ステップファザーにできること

発達障害の娘とやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

初めて娘の爪を切った話

最近忙しすぎるとんぼである、ごきげんよう。

 

ブログどころかゆっくり食事する暇もない。夜間の睡眠の質も悪くて鈍い頭痛がある。今週乗り切れば何とかなるか。

 

ブログに書きたい重たすぎるテーマがいくつかあるけれど、疲れて無理なんでちょっとした小話を書く。爪の話。

 

◆家族の紹介

娘の爪、初めて切る

特別支援学校に通う娘(小6)は、自分で自分の爪が切れない。

 

いや……切れないんかな?やらせたことないんじゃないか?

 

でも痛みに鈍感だから肉を切る可能性があり、ボタンを留めるのも難しいようだから爪切りは難易度が高いか。

 

ただ爪は切らないと伸びていくから、自分で切れないなら誰かが切るしかない。特に怒ると手が出るために娘の爪切りは最重要案件である。

 

そしてその担当は今まで妻だった。

 

思えば、妻は定期的に娘の爪切りをしてくれていた。どんなに忙しくても喧嘩して怒ってても爪切りはやってくれてた。

 

妊娠中で別居してた時も、夜には一度顔を見せていたので切ってくれてたんでしょう。

 

……ってことに今日改めて気づいた。

 

先ほど、夕食後に娘とお絵描きしてたら娘の爪がやや伸びていることに気づいた。

 

爪が長いと学校やデイでも迷惑かけるし私も夜間に引っ掛かれるし、伸びすぎだなーとは思った。それなのにまぁいっかとスルーしようとした。

 

だって切ったことないから。妻がずっとやってきたことで、私がやることリストには入ってない。

 

……いや?でも待てよ。

 

現在、妻と娘はほとんど顔を合わせない。朝の送迎で10分ほど一緒にいるだけ。妻も出勤のため急いでいるから爪を切る時間はどこにもない。

 

次に妻と娘ががっつり会うのは日曜日か。そして今日は水曜日。

 

ここで気づくよね。

 

私がやるしかないのか。

 

思えば結婚してから7年近く一緒に住んでるのに、娘の爪切りなんておそらく一度もやったことない。リアルに一回もやったことない可能性がある。

 

今まで妻が黙って当たり前のようにやってくれていたんだなぁと感謝した。感謝の爪切りである。

スムーズでした

でまぁ覚悟を決めて、恐る恐る娘に声かけしたんだけども。

 

意外や意外に娘の拒否はゼロ。

 

爪切るよと声かけたら大人しく両手を出して待ってくれてるのでスムーズに終了。肉を切らないか心配だったのに、まったく動かないから簡単だった。

 

地味に緊張したのでほっと一息。と思いきや、娘は当然ように足をあげてつま先を私に向けてきた。足の爪も切れと。

 

……あぁ、妻は毎回足の爪も切ってたから習慣になってるのか。そうか。確かに足も重要か。蹴られたら痛いしな。

 

観念して足の爪を見ると、足は大丈夫そう。全然伸びてない。すでに深爪レベルでどこ切っていいかもわからん。

 

でも「伸びてない」とか「足はいい」なんて言ったら娘の逆鱗に触れそうだったので、娘の足の爪を切るふりをして自分の手の爪を切った。わざとパチンと音をならして。

 

そんで「できたよー」と声かけると、無事に生還できました。

 

といった感じで、地味だけど神経使う仕事であった。

 

妻に改めて感謝である。爪切りに関して妻にお礼を言ったこともない気がするので、今後は爪を切る妻を見たら意識して感謝を伝えていきたい。

 

当たり前のようで当たり前ではない案件だった。おわり。

 

◆生活改善記録

筆記開示205日目 +5分(累計2305)7つのコラム+ 1(累計205)

 

ここまで読んでいただき感謝。

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