ステップファザーにできること

発達障害の娘とやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

学校についても車から1時間降りないと噂の娘を送迎する話

眠いとんぼである、ごきげんよう。

 

昨日は色々あって私のメンタルも崩れて夜更かしをしてしまった。眠い。

 

しかし今日から私が娘の学校送迎担当になる。甘くみてたら大変なことになるぞ。

 

◆家族の紹介

娘、車から降りない

今まで娘の学校は義母が送迎してくれていた。そして妻が産休に入った2月ごろからは妻がやってくれて、その辺りから娘がおかしくなった。

 

学校についても車から降りない。絶対に降りないとのことで非常に評判が悪く、車から降りるまで40分とか平気でかかるとのこと。

 

さらに情緒も不安定のため担任や保険の先生とのやりとりも多く、なんと送迎に2時間近くかかるという。

 

妻が送迎してるからでは??と元の義母に送迎してもらっても、もはや1時間近く降りず、怒った娘が車のドアのパッキンをベリベリ剥がして修理行きとなった。

 

担任の先生が来てくれると降りるらしいのだが、先生も暇じゃないから。都合よく駐車場まで来てくれることがないし、そもそも娘が荒れてるんで登校時間を守ることすら厳しい感じ。

 

妻も妊娠39週目となったので、仕方がないから私が送迎することにした。今となっては年2~3回しか送迎しないから普通に緊張する。

 

それに考えるまでもなく大変な仕事である。

対策を考える

妻や義母から聞けば聞くほどに今の娘の送迎は大変でしんどいものだ。私ごときが無策で挑んだら地獄を見るに決まってるじゃないか。

 

そもそも家を出るのが大変なんだぜ、かなりヘビーな仕事である。

 

というわけで、徹底的に対策した。

 

まず娘を起こす前に全ての準備を終わらせ、起きたら一対一で対応できるようにした。

 

起こしてもベッドから動かない娘を無理に起こさず、うたを歌ったたり遊びながら布団を少しずつはぎとったりして何とか覚醒を促したり。

 

とにかく機嫌を損ねてはいけない。何がなんでもご機嫌で家をでなければならない。

 

無駄な動きなくスムーズに、時には絵本を読みながら準備を進めて出発。

 

助手席に座れないようにランドセルを置いていたのに、娘はランドセルを押し退けてまで助手席に座ってしまった。

 

まぁ仕方がない。ご機嫌なら助手席から移動させるのは悪手。スルーして出発。

 

車内では娘が好きな曲が流れるようにCDをすでにセッティングしていた。車で妖怪たいそう第一を大声で歌って踊りながらの送迎。

 

こうやって娘を盛り上げながら送迎するのは何年ぶりだ。娘が1年性の頃は毎日大声で歌いながら車送迎してたんだよね。懐かしい感覚だ。

 

んで満面の笑みの娘を横目に学校についたのに、すぐに娘の表情が曇ってしまった。怒りというよりは、学校に行くのがしんどいから降りたくない!!という感じ。

 

ここまでやっても噂通り降りないのか……ということで、カバンに仕込んでいたアンパンマン人形が顔を出す。

このアンパンマンに娘は惹かれたけれども降りることはなかった。ただ降りてもいいかな感は出てたので、抱っこすると拒否もなく降車。

 

かなりあっさりと降りて、先生に引き継いで送迎完了。5分で終わった。ちょろいな。

 

ちなみに鞄の中には絵本も仕込んでた。

右ポケットには娘が好きなDBカードも仕込んでた。

左ポケットには朝ごはんの残りのパンも仕込、さらに後ろのポケットには飴玉も仕込んでた。

 

ここまで用意しておけば車から降りないことはないだろう。二の矢三の矢を用意していたのに、まさか一手目のアンパンマンでKOとはね。

 

まだまだだな娘よ。

アイテムを駆使せよ

まぁ今日はたまたま上手くいっただけの可能性が高い。今まで何十分も車から降りずに手こずらせていたのだから、こんなに簡単に解決するわけがない。

 

明日はアンパンマンが効かないかもしれないし、暴れ回るかもしれん。

 

あとはやっぱ学校だから、飴玉とかそういう系で釣るのはちょっとまずいよなぁという気はしてる。ペロペロキャンディくわえながらはさすがにね。

 

念の為、明日からはもう何点か仕込んでおきたい。

 

娘を盛り上げていると、意外と介護で働いてたのが役に立っていると実感する。まさか子育てで介護の技術を使うとは思わなかった。人生わからんもんだ。

 

さて、数時間後には赤ちゃん生まれそう。コロナ対策で本人以外病院には入れないので自宅待機ではあるが、妻が地獄の苦しみを耐え抜いているのに寝てるわけにもいかん。

 

せめて私も起きておこう。無事に生まれることを願っている。では。

 

ここまで読んでいただき感謝。

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