家事と育児と勉強に精を出すとんぼである、ごきげんよう。
勉強場所を探してたら新しい発見があり、テンションが上がったのでその報告である。
勉強場所を探す
勉強する時、以前は自宅で最適な空間を作り出すことに拘っていた。
しかし現実はなかなか厳しく、邪魔が多い。家族がいたら集中できないし、いないならいないで別のことに時間を浪費してしまう。
最大限集中できる空間をカスタマイズできるのが自宅の強みであるが、何でもできるのはマイナスに働く。
であればと、図書館で勉強することが増えてきてね。
人も少ないし仕切りのある勉強スペースがあるから勉強には最適。勉強してる人もちらほらいるし、他人の目があるのはやっぱいい。
何より座って勉強以外にやれることもないのが素晴らしい。
ということで、いつも地域の図書館にばかりお世話になっている。定期的に本も借りているのでヘビーユーザーだ。
問題があるとすれば図書館の定休日に行く場所がないこと。
スタバもいいんだけどね。お金使いたくないし、そもそもスタバで集中できる人って選ばれた人だと思う。
あの雰囲気で集中できるってすごいよ。私にゃ無理。オープンすぎるしうるさすぎるしで、周りが気になって仕方がない。
そこで今回、初めて最寄りの大学図書館を利用してみることにした。
この春からようやっとコロナ利用制限が解除されたとの朗報があってね。ちょうどいい機会である。大学入ったことないんで緊張しつつも突撃してみることにした。
大学図書館すごい
部外者が大学に自由に入っていいもんかと心配してたら別に大丈夫そう。利用許可もいらずに図書館にもすんなり潜入できた。
……いやー大学図書館すごいね、衝撃だわ。
人はそこそこいるにも関わらず、無音。空調の音しか聞こえない。たまにカチャカチャPCの音が聞こえる気がする程度で、座っている若者達も無言で静かに勉強してる。
足音を立てることすら憚られるような無音空間で笑ってしまう。
地域の図書館だとここまで静かなことはない。乳幼児や小学生もよくいるし、困っている高齢者へスタッフが何かしら説明してたりとか、うるさくはないが静かでもない。
それと比べて、大学図書館はまるで何かの試験を受けている時のような無音。
さらにだだっぴろい勉強するだけのスペースもあって大興奮。一つ一つが個別で仕切られてて周りから見えない設計になっていて、それが100席以上ある。
地元にこんなGoogleみたいな、パフォーマンス向上のためだけに特化した空間が存在したのか。
そこそこに勉強してる人がいるのに、それでもやっぱりほとんど音が聞こえない。たまにページを開く音がするくらい。
さらにさらに許可を取れば、個室の勉強スペースもレンタルできるようだった。学生だけかもしれん。
またサイレントエリアと言われるキーボードや電卓等の音すら立ててはいけない部屋も発見した。
えぇ……大学生ってこんな神がかった空間を提供されてるの??
あるところにはあるもんだねぇ。勉強のためだけにここまで金を使ってるのか。すごすぎて圧倒される。カルチャーショックだ。
もちろん本棚に並ぶ書籍も専門書が多くて胸が震えたぞ。ヒルガードの心理学もあって嬉しかった。旧版だけど。
やや気になることもありつつ
気になったことといえば、やはり大学生がメインなことか。
今回思いつきで行ったもんで、もう少し身だしなみを整えないとアラフォーが混じるのはちと場違い感があった。
若作りするんじゃなくて、せめて外用の格好をしたい。ダイエットもしなければと思わされた。おじさんである。
あとは静かすぎるってのが逆にどうなんだろうと思わなくもない。
周りの音がしないのは素晴らしいけれど、逆にいえばこちらも音を立ててはいけない。電卓もPCもぽちぽち静かに押すし、少し咳払いするのも気が引ける。
周りも集中してる人ばかりだから、邪魔しちゃいけないって意識が邪魔やよね。
逆に周りにこれだけ集中してる人がいるからこそ「私もやらねば!!」となるわけだから、勉強空間としては全然あり、というか素晴らしい。
ということで、ちょっとした勉強スペースがあるといいなーと軽い気持ちで行ってみた大学図書館が、勉強のために最適化された空間で衝撃を受けた話であった。
少しパワーを使うので、地域の図書館が休みの時だけ利用していくことにしよう。
では、今日も今日とて頑張ろう。
ここまで読んでいただき感謝。
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