切り替えたとんぼである、ごきげんよう。
昨日思いっきり愚痴を書いてしまった。しかしよく考えてみれば妻はまだ出産したばかり。体が重いのは当然で、何もしなくてもいい時期なのである。
そんな時期なのに今週は娘の風呂をいれただけでもすごいことだ。赤ちゃんの風呂もいれてくれてるし。謝罪したよ。
とりあえず私は私でできる限りのことをしようと娘の風呂担当に戻してもらった。今日からはまた夕方は私と娘二人きり。
赤ちゃんの沐浴も私が毎日やることにした。これくらいやらないとこの世界では生きていけないのだ。
沐浴はやりたいけど。
というわけで、最近わかった娘の生態を語る。
娘のストレスを減らす方法を考える
エネルギーを貯める
うちの娘は11歳になり、発達年齢は2歳半ではあるものの日常生活を送る上で最低限のことは自力でできるパワーを秘めている。
ただ疲れたり機嫌や体調が悪いと何もかもやらなくなる。
二人きりで過ごす時間が増えて、私が娘の支援をしないとお風呂も着替えも何もできないからめちゃくちゃ分析した。
そしてなんとなく判明したことのは、娘にはエネルギータンクがある。
デイから帰ってきてスムーズに風呂に入ってくれない時は、もうエネルギーが残っていない。着替えもそう、歯磨きもそう。
何かをやろうと声をかけて拒否するならへとへと状態だと考えられる。
何もしたくないエネルギーゼロ状態なのに、あれせえこれせえとプレッシャーをかけるのは逆効果、怒って当然だ。
そんな時は好きなことをさせてエネルギーを補充するしかない。
絵本を読んでもいい。絵を書いてもいい。一緒にテレビを実況してもいい。
ちょっとずつエネルギーが溜まったら、少し面倒なことでもやってくれたりする。
またすぐに枯渇するんだけどね。補充して使って補充して使って。イメージだけど、そんな感じ。
余談として、風呂の拒否がすごかったからめっちゃ絵本読んで盛り上げて笑顔を増やして、風呂にいくぞー!!と声をかけたら笑顔でついてきてくれてね。
やったぜと内心喜んでいたら、娘は脱衣室と風呂場の電気を意気揚々とつけて、笑って……そして逃げていった。
あれだけ絵本読んだのに電気をつけるエネルギーしか溜まってなかったのか……と軽く絶望した話。また絵本読んだよ。
大変ではあるよ。
ストレスレベルを見極める
最近は娘の表情と行動から、ストレスレベルがほぼ読めるようになってきた。これ以上進んだらやばいな……とか、今はやめた方がいいなとか。
怖い顔でまったく無反応の娘でも声かけしてみると、なんとなく喜んでるっぽい、嫌ではなさそうだなとわかる。
特にわかりやすいのが発語か。
娘はストレスレベルが高いと喋らなくなる。どんな絵本を読んでも喋らない。その中でも、絵本の終わりでは必ず「おしまい」と言うのにそれも喋らない。
つまり、「おしまい」を娘が言うかどうかが状態を判断する大きな指針と言える。
1冊目は無言、2冊目はぼそっと「……まい」という、3冊目は「おしまい」とはっきり聞こえて、4冊目は笑顔で「おしまい」と言う。
ここまできたらお風呂入ってくれるかな??とかね、レベルを見極めながら対応してる。
うまくいかないこともあるけども、お互い気持ちよく入るのが一番いい。
途中停止はNG
本格的に学校送迎を始めてわかったのは、娘は音楽を聞いていないようで聞いているということ。
おかあさんといっしょの曲を流して気分を盛り上げながら送迎してて、学校についたらすぐにエンジン切る。すると同時に音楽も止まるのだが……
最近気づいてしまった。
音楽が途中で終わるのが少し嫌っぽいのだ。すっごい嫌ではないぞ、少し、なんとなく気分が悪いような、満足はしていないような雰囲気がある。
ならばと今週から、今かかっている曲が終わるまで待ってからエンジンを切ってみることにした。
娘にとっても曲終わりだと、さぁいくぞ的なタイミングとしてわかりやすいらしい。非常にスムーズに車から降りてくれる。
気にしちゃいなかったが、こういう小さなこだわりもあるんだねぇ。
長い曲だと面倒ではあるから、1~2分の曲ばかり集めたベストアルバムを作りたい。
テレビはコントロールしづらい
最近は睡眠不足も解消され、少し早く起きるようになってきてる。1時間はさすがに相手できないから、やることやったらテレビを見せてる。
ただ、テレビは感情のコントロールとしては微妙だね。今日は学校に行こうと声をかけたら怒ってたもの。
例えば絵本の読み聞かせなら、家を出る時間に合わせて盛り上げて盛り上げて、非常にキリがいいところで終われる。
でもテレビはそうもいかん。
面白いところもあれば、面白くないところもある。うまい具合に娘のエネルギーが溜まってないこともあれば、明確な「おしまい」のタイミングも難しい。
飽きるほどテレビを見られるならいいけれど、そこまでの時間はないじゃないか。
そう考えれば、朝はテレビなし。軽く声かけしながら自分のこともやりつつ、学校にいく15分ほど前からがっつり絵本の読み聞かせをするといいかも。
テレビは楽だけどコントロールがむずいな。
継父でも信頼関係は築ける
最後に、継父の私でも娘との強い信頼関係が築けそうな気配がしてる。
昨日妻に怒って体当たりしていた娘が、流れで私にも攻撃しそうになって……手を止めていた。ギリギリで、こいつには攻撃しないでおこうと思ったのかもしれん。
わからんよ、たまたまかもしれないけれど。
ただ最近は夜に妻がいなくてもニコニコで寝るようになってきた。「ぎゅー」と言いながら頭をくっつけてきて、スマホのライトで天井影絵で遊んで、けらけら笑って寝てる。
いやね、私と娘は血も繋がってないし、娘にとっては絶対的な存在が妻ってのは変わらないとは思うんだ。これはもう絶対で、変わらないものだろう。
でも娘を全面的に受け入れる対応さえできるのなら、かなりの内側まで私を受け入れてくれるようだ。
こいつを多少は信頼してやってもいいかな、嫌なことしないし。
といったような。
より強い信頼関係があれば、お互いの関係性もおそらくいい方向に変わっていく。あまり考えたことなかったが……面白いな。きっと息子もそうなんだろう。
こちらが頑張るだけで何も変わらないと思っていたよ。
信頼を育むと考えると希望があるな。
なんでもやるよ
結局、泣き言いってても何も変わらん。妻のせいにして誰かのせいにしても、私の人生が好転することはない。誰も助けてはくれないし、損をするのは私なのだ。
だって私の人生なんだから。責任を取るのは私だ。
だから家族がうまく回らないなら娘のケアだってするし、息子とも仲良くやれるように全力で対応するし、もちろん赤ちゃんとも最大限同じ時を過ごせるように切り替えよう。
心身ともに健康で器の広い父ちゃんであればあるほどに、子供たちの未来は輝く。もちろん金も稼ごうぞ。
私は私にできることをやるしかないのだ。つまらないことで怒ってる場合ではない。
ふぅ。では、自宅を片付けたら初めての沐浴やってくる。楽しみだ。ふふふ。
ここまで読んでいただき感謝。
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