苦しむとんぼである、ごきげんよう。
少し前に息子への嫌悪感を克服したと偉そうに書いたら、数日後に今日は普通に苦しんでいる。
処理できない苦しみが襲ってきてる。こりゃどぎついな。愛着障害ここに極まれりだ。
参った。
苦しい
家族が家族をないがしろにすると、寂しい感情が溢れてきて嫌悪感へと変貌する厄介な心の動きがある。
しかしそれもリフレーミングとマインドフルネスにて乗り越えた。心に愛が溢れ出す。
いいね、愛着障害を克服したな!!とほくほくして、もっと家族のために時間を使おうと決めた。
私が彼らの安全基地にならなければ、と。昨日今日なんてほとんど娘の対応は私しかやってない。
我ながらの神対応なので娘との関係性は改善するばかり。それでも攻撃はゼロにならん。突然蹴られて引っ掻かれて殴られて。些細なことで攻撃は飛んでくる。
しんどい。でも私が1番上手く対応できるのは間違いない。殴られてもよっぼどでないと怒らない。
対応も改善しながら様子を見てる。今朝もドライブ行って仲良くやってる。
……多分、これがよくなかったのかな。
重度の障害児で暴力も振るう娘の対応って、それはもう神経を使う。だっていつぶん殴られるかわからん。いつ物を投げるかもわからん。
体と心の痛みに耐えて、感情も爆発させるわけにもいかん。怒るのは逆効果だから冷静に処理せんといかん。
しかし妻に対応させたらすぐにブチギレだ。妻は殴られたらすぐに怒る。許さないことが当然だといった態度だ。
娘は怒られたら火に油で、暴力行為はエスカレートする。
これでは対応は任せられんだろう。だから私がメインで娘の面倒を見るよと言ったのはいいが。
妻は「それがいいね」という。「もう頑張らなくていい?」って。
……いや、自分で言っといてなんだけど、それがいいなんてことは絶対にないし、頑張らなくていいなんてこともないよ。
誰の子供だよって普通に思うし、対応改善できるならしてほしいよ。改善しないからこその苦肉の策なのに。
でもこれが娘にとって良さそうだから仕方がない。他者は変えられない。提案したのも私だし、これが一番いい。
そう思ってたんだけど、心がついていかんか。
無理そう
ブログ書きながら自分の感情に気づくよね。
こんなに孤独なのかって。
娘の対応めちゃくちゃ頑張って笑顔で過ごして、ドライブ行って弁当作って風呂入れて排泄処理して殴られて。
でも誰も娘との格闘なんて興味はない。他の家族は娘から離れてばぁばんちでゆっくりリラックスタイムだよ。楽しいよね。
いやいいと思うよ、いいと思うんだよ。頭ではわかってる。これが娘にとってもベストだと。
そんで夕方娘と二人で過ごして、家族は何事もなかったかのようにご飯を食べに帰ってくる。
特に息子がきついな、と感じるのは、私が少なからず労いの言葉や態度を求めているからなのだろう。
ご飯はなに?おれはお腹あまり空いてないから少しでいいよと注文つけてくるのほんときっつい。
昨日なんかはただいまと一言いったあとの息子は、子供部屋にいってそのまま一言も喋らなかった。
頭ではわかってるんだよ。
別に恩を売りたいわけじゃないし、私が勝手にやってることだから息子にどうこう言うもんでもない。正直あまり関係もない。
何も言わないし全部わかってるんだけど、ちょっともう無理だ。耐えられないレベルで心が悲鳴をあげている。
孤独と寂しさで死ぬ。
リフレーミングでもマインドフルネスでもどうにもならん苦しみに包まれている。
吐きそう。
この苦しみを乗り越えて
脳科学者の茂木健一郎氏は、大人になることは誰かの安全基地になることだと言った。私も同じ意見である。
はて、実際にやってみたらどうだ。
あまりに孤独で、あまりに寂しい。誰からの愛も返ってはこない。これが他者の安全基地になるということである。
こんなにつらい事がこの世にあったのかと思うほど。これを平然と行う人が存在するなんて信じられない。
やるべきことはわかっている。向かうべき道もわかっている。しかし心だけが悲鳴をあげていて耐えられない。
これが愛着障害ってやつだな。面白い。
何がつらいって、私はこの道を進みたいのだ。何が何でも安全基地になりたい。だってその方が人生面白そうじゃないか。
いや、ここまで冷静に考えられるのなら、愛着障害の脱却も目の前かもしれん。
要は心の反応が強すぎるのが問題だ。扁桃体の反応が過剰だし、アンバランスな思考もまだまだ残っている。
ストレスはその日の内に処理していかないと立ち向かえなくなりそうなので、冬休みが終わったら瞑想と運動を取り入れようか。
また孤独が悪という思考がそもそもおかしい気がするので、孤独の本でも読み漁ってみたい。
こいつさえ何とかすればいけるはずなのだが。
◆生活改善記録
筆記開示196日目 +5分(累計2260)7つのコラム+ 1(累計197)
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