対策済みとんぼである、ごきげんよう。
毎日息子のあまり良くない部分を書いているから、現実はさぞ険悪なムードかと思うでしょう?
いやいやそんなことはない。息子との歴史の中で言っても、現在の親密度はかなり上の方。よく喋るし笑ってるし遊ぶようにもなってる。
過去の失敗も踏まえて遊ぶ量をセーブしてはいる。間違っても一日中遊ぼうなんて誘い方はしない。抱えきれなくなるから。
順調だなとホクホクしてたら、やってきたぞ、悪夢のベタベタが。
やってきました久々の
少し前に書いた通り、息子のベタベタコミュニケーションが受け付けない。本当に受けつけない、無理だ。
もし息子を完全に100%、心の底から受け入れることができたのなら、もしかしたらベタベタされても何も感じないのかもしれない。
純粋無垢な赤ちゃんならベタベタしても何も感じないのなら、息子にだって何も感じなくなる可能性はゼロではない。
いや、でも本能的な嫌悪感なんじゃないの?これって訓練で解決するもんなのか?
どちらにせよ、完全に受け入れることがそもそも無理難題だ。ちょっとした発言は許容できても、すべてを受け入れるのは無理。
今まで6年間やってきて無理だったんだから生涯無理まである。
だからこそ対策を考えてから1ヶ月、その時はやってきた。
抱きつかれるとんぼ
昨晩、義実家で夕食をご馳走になっての帰る直前のこと。
テレビもついていない、少しまったりした時間で翌日の予定を話し合っていた頃。
息子が私の周りをうろうろしだしてね。
突然、背中に抱きついてきた。
キタ―――(゚∀゚)―――― !!
懐かしのAAが飛び出すくらいにはきたー!!って感じだった。
ほんと久々だよ、何ヶ月ぶりだろう?やっとここまで関係性を修復できたか。
ぶわあああっと全身の毛が逆立つ感覚がありながも、少しだけ親子の信頼関係が取り戻せたことに喜びを感じる。
そうだ、ついにこの時がやってきたのである。
突然後ろから抱きついて耳元に顔を近づけてふーふーするやつである。
キタ━━━━\(゚∀゚)/━━━━ !!!!!
……
キターというか、ひいいいいいいいいいいいって感じなんだけども。
思い出せ思い出せ思い出せ、確かブログになんか書いたよな、後ろから抱きつかれたら何らかの方法でベタベタを回避するって決めたよな。
なんだっけなんだっけ。
そうだ!!投げとばしてお腹ぐりぐり遊びに切り替えるんだった!!
思い出した瞬間に、背中に抱きついている息子を後ろ手にがっとつかんで、前方に優しく一本背負いの要領で転がして寝かせ、そんでお腹にグリグリパンチ。
息子はきゃっきゃっきゃと笑って楽しそうだ。よしいいぞ。
グリグリをやめると、ニヤニヤしながらまた息子が周りをうろうろし始める。見ないふりしてたら当然のように背中に抱きついてくる。
……その瞬間に首根っこ掴んで前方に転がしてお腹をグリグリ。
きゃっきゃっきゃと笑って、一旦離れる。
といったことを3~4回繰り返したら、満足したようでその後はくっついてこなかった。
耐えられない地獄の時間を楽しい遊びの時間に変換できたな!
悪くない対策だったと言える。成功した。
だいぶ回復した?
最近は一緒にゲームしたり、プログラミングしたり、海にも行ったしアニメの話やゲームの話もすれば、息子の話も聞いている。
勉強しろなんて一言も言わない。中学受験のこともまったく気にしていない。困ってるなら自分から言ってくるだろう。
干渉しないから喧嘩もない。明日はクレヨンしんちゃんの映画まで見にいく回復ぶりだ。
ちょうど2ヶ月前のブログがこれだから。
地味に認知行動療法が効いてるのでしょう。この日から毎日欠かさずやって、既に15時間以上やってるよ。我ながら頑張ってるよ。
うむ。
というわけで、ベタベタが出るほど関係性が回復したことをとりあえずは喜びたい。
あとはやっぱ息子への嫌悪感がいくら改善されてもベタベタは無理だわ。半径1m以内に入らないで欲しいぞ。
追記:さらに数ヶ月後にベタベタを乗り越えそうな話
認知行動療法56日目
筆記開示 +20分(累計960分)
7つのコラム +1(累計56)
ここまで読んでいただき感謝。
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