ステップファザーにできること

発達障害の娘とやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

子供達への怒りが消えたので久々にお父さんのスイッチをオンにした話

今回の日曜日も子供達と一日中遊んでいたとんぼである。ごきげんよう。

 

筆記開示(エクスプレッシブライティング )により、今まで溜まりに溜まっていた子供達への怒りが消えたこの私。

 

新しい怒りが出てくることもあるかもしれないが、基本的にはふらっとな感情になっている。これはすごいことなのだよ。

 

そしてそんな状況であれば、少しは今の私にもできることはあるのだ。

根底に怒りがある私と怒りがない私

最近色々と子供達、主に息子に対する怒りの記事を書きまくってきた。

 

とにかく、息子のあれもムカつくこれもムカつく、すべてがムカついて一緒にいたくない!

 

という感じだったのだが、今は基本的に子供達に怒りはない。先日も娘に皿を投げられてもう無理だろという記事を書いたが、それは一時的な話である。

 

つまり、以前はそもそも怒っていたけれども、今は怒っていないのだ。

  

先月までは朝起きてから夜眠るまでずっと怒っていた。というか、ニュアンスとしては嫌っているに近い。というか嫌ってた?

 

言葉遊びをしていても仕方がないが、そんな怒りもほぼ消えた。今までの怒りはすべて吐き出してしまったので、基本的にはゼロなのだ。

 

そうなると、別に子供達と遊んでもいい。前向きに仲よくしてやってもいい。

 

ただなんと言うか、今までのこともあるし、体の疲れもあるし、ただただ惰性で今までのような関係性を続けていた。

 

積極的に関わらない。喋らない。遊ばない。

 

人間ですからね。そう簡単に方向転換はできないんですよ。

お父さんスイッチが切れている 

最近妻から「息子がかわいそうだ」という話をされた。私も同意している。息子はかわいそうなんだよ。

 

このブログではムカつくムカつく書いているが、現実は5歳児の幼稚園児だ。

 

そんな5歳児にムカつくからと父は積極的に話そうともしないし、何話しかけてもつまらなさそうな顔をしている。そりゃ息子が嫌われていると感じるのも当然なのだ。

 

いくらなんでも、ひどすぎるんだよ。かわいそうなのよ。

 

今一度自分の本音を探ってみても、今の私は息子に対する嫌悪感はあまりない。ならば、あとは私がどうするか?だけである。

 

そこで考えた結論をお伝えしよう。

 

今の私は、子供達に対してあまりに本音で接しすぎている。むかつくなー!と感じたらムカついているという態度をとっている。

 

多分、それじゃダメなんですよ。当たり前だけど。育児って多分そういうことじゃないんですよ。

 

「しょーもないこと言ってるな」と思っても「面白いね」と言ってみるとか、「別にやらなくてもいいのに」と思いながらも「ありがとう」と言ってみるとか。

 

子供達が自分自身のことを好きになれるような、のびのびと過ごせるような接し方ってあるんだよ。私が考える理想の接し方ってあるんだよ。

 

なのに今の私はアンニュイな感じで、だるいなーめんどうだなーという、ほぼ私そのものを出してしまっている。

 

そう、私のお父さんスイッチが切れているのだ。怒っていたこともあって、スイッチをオンにする気もなかった。

 

育児に限らず、その状況に適したスイッチを入れるなんて誰でもあるでしょ?仕事のスイッチもあるし、デートの時もそう、電話のスイッチとか面接だってそう。

 

それも確かに自分の一面だけど、気合いをいれてモードを切り替えるじゃん。そのことを忘れてたよね。

 

相手5歳児と7歳児だぜ。33歳のおっさんの素じゃ噛み合わないし、余計にイライラするのも仕方ない。

お父さんスイッチ、いきますよー 

というわけで、最近は意識してお父さんスイッチをいれてみている。昨日は車での移動時間が長くて息子と遊んだのでいくつか紹介したい。

 

まず、前方になっがいトンネルが見えた時に息子が言うのだ。

 

「ねえ、パパ!トンネルの時は息止めないといけないんだよ!」

 

以前の私なら失笑しながらこう言うね

 

「へえ、大変だね」

 

うむ、我ながらクソ野郎だな。でも昨日の私は違うぞ。

 

「え!そうなの!?よし、じゃあパパと勝負だ!さん、に、いち!すたーと!……ぷはっ、負けたー!!くるしー」

 

見て。このお父さん。ドラマみたいでしょ? 

 

( ゚д゚)、ペッ

 

って思う人もいるかもしれない。でも、お父さんってそういうことなんだよ。そして本気を出せばそれができるのがこの私なのだよ。

 

もう一個いくぞ。

 

「ねぇ、パパ、じゃんけんしようよ!」

 

いつもの私なら「やだよ」で終わってしまう案件だが、ちゃんと付き合ったんだよ。いつまで続くかわからないじゃんけんに。

 

その結果、息子のじゃんけんの癖を発見したのだ。

 

も、もしかしてこいつ、グーとパーを交互に出しているんじゃないか?

 

それに気づいてどうするか考える。確かに、以前の私ならひたすらパーを出し続けて息子を完膚なきまでに叩き潰しただろう。

 

でもお父さんスイッチの入った私は違うぞ。

 

とにかくグーを出しまくって、連続で負けて負けて負けまくり。

 

「えー!!!!なんでパパこんなに勝てないの!!いんちきだよいんちき!あとだしだー」

 

( ゚д゚)、ペッ

 

まぁ、スイッチをいれるってのはそういうことなんだよね。

 

息子は発狂レベルの喜びを見せていたぞ。

あとは元気を出しましょう

さて、子供達への嫌悪感はゼロになった。新しいイライラも出てくるだろうし、娘の暴力でカッとなる時もあるだろう。

 

それはそれでね、認知行動療法とかで一つずつ潰していくしかないけど、怒りのコップが溢れてなければ多少の怒りはスルーできる。

 

だから、あとは私の基本的な体調、メンタルをどのように改善していくかってことやね。

 

今朝もそうだけど、「よし、やるか」と気合いいれて意識してスイッチをオンにすればいい感じに立ち回れる。

 

無茶をしている面もあるので私のメンタルに悪影響もありそうだが、子供達との関係性の悪化は私だけでなく妻にも子供達にも相当に悪影響を及ぼす。家庭が崩壊しかねない。

 

うつ病とはいえ、家族がいる以上最低限必要なことだよなぁと認識した。ずっと家にいるからね、同じモードで過ごしてしまいがち。

 

子育てってのは、自立を教えることだから。教える立場ってのは、ぼけーっとしながらはできないってことよ。

 

うむ。どの口が言ってんだって感じだね。( ゚д゚)、ペッ

 

以上、ピタゴラスイッチによせた「お父さんスイッチ」の話であった。