ステップファザーにできること

発達障害の娘とやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

子供にイライラしてるなら無理に遊ばず休んでた方がいい話

息子とクレヨンしんちゃん映画を見てきたとんぼである、ごきげんよう。

 

それなりに面白い映画であった。ただ我々の動き方がよくなくて、映画の面白さが半分以下になってしまった。

 

最終的に丸く収まったんだけども、無理に子供に付き合わない方がいいこともあると学んだ日。

 

◆家族の紹介

妻、怒る。

昨晩、妻と息子はまた険悪ムード。最近多い。

 

聞けばしょーもない……いや、本人たちから見れば重要な話だったのだろう。夏休みの宿題についての喧嘩。解答を見るか見ないか。

 

息子が妻に怒鳴り散らしてガンガン床蹴っていつものように怒り、妻は聞き流していたというが。

 

夜に二人が一緒にいると、どちらかといえば妻の顔の方が怖い。

 

息子は完全に切り替えていた。いや、忘れている?友達と遊んでテレビを見たことで怒りが風化したのか、穏やかだった。

 

そんな息子でも妻の機嫌が悪いことは察知してるようで、こう言ってた。

 

「ママって昨日何かあったの?すごく疲れてるみたいだけど」

 

なんだろうね、赤ちゃんが最近長時間寝てくれないから疲れているんだと思うよ。

 

さて、本日は息子と映画を見に行く日。妻も赤ちゃんを連れて一緒に行きたいと言い出した。映画は見ないが買い物はしたいんだと。

 

映画館は遠いし、妻も怒ってるし赤ちゃん連れていくのも大変だし、正直言えば行かなくてもいいかな?行かない方がいいかな?と何度か断りをいれてみたんだけども。

 

絶対に行くというから。

 

妻も息子と(赤ちゃんとも)楽しい時間を過ごしたいと思っているのだろう。その気持ちを無下にするわけにはいからないからね。

 

本人が行くというなら任せよう。私は私にできることをやるだけさ、と言った感じで当日を迎えた。

妻、マジでやる気ない

一晩明けたら妻は元気になってるかしら??と思ったら、普通に顔が怖い。声も怖い、めっちゃ怒ってることが一瞬で察知できた。

 

……もう行かない方がいいんじゃない??と口から出かけたけども、言わなかった。息子もいるしあまり行くな行くないうのもあれだし。

 

妻と会話ができない息子は私のところにやってくる。二人で色々と喋りながら準備をした。上映時間に間に合わないぞいそげいそげーって。

 

しかし妻がマジでやる気がない。

 

機嫌が悪いし気分も悪そうだし体調も悪そうだし、ゆっくりゆっくり準備して、我々が急いでいるという横でお味噌汁が飲みたいと言い出すようなマイペース。

 

息子にもあれこれ指示を飛ばすから空気は最悪である。

 

しかも赤ちゃんや娘の準備もせんといかんから、まあ時間が押して押して、予定より1時間近く過ぎた。おっそい。

 

高速で行こうかと提案したが妻に断られる。間に合うから乗るなと。ふーむ。

 

そして車内でも妻は一言も喋らない。しゃべるとしたら、運転席の私へエアコンの指示のみ。寒いから小さくて、もっと強くして、二段階下げて……etc

 

バックミラーに映る顔は本当怖い。隣に座ってる息子も、妻がこんな感じだから一言も喋らない。

 

盛り上げるような空気ではなく、無言で地獄の車内だった。

映画の面白さが半減する

妻のやる気がなかったこと、また高速に乗らない選択したこと、一度道を間違えたことで映画館の駐車場についたのが上映開始時間。

 

もう次のにした方がいいのではないか?こんなギリギリで入るより、余裕を持って見た方がよくないか?

 

と提案するが妻に断られる。急いで走っていけ、今見てこいと。

 

うーん。息子も最初見逃すくらいなら次のがいいというが、とりあえず間に合うかもしれないから行くだけいってみるかと、二人で走って映画館へ。

 

本来なら割引価格(1000円引き)で見られるはずなのだけど、急いでいたもんで割引券を探す余裕もなく高い金を払う。急ぐとこんなことになる。

 

必須のポップコーンとジュースを買って、走ってシアタールームへ。

 

そしたらもう映画の本編が始まってやがるんだよ。

 

私はトイレがしたくてねぇ。本当は上映前に行きたかったのだが、絶対に間に合いたい息子が一人では席がわからないと言うから一旦は付き添わないといかん。

 

映画が始まって満席の中、人々が座る椅子の隙間を申し訳なさそうに通って自分達の席について……

 

そしたらもう、トイレに行く勇気は出なかった。

 

上映開始してから入ってきた邪魔な私がだよ、今目の前通って入ってきたくせにまた人前を通ってトイレにいくのは申し訳なさが勝ってしまった。

 

しばらく動かないでおこうと、トイレを我慢しながら見始めた。

 

映画中、8割くらいはトイレのことを考えていたかもしれない。大丈夫かな……と。まっったく集中できん。

 

結局最後まで我慢できてしまったし意外と余裕だったんだけども。

 

映画を作った方達に申し訳ないくらい、最悪のコンディションで鑑賞することになってしまったな。

 

映画は面白かったし、息子もゲラゲラ笑ってたのに、なんかこう、すっごく損した気分だった。

 

映画も集中できないし無駄金も使うしで、急ぐといいことないね。

妻、切り替える

映画終了後、合流した妻は買い物によって多少は切り替えられたようだった。

 

息子に何かしら話しかけて和解し、その後は仲良さげでご飯も食べて、何とか夜まで笑って過ごしていた。

 

めでたしめでたし。

教訓は

何がめでたしだよと書いてて笑ってしまうな、全然めでたくねぇw

 

いやね、こうやって書いたら妻が悪く見えるとは思うんだけど、私もたまにやるんだよ。

 

子供たちが受け入れられない、嫌悪感がすごい、もう遊びたくないしお金も使いたくないし、楽しく遊べる気がしない……って時がある。

 

でもほら、事前に約束したら約束は守りたいし、妻が一人で子供たちを見るのは大変じゃないか。

 

家族の時間を大切にしたいし、ここは何とか我慢してでも行くべきだろう!!って思っちゃう。

 

今までもそうしてきたし、私のせいで空気が悪くなったことも何度もあるはず。

 

今回、妻を見て気づいたよ。

 

子供にイライラして嫌悪感が爆発した状態なら、無理して一緒にいるより家で休んでてくれた方が家族全体にとってプラスであると。

 

自然公園みたいにリフレッシュできる場所なら全然ありだし、むしろ行った方がいいけれども。

 

長時間のドライブは……ちょっときつかったな。色んな意味でダメージの方がでかい。

 

買い物でリフレッシュできたからいいのか?いや、にしては犠牲にしたものが多すぎる気がする。

 

妻を無視して高速に乗りゃよかったか。妻を無視して映画を次の回にまわせばよかったか。

 

結局、妻の指示に従った私の判断ミス。色々な意味で妻が怖かっただけである。途中から何もかも妻のせいにしたい気持ちも強くなってきてた。

 

妻のせいにしてりゃ楽なんだが、それは違う気がする。妻の指示に従わない選択をする勇気がないだけか。

 

いやぁ、子供たちとの関係性が修復したら毎回出てくる妻の壁、今まさにぶち当たってる感がすごい。

 

今まで乗り越えられたことないからな。

 

認知行動療法57日目

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