ステップファザーにできること

発達障害の娘とやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

親としてできないことを限りなくゼロにしたい話

保護者会に懐疑的な私にコメントをいくつか頂いたとんぼである、ごきげんよう。

 

私の凝り固まった頭では辿り着かない考えが聞けるのは本当にありがたい。これまでの自分の考えとは真逆だから耳が痛いけれど、だからこそいい。

 

今日のブログを書いた後に返信する予定なのでしばしお待ちいただくとして。

 

妻に精神的に依存してる現状を打破したい話。だいぶ前にも書いた気がするが、定期的にこの波がやってくる。

 

◆家族の紹介

やらないこととできないこと

人類は古代から分業で生き残ってきたという。

 

体力自慢なら狩りがメインで、手先が器用ならば武器作りがメイン。女性は自宅で待機して子育てや料理をするなど、これがいわゆる分業というやつである。

 

現代は共働きで男女関係なく仕事して家事して育児をするのが当たり前になった。マルチな才能を発揮しないといけないからハードルは高くなっている。

 

そんな中で、我が家は分業スタイルをとっている。妻が外で働き、私が家事や子供たちのことをひきうける形。

 

厳しい現実の中でも何とかうまく回っている方だと思う。今夜も家族みんなで笑っておやすみを言って寝たから、一見幸せ家族に見えないこともない。

 

ただ問題があって……

 

例えばもし妻がいなくなった場合、私は相当な窮地に立たされることになる。

 

まず経済的な問題がある。現状の私が得ている微々たる収入では生活できないため就職するしかない。

 

だが現実は職歴7年空白のアラフォーおっさんだ。目も当てられない。

 

しかも今の妻よりかなり収入が下がるだろう。当然である。正社員になれるかどうかすら怪しい。

 

さらに昨日も書いたように、PTAやら保護者会といった集まりにほとんど行く気もなく参加意思もゼロだったのが効いてくる。

 

周りの人を誰も知らないので頼る人もなく、暗い顔して端っこで立ってることしかできないやつが突然親の世界に放り込まれることになる。

 

昨日は「保護者と仲良く必要が本当にあるのか?」などと悠長なことを言っていたが、妻がいないのならば必要かどうか考える間もなく行かざるをえない。

 

なぜなら私しかいないのだから。行く必要がどうとか言ってるのは贅沢すぎる悩みなのである。

 

ふむ。

 

妻と分業してるといえば聞こえはいいけれど、妻がやっていることを代わりにやれと言われても現状の私にはできないのが最大の問題だと思うんだ。

 

妻がいきなり仕事やめたいと言ったら私にはどうすることもできないし、妻がもう保護者会とかPTAなんて絶対行かない!と部屋に引きこもったら詰む。

 

……まぁ、詰んだなと思ったから昨日のブログ書いたんだけど、詰んだとはいえ親だから。苦手なことでも何とかしていきたい気持ちはある。

 

どうにか解決できる方向で考えようと頭を捻って、コメントでもご助言は頂けたんだけども。

 

何というかこういうことを考えていると、いかに妻に依存してるかがわかるよね。

生涯続くわけではない

私に言い分がないわけではないぞ。

 

例えば夜間に娘と寝ていて蹴られたり引っ掻かれたりしてる時点でお釣りがくるかなと思っているし、基本娘のケアもメインで担当してる。病院受診も私だ。

 

赤ちゃんの面倒も目一杯見てるし、息子のストレスケアにも余念はない。家事全般もやっとるし、PTAや保護者会に行かないだけで学校やデイの行事にはほぼすべて参加してる。

 

さらに仕事までしようとしてる。

 

これ以上私に何も求めるな、と言いたくなる気持ちもある。

 

ただこれは、今の現実がずっと続くという考えが根底にあるんだよ。上で書いた通り、いつ妻がどうなってしまうかわからない。

 

事故や病気でなくとも、妻が「絶対に嫌だ」と突っぱねたらそれで今の生活は破綻するのである。今回の息子の部活の件で十分に理解した。

 

仕事のことや保護者との集まりについて、本気で考えて本気で取り組まなくても妻が何とかしてくれているから甘えているだけ。

 

娘が暴れて寝なかった、息子と大げんかした。実家と喧嘩した。疲れた。

 

だからなんだ。こんな愚痴を書いて許されようなんて甘ったれとしか言いようがない。

 

妻がやってくれているから私は何も考えなくていい、できないままでもいいという現実逃避的な思考が必ず自分の首を締める。

 

できるけどやらないと、できないからやらないは違うのだ。

 

参ったね。修行せんといかんな。

たまにあるんだけど

弱点を今すぐにでも克服せねば!!的な、立ち向かっていく精神状態に過去に何度かなっている。今もそう。

 

しかし妻も優しいからね。なんやかんや言って、私が本当に苦手としてることは強制してこない。

 

今回の部活の件についても、たまに見守り行ったり大会の送迎してくれるだけでいいと方針転換をしてくれている。別に保護者と一緒に焼き肉やBBQに行けとは言わないと。

 

まるで蜘蛛の糸を伸ばす仏様のようであるが……多分今までもこの優しさに逃げてきたんだと思う。

 

苦手なことをやってくれる人が後ろに立っているから、いつまで経っても完全に親になりきれない。

 

シングルの方たちを見てみなよ。何もかも一人でやんないといけないんだよ、本当に何もかも。苦手がどうとか言ってたら笑われちゃうよ。

 

まあ人には得手不得手があるから何もかも理想的にこなすのは難しいかもしれないが、親として最低限のことはできないとまずい。

 

いや、"親として最低限のことができないとまずい”という焦りがないのがまずい。

 

妻は切り替えて現状維持で手を打ってくれるとしても、今回は逃げないで甘えと闘うことにする。やらなくてもいいとしても、できるようにしよう。

 

うん、ざっと一言でまとめると危機感の欠如ってところかな。

 

おしまい。

 

◆生活改善記録

筆記開示227日目 +10分(累計2415)7つのコラム+ 2(累計227)

 

ここまで読んでいただき感謝。

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