ブログを書いていると周りをうさぎがぐるぐる回って嬉しいやら鬱陶しいやらで微妙な心境のとんぼである。ごきげんよう。
引っ越ししてきてから一緒に住み始めたうさぎについて、気づけばほっとんど書いていなかった。
目に大きな病気を抱えているので、病院選びの大事さを説きながら目の病気の経緯を書いていこう。
ロップイヤーのおすのウサギ
我が家のうさぎはオスのウサギである。
生まれて数ヶ月の赤ちゃんのうさぎを、妻がホームセンターで購入したそうだ。ロップイヤーという耳が垂れたうさぎである。
購入時は健康体だったのに、しばらくしてエンセファリトゾーンという寄生虫が多い個体だということが判明した。
もともとどのウサギにも少なからずいる寄生虫で、この数が多いと色々とウサギの体に悪さをする。
結果、うちのうさぎもエンセファリトゾーンが多すぎた結果、目に異常が現れた。
右目に赤い点が出てきたのだ。少し怪しいと思った妻が動物病院に連れていくと、エンセファリトゾーンの影響だという診断を受けた。
駆除薬と目薬と
エンセファリトゾーンを駆除する薬を処方してもらったが、時すでに遅く、目の状態はどんどん悪くなっていった。
目の赤みの部分から白い膿が出てきて、だんだんと膿が大きくなっていくのだ。その膿もだんだん赤くなり、どうしようもないという感じ。
そして最初に行った病院側に言われたのが以下のこと。
・エンセファリトゾーンの駆除は終わったので、あとは目薬で様子を見るしかない
・悪化した場合、眼球を摘出せねばならない
・眼球摘出手術で亡くなるうさぎもいる
・とりあえず目薬で様子見、ひどかったら眼球摘出も検討して
このように、もはや点眼する以外にやることもないのに、すごいスピードで悪化するとんぼの目。膿もかなり大きくなっていった。
一番ひどい時の写真。
その病院では目薬で様子見するしかないというし、迷いに迷った結果、妻は別の病院に行くことにしたのだ。
セカンドオピニオンの重要性とうさぎの専門家
うさぎのセカンドオピニオンである。
遠方の病院に足を運んでみたところ、目薬の他にもまだまだやれることがあると獣医の先生からのありがたいお言葉。
前の病院じゃ一切の話がなかった抗生剤、消炎剤、目薬も色々と処方してくれて、様子を見ることになった。
そしたら目がよくなるんだよ。大きくなった膿もだんだんと小さくなっていくし、目の赤みも消えていく。
これ怖くない?
目薬しか方法がない、あとはもう眼球摘出だよと言っていた病院と、まだできることがあるといって様々な薬を調整してくれた病院。
どっちもうさぎに詳しい病院だったはずなのだけど、ここまで対応に差があると怖くてもう他の病院にいけないぞ。
よくなってくれたらいいなぁ。
薬は減らしながら目薬でなんとか現状維持できたら
この抗生剤や消炎剤を飲み始めて1年近くになる。
右目はもうほとんど見えないけども、膿は少しずつ小さくなっているようで痛みもなさそう。少し白みがかっているのが気になるものの、以前と比べたらかなりマシだ。
主治医の先生が言うには、やはり薬を飲み続けるのはダメらしい。免疫が低下し肺炎など別の病気になってしまう可能性があるという。
そこで少しずつ薬を無くして、来週には完全にゼロになる。目薬だけでどうなるか様子を見るようだ。
目が見えないのもかわいそうだけど、薬を飲むのもかわいそうなんだよね。目薬も嫌だろうし。
せめて薬がない状態で現状維持できてくれたらいいなぁと、願うばかりである。