ステップファザーにできること

発達障害の娘とやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

自分以外のプレゼントも勝手に開ける息子(小4)の話

嫌な予感が的中したとんぼである、ごきげんよう。

 

予感というか、これまでの経験則か。昨晩からモヤモヤして、今朝早々に目が覚めてからプレゼントのことで不安がすごかった。

 

子供たちがクリスマスプレゼントを見つけて、とてもじゃないが幸せな結末を迎えるとは思えなかったのである。

 

結局、まったく面白くないクリスマスになったわけだが。

 

◆家族の紹介

クリスマスプレゼントの朝

本日は日曜日。家族はゆっくり寝ている中、娘だけが起きた。そこそこ明るい時間ではあったものの、みんな寝てるし娘も落ち着くんでドライブに行くことに。

 

娘は玄関に置かれたクリスマスプレゼントに目もくれず。まぁ帰ってきてから一緒に開封したらいいかと車に誘導。

 

娘を車に乗せて荷物を取りに家に戻ったら、ちょうど息子が玄関でプレゼントを見つけていた。

 

うちは妻の意向でサンタさんが存在する説をまだまだ推しているため、あぁプレゼントきてたんだよかったね的な、何も知らない風を装った。

 

息子は自分の欲していたゲームがきてたと報告してくれてね。喜んでるなら何よりである。

 

で、しばらく目を離した隙に、息子がなぜか娘のクリスマスプレゼントをラッピング袋から取り出して、おもちゃの箱を開封しようとしてる。

 

え、え、ちょっと待って。それ娘のプレゼントじゃないの?

 

焦って止めると息子は「あぁそうなんだ」と言って開封をやめた。

 

ここで少し引っかかる。そもそもプレゼントはギフトラッピングをされていた。

 

娘・息子・赤ちゃん用と三つに分けてラッピング済み。息子は自分がお願いしたゲームを見つけていたから、他二つは息子のものではないのは明らか。

 

袋に名前を書いていなかったので、自分のプレゼントを探すためにラッピング開封まではまあいいとしようよ。

 

でも明らかに自分のではないプレゼントの中身にまで手をつけるのはなしだろ。しかも娘がその場にいないのに。

 

うーん。

 

しかし寝起きだし頭回らないし、モヤモヤしつつもあんまり焦って何か言うもんじゃないなと思って、とりあえずスルー。

 

妻も赤ちゃんも起きてきて、少し盛り上がりを見せつつ。

 

まぁまぁいいかと少しその場を離れたあと、次に見た息子は赤ちゃん用のギフトラッピングも無言で開け、何も言わずに中に入ったプレゼントを開封していた。

 

赤ちゃんは少し離れた場所にいる。その赤ちゃんを気に掛ける様子もない。黙々と開封してる。

 

ここで、さすがにこれちょっとおかしいよなと確信する。

 

なぜこいつは我がもの顔で他人のプレゼントを開封してるんだろう。

 

うん。まぁこれが嫌な予感の正体だと思うよ。似たようなことが過去に何度もあった気がする。何でそんな行動に繋がるんだろう??という不快感。

 

一応、妻にも確認しようと思いまして、息子は勝手に娘や赤ちゃんのプレゼント開けてるの?これおかしくないか?と聞いたら、その通りだと。

 

こういうのは早々に一言物申した方がいいと判断。他人のプレゼントを許可もなく、勝手に開けるもんではないと伝えよう。知らないかもしれないから。

 

とはいえ伝える前の大前提として、プレゼントを息子が開けたという言質をとることにした。

 

そしたらあとはスムーズだ。

 

そうか、開けたのか。まあ興味があるのはわかるよ。ただプレゼントをもらって開ける時も楽しい時間なんだから、それは本人にさせてあげようよ。

 

とか。こんな感じでいいんじゃない?これなら後腐れなく、お互いに楽しいクリスマスが過ごせるはずだ。

 

よし、と気合を入れて息子に話しかけた。娘のプレゼントのラッピングを開けたのは息子だよねと。

 

すると予想外の返事。

 

「え?オレじゃないよ」

 

いやいや、朝起きて息子しか触っていないはずだよ。息子以外で誰が開けるのさ、と妻も参戦すると息子もヒートアップ。

 

「オレじゃない!最初から開いてた!」

 

……雲行きが怪しい。そもそも前夜に準備したのは私だ。ラッピングを開けるとかそんな面倒なことするはずはない。他の家族が夜間に開けることもない。

 

ただサンタが持ってきたことになってるのが面倒で、昨晩は開いてなかったと断言することはできず。

 

というか息子以外でマジで一体誰が開けるんだ。プレゼント見つけてすぐ開けたんじゃないの。忘れてるだけじゃないの。

 

それにこんなところで引っかかる話じゃない。単に他人のプレゼントを勝手に開けないようにと伝えたかっただけだったのに。

 

でまぁなんやかんやあって、最終的に息子は怒鳴っていた。

 

「だからオレは開けてない!!勝手に決めつけるな!!」

 

しんど。

 

何度も書くが、袋を開けた開けていないの話は本題ではなかった。

 

だから別に息子を責めていないこと、息子が開封していない可能性もあること、ただプレゼントは本人が開けて喜んでる姿が見たかっただけだよなどなど、簡単に話して打ち切った。

 

娘のプレゼントの箱を開けようとしてたとか、赤ちゃんのプレゼントも勝手に開封してるとか、そういうところも含めての話だったはずが。

 

そもそもラッピングを開けていないと出鼻をくじかれて、怒鳴られて終わった。

 

今思い返すともう少しマシな流れにできそうなもんだが、何でこんなことになったんだろう。

その後

それから娘と1時間ほどドライブに行った。息子の言い分も考えて、どうしたものかと思案しながらのドライブ。

 

まぁまぁクリスマスだし、今日1日ぐらいは楽しい日にしようと決意。

 

帰宅すると娘のプレゼントの開封の時間。妻が再度ラッピングしてくれてた。娘も喜んで袋開けて、おもちゃの箱が出てきて、娘が喜ぶ。

 

そこに息子もやってきた。

 

細かい作業ができない娘は、息子に対して箱を渡して「あけてー」と頼んでいた。

 

頑丈そうな外装だし、しっかり梱包されているから娘には難しい。こうやって本人の許可を得た上での開封なら何の文句もない。

 

と思ったら、息子は箱を破り捨てるような勢いで開け始めた。というか実際にやぶいて開けた。

 

人のプレゼントの箱をここまで乱暴に開けるもんか?amazonの段ボールじゃあるまいし、もうちょっとこう気遣いはないもんか。

 

で、妻が丁寧に開けられないもんか的な注意をすると、息子はぶちぎれた。

 

「オレは丁寧に開けようとした!!難しかったからできなかったんだろ!!」

 

うん、ここで完全に今年のクリスマスを諦めたね。

 

その後は息子がもらったゲームを一緒にやることになってて、でももうしんどいじゃん。ゲームとかする気分ではないじゃん。

 

それでも一応やったけれども、お通夜みたいな気分だった。何が面白いんだ。

妻とティルトモード息子

最後にドライブ中に気づいたこと簡単にあげる。

 

まず息子が完全にティルトモードに入っている。

 

簡単に引用

ティルトとは、ポーカーの専門用語であり、「頭に血がのぼった状態」「正気ではなく、合理的な判断ができない状態」などを指します。

ティルトとの向き合い方 - ポーカー上達へのヒントより引用

 

何と言うか、何が何でもお前の言うことは聞かん!!みたいな感じ。妻に対してあまりにも短絡的に大声出すことが増えた。

 

妻の言い方に改善点はあれど、発言単体で見るとそこまで怒鳴られるほどではない。おそらく積もりに積もった息子の不満の蓄積が怒号に繋がっているものと思われる。

 

これを解消するのは骨が折れそうだ。妻が真っ当な注意をしたとしても、今の息子が受け入れることはないだろう。

 

妻と息子の間に確執があるのは大前提としつつも……息子が怒鳴ることに味を占めた感もある。

 

怒鳴り散らせば誰もが黙る。ウソでも非論理的でも怒鳴り続ければ真実になる。

 

これが衝動的に怒鳴らずにいられないのか、極めて冷静に目的を遂行するために怒鳴っているのか、どっちなんだろう。

 

何が言いたいかと言うと、私にも息子の怒声がめっちゃ効いてる。

 

あぁ大きく脱線しとるね。

 

とりあえず喧嘩はさておき、プレゼント周りの息子の行動全般から感じる違和感が半端じゃなかったという話。

 

自己中心的?利己的?他者をないがしろにしている?自分さえよければいい?

 

色々言い方はあれど……ただ嫌な予感がしてたってことは、こういう感じになることを何となくわかっていたんでしょう。別に驚いてない。

 

認知行動療法やって寝ます。メリークリスマス。

 

ここまで読んでいただき感謝。

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