ステップファザーにできること

発達障害の娘とやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

娘(特支/小6)が一晩荒れて全てがどうでもよくなる話

生活の立て直しを図っていたとんぼである、ごきげんよう。

 

昨晩、少し無理をしていつもより動くことにした。調子は良くはない。でも動かなければ世界が変わることはない。

 

頑張ろう。そう決意した夜のこと。

 

◆家族の紹介

娘、怒る

デイから帰宅した娘をお風呂に入れたまではよかった。排泄介助もさせてくれたし、特に不機嫌な様子は見られない。

 

じゃあ他の家族が帰る前に食事でも……と夕食を配膳する。食べやすいようにワンプレートで白米とおでん。

 

何も問題ない。テレビも消して欲しい様子だったし、ご飯も食べたいといっていた。何もかもがスムーズだったはずなのだ。

 

でもこれだ。

テーブルの横にすたすたやってきた娘、立ったまま皿を手に取って……壁に叩きつけた。

 

写真で見てると、あーそういうこともあるよねー程度かもしれないが現実はかなりきつい。

 

油ぎってるし米も飛び散ってるし、漆喰の壁にも汁がかかってるし。写真に写っていない範囲にあった娘の薬ケースにも飛び散って。

 

薬の上にゆで卵と大根が載っていたよ。最悪だ。

 

いやもう……口から出てくるのはこの言葉だけ。

 

「最悪だ」

 

食事を投げられたのは何ヶ月ぶりかな。頻繁に投げられてた時は感覚がマヒしてたからここまでダメージなかったはずだ。

 

久々に、急にドカンときたもんだから。明らかに飯投げへのストレス耐性がなくなっている。

 

赤ちゃんがひっくり返してしまったとか、パニックになって皿が落としてしまうとか。そういうのとは全然違うんだよ。

 

娘は明確な意志をもって壁に叩きつけているから。

 

普通の生活していたら感じないレベルの怒りに襲われて参った。

しんど

こんなんぶちまけた娘に片付けられるものではないから、黙々と片付けるしかない。

 

床の隙間に米粒が入らないように。漆喰にシミが残らないように。娘が踏みつけて被害を広げないように。

 

別に焦ってどうなるものでもないので黙々と片付けていたら、娘が後ろで大声で何かを喋っている。よく覚えていないがすべて無視した。

 

それどころではないし、喋ったら怒鳴り散らしそうだったから。

 

すると無視された娘が近づいてきて、落ちてたスプーンを拾ってさらに投げつけおった。

 

……

 

……

 

ちょうど帰ってきた妻と赤ちゃん。

 

娘の対応は任せて距離を取ることにした。娘と心中した方がいいんじゃないかと本気で考えるほどのダメージを受けたもんでね。

 

近づかない方がいい。

 

でも夜に娘と一緒に寝るのは私なので。

 

別に仲直りもしてないし何か解決したわけでもなかったから、娘の機嫌は治っていなかったんだろうね。

 

久々に深夜にバコバコ蹴られまくったよ。止まらないキックは久しぶりだ。やはり深夜の暴力は娘のメンタルが大きく影響してるんでしょう。

 

とにかくひどい夜だった。

何もかもがどうでもいいが

生活を少しずつ立て直そうという心は一瞬で折られた。何もかもが本当にどうでもよくなる。

 

たった一晩の出来事なのに面白いくらいに堕ちる。ブログには書けないような言葉が心から湧き出てくる。書いても仕方がないから理性で止めている。

 

まあ娘が荒れたら大体こうなるか。久々の食事投げ、かなりどぎついな。

 

それでも落ち込んでいても何も変わらないので、本日も赤ちゃんと出かけて、無理して抱っこしたまま1時間ほど森林公園を練り歩いた。

 

きつい時ほど無理をした方がいい。動かなければ何も改善しないからだ。

 

散歩のおかげで少しは回復して、今日は娘と仲良くやって夜から二人で買い物にも行って、無事に就寝してくれた。

 

障害児育児も、荒れる家庭も、難しい子育て問題も、結局は自分の心の中で吹き荒れるだけの嵐である。自分で自分を律することができるのなら大した問題にはならない。

 

無理して動く。これしかない。止まって休んでたら死ぬ。ここはあっという間に殺される死地だというのに。

 

油断しすぎたな。

 

◆生活改善記録

筆記開示233日目 +5分(累計2445)7つのコラム+ 1(累計233)

 

ここまで読んでいただき感謝。

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