少しずつ前に進んでいると感じてるとんぼである。ごきげんよう。
ここ最近のこのブログは、息子に対する怒りの記事ばかり書いている。私でもうんざりするぐらいだから、読んでいる人もうんざりしていることだろう。
こんなのとか。
◆息子に対して狂気じみた怒りを感じる思考の癖を根本から変えたい話
でもそれも、かなり解消されてきた。基本的にどんよりとしたブログなので、たまにはちょっとした朗報も書いてみたい。
筆記開示で怒りをぶちまけろ
私の怒りに異常な効果があったのが、やはり筆記開示だろう。エクスプレッシブライティングを始めてからかなり変わったと感じる。妻から見ても変わったらしい。
ただ紙やPCにひたすら自分の思いを書いていくだけのものだが、やったことあるだろうか?本当にすっきりする。
例え夫婦関係であっても、親友であっても、言えないことってある。それが子供だったら特にそうだ。
ぎゃーぎゃー叫んでる子供に、「うるさい!」とは叫ばない。「うるさい」を飲み込んで、「ちょっと静かにしてくれると嬉しいな」と言ったりする。
そりゃ「うるさい!」なんて思わない時もあるのだが、疲れていたり寝不足だったりどうしたってイライラするときはあるのだ。
でもそんな一時的な感情をすべて子供達にぶつけるわけにもいかない。
そんなイライラも怒りもすべて書きなぐるのだ。書いて書いて書きまくれ。
私は毎日30分の筆記開示を3週間くらい継続していて、息子に対する怒りを書きまくった。途中怒りが妻にも方向転換したり、自分への嫌悪感に変わったりと大忙し。
とにかく書いて書いて書きまくった結果、今では「こうやると息子がかわいそうだな、この場合はこう言った方がいいかも」といった、とても穏やかな文面が続いたりする。笑える。
そりゃイライラする時もあるけどね。育児をやってる人なら、こういう本音を飲み込む機会が多いんじゃないかな。
ストレス対策をやるなら、まずこれをやってほしい。それくらいに効果があるぞ。
私は生涯続けます。
息子との関係性も少しずつ良くなりつつある
ここ二ヶ月前後、私と息子の関係性は最悪。こんだけ息子に対して怒りを抱いているのだから、私と息子の現実の関係性が良好なわけないよね。
以前は私の怒りを察知できなかった息子も、さすがに私に話しかけなくなってきたし、よっぽど私が元気じゃなければ「遊ぼう」とも要求してこなくなった。
かなりひどい状況だということだよ。だからといって、私から遊ぼうなんて言うわけもない。
でもそれも、怒りが消えていくことによって少しずつ改善しつつある。
先日も息子が上目遣いで「だっこして」と言ってきた時に抱っこができたし、というか先ほども何も言われてないけど抱っこをして「いつもありがとう」告げた。
ほとんど相槌を打つだけだった車での会話も、私からもそこそこに話をするようになった。
妻と子供達が居間で踊っていたエビカニクス、ちょっと抵抗はあったけども途中から私も参加して一緒に踊ったりした。
息子への怒りが消えつつあることで、少しずつだけど息子と出会ったころのように接することができるようになってきている。
これは非常に大きいことなんだよ。大変なんだよ。先日までは「最初からイライラしている状態」だったから、そこにいるだけでむかつくというか、同じ空間にいたくなかった。
今はありがとう、って気持ちです。
それでもむかつくことはあるはずだ
以上、2年間抑制していた息子への怒りを吐き出した結果、かなり心が穏やかになってきているという話であった。
だが、これは今までの怒りを吐き出しただけだ。聖人君子じゃないのだから、これからも日々の生活の中でイライラすることはあるだろう。
そういったイライラを冷静にとらえて、どう対応すべきか、今後どうしていくべきか。そんな前向きな姿勢を保つためには、どうしてもこの「最初からイライラしている状態」が邪魔だった。
だって隣にいるだけでイライラするんだぜ、対策のしようがないじゃないか。
今後は、怒りはその日で全て吐き出してほぼゼロに抑えつつ、冷静な頭で対応策を考えていけるはずだ。
むかつくむかつくむかつく!という話ばかりだったから、多少は前向きな記事が出てくるはず。
乞うご期待。