特別擁護老人ホームで働いていたとんぼである、ごきげんよう。
特養といえば要介護3以上の高齢者が集まる老人ホームであるが、重要な仕事に見守りがある。
その見守りを自宅でもやってる感がすごい。これを書いてる今もそう。
見守りは動けない
私がいた特養は古い施設。ユニット型の最新のものではなく、利用者は日中いつもホールに集められていた。
寝たきり全介助の方もいれば、杖を持って歩く人、腕を支えれば歩ける人、歩けないけど立ち上がる人など様々なレベルの方がいる。
当たり前なんだけど、必ず誰か1人はホールで見守りせんといかん。
利用者の1人がトイレに行きたいと言っても、すぐには連れて行けない。なぜなら他の利用者を見守る人がいなくなるからだ。
目を離してる間に転倒する人がいるかもしれないし、食事中なら誤嚥するかもしれない、レク中なら異食があるかも。
とにかく誰か1人、ホールを見守る人がいなければその場を離れられない。
だから基本的には2人1組体制。1人がトイレ対応やオムツ交換、ベッドからの離床などパタパタ動き、もう1人はホールで見守り。
もしホールで何か動きがあれば、もう1人を呼んでから対応する。待つしかない。
落ち着いてスタッフが2人ホールにいる時も、その場を離れるなら
「◯○するんで離れます」
と必ず相棒に声をかけてからホールを出ていく。
何度も書くが、必ず1人は見守りが必要である。ホールを離れるなら声をかけてくれないとお互いに困るのだ。
……というのが特養で働いていた時の記憶。相方は声の届かないとこにいる場合もあり、見守りはかなりやりづらかった。
トイレに行きたい人たちを待たせるのかわいそうだし、かと言って好き放題動いてもらったらとんでもないことになる。
見守りは気を張るよねぇ。保育園もこんな感じなのかも。
今もやってる
それが最近気づいてしまった。
我が家でもまったくおんなじことをやってるじゃないかと。
今現在も、娘がソファに座ってて赤ちゃんはベッドで遊んでる。
この2人を見守りなく放置することは絶対にできない。赤ちゃんがおもちゃを落として、それに娘が怒ってひっかくなんてことがあるかもしれない。
もちろん娘にはてんかんもあるし、赤ちゃんも何かしらトラブルがあるかもしれない。
だから妻が風呂に入ってる間、私はリビングから動かない。一切動かず、ベビーベッドの隣に座って、娘と赤ちゃんを見ながらパソコンぽちぽちしてる。
妻がリビングにやってきて、暇そうにしてたら声を掛ける。
「ちょっと離れようね」
……
介護職時代とおんなじことやってんなーと最近よく思うよ。
ちなみに、娘と息子の2人も見守り必須。放置してたら殺し合いが始まっている可能性がある。
あと息子と赤ちゃんの2人も見守り必須。
危ないから親が見ていないところでは赤ちゃんを抱っこしないようにと何度言っても、抱っこしようとする。
といった感じで、子供が3人いて、どの組み合わせも見守り必須である。
「少し離れるよ」
毎日言ってるわ。
でも赤ちゃんがいるなら
などと過剰な感じで書いてしまったけれども、赤ちゃんがいる家ならこんなもんかもしれない。
ただ最近見守り仕事が多いなと、介護職の時もやってたなーと思っただけのしょーもない話。
今日は息子とたくさん遊んだので、ぐっすり寝られそう。ではでは、明日も頑張ろう。
◆生活改善記録
認知行動療法95日目 筆記開示 +20分(累計1585分)7つのコラム +1(累計95)
睡眠改善24日目 就寝前スマホ制限 +1(累計22) 食事制限 4日目 +1(累計4)
ここまで読んでいただき感謝。
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