ステップファザーにできること

発達障害の娘とやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

娘(特支/中1)、バチクソに荒れてどうしようもない話

完全復活とんぼである、ごきげんよう。

 

熱は完全に下がった。平熱の体とはこんなに快適なのか。

 

さて病み上がりの昨日今日、朝から娘とのドライブが続いている。急に奇声をあげて暴れ回るからドン引きしてる。

 

◆家族の紹介

やばいよね

土曜日、朝5時に娘は起きた。ドアをバンバン殴って騒音を撒き散らしだしたのでドライブに連れて行く。

 

まずは娘を車で待たせて、少し準備してから出発……しようと思ったらエラー。ギアをDにするとピー!!と電子音がなってエラーアイコンが。

 

んん??なんじゃなんじゃと何度もエンジンを切ってかけてを繰り返してると、後部座席の娘が「はやくしろ」とぶちぎれで蹴りまくってくる。

 

シートを蹴られる衝撃に耐えながらネットで調べた結果、待ってる間の娘がギアチェンジしまくって起きたエラーだったらしい。

 

お前のせいじゃねーかと心の中でツッコミを入れて出発。

 

そこからもドライブに出たことを後悔することばかり。ドライブの半分以上怒ってる。シートベルトは外さないし前方には出てこないが、ずっとシート蹴ってる。

 

後部座席から助手席蹴って蹴って蹴って、次は運転席の私にかかと落とし連発。避けながら何とか運転して、お菓子あげたら落ち着いた。

 

途中、みすぼらしい格好でスーパーに寄って朝食のパンを買ってあげたら、無表情でバクバクむしゃむしゃ食べててね。

 

なんとなく無垢の巨人を思い出した。

 

知的障害児の娘とは言え、こんなこと今まで感じたことないのだが……なんでだろう。ここ数日の娘の顔から自我が消えてる瞬間があるのかもしれない。

 

完全に狂ってるように見える瞬間があるというか。

 

後部座席でいきなり「きええええええ!!」って叫び出して、娘ではなくなってしまったような顔つきになるんだよ。

 

色んな意味で恐怖しかない。

 

ちなみにドライブ後はデイサービスがあったが、デイでも暴れまくった上にてんかん連発してすぐに早退、私と一日中二人きりだった。

やばいよね②

日曜日の朝も6時前から起きてきた娘、蹴られて殴られてどうしようもないのでドライブに。

 

今日も今日とて荒れ果てていて参る。病み上がりの私が軽く咳をすると「せきしないで!!」と言って運転席を蹴ってくる。

 

ハイライトは、後ろから飛んできた娘の足首が運転席とギアの間に挟まったやつかな。うまいことすっぽり入ったもんで引っかかって、引っ張っても抜けなくなってて。

 

あまり見ない光景だったんでちょっと笑ってしまった。

 

色々あって昼前には妻と次男坊(1歳)も合流して四人でドライブに。本当は行きたくなかったが、私と娘が後部座席である。

 

写真を載せれば語るまでもないかもしれん。

手の甲から腕の部分まで、うっすら赤みがかっている部分はすべて引っ掻かれた跡である。

 

爪はしっかり切ってるからそうそう傷にはならない。だからと言って無傷ではない。

 

理性のリミッターが外れたパワーで、人の肉をねじり切る感じでつねってつまんで引っ掻いてくる。さらに靴ありのキックも無数に飛んでくる。体当たりも飛んでくる。

 

機嫌が悪い時はずっと攻撃され続けて、機嫌がいい時は上に乗っかってきて抱っこされていた。次男坊に嫉妬してるらしい。

 

抱っこされてニヤニヤ笑ってたくせに、次の瞬間に容赦無くぶん殴ってくるからどうしようもないぞ。

 

今度からフルアーマーでドライブ行くわ。無理だろこれ。

 

ちなみに自宅でお漏らしした時、抱っこして風呂場に連れて行く間もしっかり私の背中をつねっていたぞ。

 

車での暴れっぷり、シートに頭を叩きつける感じ。テレビで見るやつだわって思った。

一過性のストレス

おそらくこの荒れっぷりは一過性のもので、もっとも大きな原因が中学部に入ったことだと思われる。

 

小学部でも新しい担任の対応によって4月の荒れっぷりが決まってた。そして中学部が今まででトップの荒れ模様かもしれない。

 

入学式でも娘は最高に暴れまくったというし、露骨に登校を嫌がるようになった。学校の正門が目に入ると暴れだすとか。

 

……

 

今週は寝込んでいて妻に丸投げだったので、来週からは私が全面的に担当することになる。ばぁばでは送迎対応しきれないレベルまできてる。

 

学校に慣れるまで待つしかないか、あまりに続くなら病院に相談も検討しよう。今転院の手続き中なのがネック。ややこしい。

余談

今回の熱で倒れて、ようやっと確信できそうなのは……この家は、私が倒れたらあっという間に崩壊するということ。可能性ではなく、ほぼ確実に崩壊する。

 

寝込んだのは五日間、もうすでに崩壊しかけていた。妻は仕事を休んで対応してくれてたし、ばぁばもいたし、デイも学校も保育園も塾もある平日だったけれど。

 

それでも五日目には既に崩壊の兆しが見えていた。六日目に私が復活してなかったら一体どうなっていたんだろう。そう思えるほどにはギリギリだったようだ。

 

私は私のことをまったく評価していない。

 

いてもいなくても変わらない無益な存在だと思いながら生きてきたので、絶対に欠けてはいけない存在になってるんだと舵を切るのはなかなか難しい。

 

私がいない前提ルートもなくはないが……家族揃っての生活を維持するのはまず不可能だろう。

 

まあでも現実はな、そりゃそうかという話ではある。

 

普通に考えれば、妻がいなくなったら崩壊するし、ばぁばがいなくなっても崩壊する。でも自分ごとだといなくなっても別に変わらんし何とかなるよって思っちゃうから人って不思議ですよね。

 

それでは、娘が寝るかわからんので早めに寝ます。おやすみなさい。

 

ここまで読んでいただき感謝。

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