予想外の臨時収入にテンション爆上がりのとんぼである、ごきげんよう。
息子が生まれた10年前の定期預金が満期を迎えると手紙がきた。妻の2ヶ月分くらいの給料が突然出てきたのである。
結婚前の話なんで私はもちろん知らないし、妻すら覚えていないというビッグニュース。
子供たちの前でめちゃくちゃ喜んでしまって少し反省してる。金に喜ぶ父、どうなんだろう。でも嬉しい。
さて、今日は学習発表会も見てきたのだが。よかったぞ。
息子の学習発表会へ
先日書いた息子の学習発表会、見るの怖いなーと思ってたやつ。
息子は両親だけでなくばぁばにも見て欲しかったようで、妻とばぁばと赤ちゃんの4人で見に行った。
息子は司会もやっててね。
ようやるなこの子。私が子供の頃に絶対に選ばなかったことをどんどんやっていく、素直にすごいわ。人気者って感じでもなさそうなのがまた逆にすごい。
発表会から全体的に感じたのは、もう10歳になる子供たちだからか低学年の頃の発表会とは空気が違った。
誰かが何かしらを発表する間、クラス内が静寂に包まれるのだ。
昨年参加した学習発表会ではどこか悪ふざけ感というかはしゃいでる感があったのに、今回は全体に緊張感があり。
何だろう。羞恥心が芽生えてきたのか、ちゃんとしないといけないという自覚が出てきたのか。
端的に言えば、皆しっかりしていた。
成長してる。
息子の劇は?
本題の、息子が脚本+主人公を務める劇が最後にありまして。
こりゃ見るの怖いなーと、最後まで見られないんじゃないかと。実際に現場で見ててもまともに見られないくらい恥ずかしくなる場面もあって。
でもそれ以上に……なんていうんだろう。大人は本気では笑わないし、面白いかと言ったらそんなこともないんだけど。
なんだか子供たちは楽しそうだった。
何だろうね。しっちゃかめっちゃかだし最後もグダグダだったし盛り上がったか?と言えばそんなこともない印象を受ける。でも楽しそうだった。
息子もめっちゃ頑張ってた。一番声がでかくて、一番威張ってたように見える。恥ずかしそうにしながらも一生懸命演じていた。
劇が終わって最後に担任からの簡単な話があり。
今回の学習発表会は子供たちが企画から何からすべて自分達で考えたと教えてくれた。先生は時間を作っただけで他は何もしなかったらしい。
自分らで演目を考えて、自分らで勝手に練習して、自分らで発表会をしたと。
……何この教育、すごすぎん?
息子の脚本の話を聞いてあーだーこーだと口出ししなくて本当によかったよ。自分達だけの力で成し遂げたことに大きな意味があるな。
口を出さなくても
子供たち自身が「これは何とかしないとやばい」と感じたのなら、放っておいてもここまでやるもんなのだと改めて知った。
好きにやっていいと言われて劇をやると決めて、学校だけの時間じゃ絶対的に足りないから休日に練習して、放課後に練習して。
親も見にくる上にクラス皆の前で発表する以上は絶対に失敗はしたくなかったはずだ。しかも責任を取るのは自分達。ならば練習するしかない。
いや、すごくよかった。本当にいい経験だったと思う。素晴らしい。
一年前の私ならアホみたいに口出ししてた可能性があるからな、ギリギリセーフか。
余談
最後に一つ関連した話。
息子が通っている塾は、5年生に上がるとクラス分けがあるそうな。
中学受験希望者向けの特進クラスなので、成績順に振り分けられるシビアな競争社会が始まるんだと。
これも学習発表会と同じだね。親が何も言う必要はなさそうだ。
いやー、動き回る赤ちゃんを抱っこしながらだったんで大変ではあったが、見に行ってよかった。
夜にも息子と発表会の話をたっぷりできたので満足じゃ。寝る。
ここまで読んでいただき感謝。
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