子供の教育を考えるとんぼである、ごきげんよう。
昨日書いたブログ、何でこんなことになったのかと少し考えてみたのだが。
親の呪縛かもしれん。
父の愚痴を言う母
生前の父は、癌の闘病生活に入るまでは借金三昧の昭和親父であった。累計して数百万どころではない借金があった様子。
母は夜勤夜勤で疲れ切って、居眠りで事故るくらいに働いて、親戚にも頭を下げて何とか借金を返済している。
父は給料が少ないのに酒もタバコも飲みに行くのもやめないで大量の買い物ばかりしてくるから、母の怒りも相当なものだったはず。
そして我慢できなかった母は、子供たちに父のことを愚痴っていた。
父が亡くなって7年経つ今でも母は涙を流しながら父の借金苦労話をする。
でまぁその母の愚痴攻撃にもっとも付き合わされたのが一番上の長女である。末っ子の私が知らないところで、それはそれはリアルな愚痴を聞かされたことでしょう。
当然のように悪影響があったようで、姉は相当に父を嫌っていた。うるさい、黙れと怒鳴るはいい方で、基本は無視。舌打ち。
姉は姉で父の文句ばかり言ってたし、亡くなってからも父は地獄に堕ちて当然だと言う始末。
だいぶ前に書いたような。なんかやる気が滲み出てるブログで見てて恥ずかしい。
姉にとって母親は同姓だし、何より母親だから。唯一無二の存在が文句を言いまくっていた父を好きになれるわけない。
母から見た父はクソ野郎だったのかもしれないが、だからと言って子供に愚痴っていいとはならない。
それとこれとは話が別である。
とは言え、父の借金を返す生活は筆舌に尽くし難い苦行だったはずだ。母を責めるつもりは私にはない。
母の周りには愚痴れる相手がいなかったのだ。ネットもないし。子供に愚痴ることで精神を保っていたのだろう。
だから愚痴っていいとは言わないけども、一家心中コースの可能性が少なからずあったと考えると何とも言い難い。
姉は母の軌跡を辿る
そして今、母と同じことを姉は子供(私の姪っ子)にしている。
離婚した元旦那のことも良くは言ってないだろうから、姪っ子がパパ会いたいと言い出すことはまずないだろう。
母についても姉自身が「うるさい」と煙たがっている。だから姪っ子が影でババアと呼ぶのを許すどころか、姉も母をババアと影で呼ぶ。
義理の母に影で文句を言いまくってるのもそうだ。これでは姪っ子が懐くはずもない。
母から愚痴を聞かされてきた姉にとって、気に入らない相手の文句は言うことも、子供に愚痴ることも当然の行為なのかもしれない。
何度も書くけれど、他人をどう思うかの判断はそれぞれの自由だ。
ただそれを子供に言っていいかは話が別。親の大きく偏った価値観を、判断力が未熟な子供に刷り込むのは教育上褒められたものではない。
あいつは馬鹿だ。
あいつはうざい。
あいつは恥ずかしい。
普通に考えて……というか考えなくとも、子供に陰口を言うことがプラスにならないのはわかりそうなもんだが。
母が子供に愚痴っていた呪いはそう簡単に消えないことの証左か。それが今母に返ってきていることを考えると、因果応報というやつなのかもしれない。
そしていずれは、姉にも返ってくるのでしょう。
面白くもないし非生産的な話だね。
配偶者に限らない
つらつら書いてきたが、そもそも親や配偶者に限らず他人の悪口(陰口)は言わないほうがいい。
芸能人だろうがその辺を歩いている知らない人だろうが、悪口を言って子供に何か好影響があるのか疑問だ。
何のために子供の前で陰口を言うんだろう、正直理解できない。意味がわからない。
親がそうしているように、子も人を見下すようになるだけではないのか。
まあ人それぞれ見えてる世界が違うから一概には言えないけれども、それにしたって子供の前で文句は言わないのは当然の感覚だと思っていた。
そういえば、昨日のブログ読んだ妻が「やばいよこれ、ブログに書かないほうがいいんじゃない?」と苦笑いしててね。
確かに……子供と一緒に母&義母の悪口を言う教育、聞いたことないな。
姉の教育は相当イカれてるのかもしれん。だからと言って何ができるわけでもない。もはや年に数回しか顔を合わせないのだ。
私は私の家族を守ることに集中しよう。とりわけ愚痴には注意したいところだ。
◆生活改善記録
筆記開示132日目 +5分(累計1895分)7つのコラム+1(累計132)
食事制限 38日目 +1(累計34)
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