げ、明日から三連休かい!と苦笑しているとんぼである。ごきげんよう。
三連休ってどれくらいぶりだ。この「うわぁ……」という感覚、かなり久々に感じるぞ。
連休といえば子供達と一緒にいる時間が増えるのだが、子供達に怒ったりストレスを抱えまくっている私にとっては大事件。
でも最近、我が夫婦は少しやり方を変えてみたのである。その報告をしたい。
暇そうな子供達をどう思うか?
あなたは自宅にて超絶暇そうにしている子供達を見てどう思うだろうか?
遊んであげたい、自分で何かやったらいいのに、兄弟で遊べばいいでしょなどなど、人によってその考えは違うだろう。
私といえば、暇そうな子供達を見たらかわいそうだと思ってしまう。
うちの子供達はテレビが大好きだが、娘と息子は好きな番組が違う。息子が好きなのは娘も見たりするが、娘が見るものはまず息子は見ない。
だって娘はEテレが好きなのだ。知らないおじいさんが歴史を語っているのも、Eテレだからと見続けたりする。
そうなると、息子って暇なのよね。暇な息子はぼけーっとつまらなさそうにテレビを見たり、一人でおもちゃを出してはすぐ片付けたりと、見るからにつまらなさそう。
その感じが、私はもうかわいそうでかわいそうで仕方がない。息子がどう思っているか知らないが、こっちが申し訳なくなるくらいに見ていてつらい。
はぁ、そんなに退屈でつまらないんだね。ごめんね、もっと楽しい時間にしてあげられたらいいのだけど。
そんな罪悪感があるので、私はこれまで息子に楽しい時間を提供しようと色々と努力をしてきた。
◆家事を全て朝に移動したら子供達とそこそこに夜遊べるようになった話
これでも書いてるけど、息子と一緒に文字の練習したり、マイクラやったり。
でもこれって、結局続かないのだ。その理由は簡単で、息子にイライラして一緒に遊びたくなくなるからである。
何でイライラするのかはまた別件なのだが、イライラしているから一緒に遊びたくない。でも暇そうにしている息子を見るのは忍びない。
そんなジレンマに悩まされている。
はて、ではそのあいだの妻は何をしているのでしょう?
そう、妻は子供達が暇だろうが何していようが、完全放置。書類整理や片付けなど、自分がその時に必要だと思った仕事をやる女だ。
子供達にもたまに話しかけるが、基本的に放置で一緒に遊ぶ気は毛頭ない。
遊ぶ気がないというか、暇そうにしている子供達を見ても「子供ってそんなもんでしょ?」としか思わないようだ。
妻が悪いわけじゃない。ただ、同じ状況を見ても人それぞれ感じ方が違うよね、という話である。
少しやりかたを変えてみましょう
と言いつつも、私の心の奥底ではふつふつと怒りの炎が燃えていたようだ。一言で言えばそうだな。
君の子供達だろ!?なんで相手しないの!?
確かに妻は絵本もたまに読むし寝かしつけもするし、日曜日には一緒に公園に行ったりもする。
でももっとこう、なんというか。妻がもう少し子供達と率先して接してくれてもいいんじゃないのかとずっと思っていた。
つい最近、この不満を妻にもぶちまけた。超面白くなさそうな顔をしていたが、わかってくれたよ。
その結果、平日の夕方は私が料理や雑用のほとんどをやるから、妻は子供達と遊ぶ係にしようということに。
そしてその日からの妻は、時間があれば子供達と遊んでくれるようになった。息子と共におもちゃで遊んだりとか。
最初は「これでいいんでしょ?」とふてくされ顔をしていたが、最終的には楽しかったようである。
また昨日は3人でUSAやパプリカを踊っていた。
嬉しい話である。いや、でも本当にありがたいよ。妻が子供達と遊んでくれることがこんなにありがたいとは思わなかった。
というか、妻が子供達と遊んでるの見るの初めてなんじゃないか?ってくらいにレアなんだよ。私もびっくりだよ。
「別に子供達は遊ばなくても平気でしょ」と本気で思っている人だからね。ガチだからね。
その間に私は台所で料理を作り、片付けをし、寝室の準備やゴミ出しなどを落ち着いて邪魔されずにできるのである。
めちゃくちゃ集中できるし、子供達もなかなか遊ばないママと遊べて本当に嬉しそう。皆が笑っていると私も嬉しいよ。
妻も仕事終わりで疲れているだろうに、付き合ってくれて本当にありがとう。
今後は私も一緒に
以上、私が料理や雑用、妻が子供達と遊ぶようにして今のところ上手くまわっているという話であった。
ただ、妻だって子供達にイライラして一緒に遊びたくない時もあるだろう。
だから、妻だけでなく私も一緒に遊ぶとか、また私だけで相手をするとか。二人が臨機応変に対応できる形にはしたい。理想はね。
今までは一気に一人で全部受け入れようとしてたから無理だったんだよ。無理なもんは無理だ。暇そうにしている子供達の全部を一人で抱えきれないよ。
だってまだ子供達と出会って2年だぜ、一緒に休日過ごして風呂入れられるだけで合格点じゃないか。
今後は妻と協力して子供達と遊ぶ時間を持ちながら、少しずつ子供達にイライラする思考の癖を改善していきたいね。
最後に、妻には本当に感謝しているぞ。大黒柱で旦那がうつだぜ、そんな状態でよく耐えている。もう少しだけ辛抱してくれると助かります。いつもありがとう。