ステップファザーにできること

発達障害の娘とやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

仕事に取り組むことは自分と家族のためになる話

息子(小4)を抱っこしたとんぼである、ごきげんよう。

 

抱っこしたらいまだに喜ぶ息子。照れくさそうではあるものの、喜びが顔から溢れ出している。本気の拒絶を感じるまでは定期的に続けていく予定。

 

さて、私にとって働くことは諦めたらいけない超重要案件っぽい話。

 

◆家族の紹介

働けないけど働きたい

結婚して7年になる。働こうとして諦めて、働こうとして諦めて……試行錯誤を繰り返して結局諦めたのが今である。

 

なぜなら働かない方が家族にとってプラスになるからだ。

www.rabbitonbo.com

 

実際、仕事をどうしようと考えるのをやめてから家族の調子は悪くない。家族のフォローに全力を出しているために関係性は右肩上がりに改善しているはず。

 

努力の甲斐あって少しずつ家族が安定してきたものの、よりよい未来を作るためには私自身が楽しい毎日を送る必要がありそうだ。

 

毎日毎日、つまらないんだよ。赤ちゃんと過ごす時間は幸せを感じるし、現状維持のままでもそこそこの生活を続けられると思う。

 

でもつまらない。本当につまらない。なんでこんなに面白くないんだろう。

 

親がこんなにつまらない毎日を過ごしてるのを見て、子供たちは大人になりたいなんて思わないんじゃないか。

 

家事やら掃除やら家計簿やら、健康的な食生活も運動ですら何もかもやる気がしない。

 

かろうじて最低限のことだけしかできない。私が動かなければ皆が困ってしまうこと、例えば赤ちゃんや娘の相手、料理とかウサギの世話とか子供たちのイベントなど。

 

でもそれは緊急性が高いからやってるだけで、他のことは追い込まれるまで動かない。だるい。しんどい。面白くない。

 

やるメリットがわからないんだ。早く終わらせたとしてだからなんだ。ストレスが軽減されたとして意味があるのか?

 

その先に何もないのに。

 

単純に楽しみがないからなのか、うつ状態に傾きつつあるのか。

 

まぁ色々と理由はあるだろうが、一言で言えば人生の目的を見失っている。時間が余ったとしてやりたいことが何もない。

 

家事をスムーズにやるのもストレス対策をやってたのも、基本は働きたいからだった。FPの勉強も同じで、やりたいことがあると家事を超スピードでこなす。

 

目的がある時の私はめちゃくちゃ元気になる。戦略たててパタパタ動いてスマホで時間を潰すこともない効率厨へと進化する。

 

しかし仕事への比重が重すぎて、家庭がおざなりになる。

 

一方、家族の笑顔だけを目的とした場合、そこまで家事に力いれなくても問題ない。別に家が汚くても家計簿が適当でもそこそこに幸せに暮らせる。

 

最低限のことしかしないプチ廃人の出来上がりである。主要な目的は果たせているために暇があればスマホしか見ない。妻も怒るし面白いことは特にない。

 

もちろん家庭のことはやってるよ。最低限ね。でも多分早死にすると思う。健康も何も考えずに何でも食べて飲んでのスマホ中毒になるから。

 

これ以上頑張る必要がないんだよ。

 

妻とも関係性も良好で、子供たち三人との愛着も育ってる。家族が笑ってるならもういいでしょう?

働くことが重要だった

それが最近気づいたのだが、私自身が"働く"ことを何よりも重要視してるようなのだ。

 

おそらく母の言動が原因じゃなかろうか。

 

あまり稼ぎがない父について、母が愚痴ってることが多かった。月に◯万円しか持ってこないとか、家に全然お金いれてくれないとか。

 

お金の愚痴がとにかく多い。父が亡くなった今でも話してくるほどだ。

 

そういえば10代の頃にひきこもっていた時代、たびたび部屋にやってくる母はどうにかして働けとそればかり言っていた。あんたなら働けるよと。

 

……いや、まあ勤労は国民の義務だから、働くことが誰にとっても重要なのは間違い無いのだけど。

 

でも主夫業だって立派な仕事なのに受け入れられない。働かなくていいと言われてもまったく喜べない。

 

働きたいし、働いてない自分を許せない。とてつもない罪悪感だ。

 

いくら子供たちの相手をしても、娘のケアをしても、家事をやっても良き父親的な動きをしても、私は私を認めることはない。

 

だって働いてないから。

 

勤労の義務を超えて、勤労の呪いになっている。

働ける道を探そう

働いていない自分が許せない父親なもんで、家族からの愛情を素直に受け取れない。申し訳ない気持ちを常に持ち合わせている。

 

あとは……忙しそうに見えて頭は暇なのだ。仕事がない以上、考えるのは家族のことばかり。心理的に癒着してしまってる。

 

頭の中に仕事もあればもう少しバランスとれるだろう。

 

また忙しい中でも働こうとする父の姿は、子供たちに好影響を及ぼすはずだ。もちろん私の自己肯定感も高まる。

 

だからまぁ呪いだなんだと書いたけれど、働くことは悪いこっちゃない。毎日つまらないのは本音なので働けるなら働いた方がいい。

 

うん、そうだね。今後は家庭が荒れてきつい時でも、少しでいいから自分のやりたいことに時間を使うことにする。

 

何というかね、収入の有無が問題ではないんだよ。働こうとする姿勢があるかどうかが重要なんだ、私にとっては。

 

もう二度と仕事を諦めない方針でいきたい。死ぬまで働きたいと本気で思ってるのに、何で諦めちゃったんだろう。

 

あぁ、家族が崩壊しかけていたからか。

 

……

 

よし、今後は家族のフォローを最優先にしつつも、人生を通した長期プロジェクトとして仕事と向き合っていくこととする。このブログに書く予定は特にない。

 

罪悪感がなかったとしても働いた方が良い人種だよ私は。家族に100の力を注いで満足するほど愛に溢れた人ではなかった。

 

このつまらなさが答えだろう。家族家族と自分を殺して、全然おもんないよこの人生。

 

少しすっきりしたかな。

 

ここまで読んでいただき感謝。

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