディバを渡してきたんだと。
同じクラスならまだしも、別クラスってのがリアルに好かれてるんだろうなぁと感じる。昨年度同じクラスだったようだが、もう2月だ。
1年以上前からずっと好きだったのかも。
さらにゴディバはうちの地域には存在しない。車で1時間以上離れたショッピングモールにしかないから、子供が簡単に手に入れられるものではない。何より高い。
よっぽどだわ。
んで息子は、オレのどこが好きかわからない、俺のいいところを考えても体力があることと鬼ごっこが強いことしか思いつかないと言っていた。
なんかかわいそうだったので、妻がめっちゃほめていいところ羅列してた。
私は褒めるのあまり好きじゃないので、毎日学校行ってることは誇っていいと、興味がないことを強制的に勉強させられるのしんどいし人間関係もあるし、当たり前に通い続けられるもんじゃないよとだけ言っておいた。
マウントとられつつ
さて、チョコをもらった息子は終始ご機嫌だった。
そして聞いてくるわけよ。
「パパは小学校の頃に何個もらったの?」
「パパも高いチョコもらえた?」
「スーパーに売ってるチョコもらったの?」
うるせぇ、ゴディバマウントとってくんじゃねーwと突っ込みながらも、私もマウントとっておいた。
「私はもう結婚して、バレンタインというイベントは卒業した。君とは違って、チョコで一喜一憂する時代は既に終わったんだよ」
そう、父はお前より遥かな高みにいるマウントである。
自分で言って笑ってしまった。
ちなみにバレンタインってことで妻もバナナケーキを焼いてくれた。
ベーキングパウダーとイースト菌を間違えたとのことで、むちゃむちゃした出来上がりで息子には不評だった。娘は食べてた。私も食べた。まずくはなかったよ。
また来年頑張ろう。
ここまで読んでいただき感謝。
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