ステップファザーにできること

重度知的+発達障害の娘と、二人のやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

妻に対して納得いかずに怒っていたが本音を話して仲直りした話

怒りは気づけば溜まるものだと痛感しているとんぼである。ごきげんよう。

 

家族というものは、生活しているだけで様々な軋轢がうまれるもの。特に夫婦なんてのは、お互い不満を我慢している状態なのが自然な気さえする。

 

当然我々夫婦も険悪になったりするのだが、今回はその一つを書いていこう。1週間くらい、私は怒っていたかな?

怒りの発端とは

まずは先日書いた記事をどうぞ。 

www.rabbitonbo.com

 

この日は、私は娘と二人で夜を過ごして、お皿を投げられた日。娘と二人で過ごすのはハードルが高すぎたと改めて思い知ったので、

 

「娘と二人きりで過ごす時間はなるべく減らしたほうがいいんじゃないか」 

 

という提案を妻にしたのである。この発言は至極論理的なものだと思っていた。

 

・娘は暴力が多く、冷静に対応するのが難しい

・夫婦二人で対応すれば、フォローもできるのでよりよいコミュニケーションができる

・必ず二人で対応するわけじゃなく、最大限二人で対応しよう

 

悪くないんじゃないか?だが、この話をしたら妻がとても悲しげなというか、うんざりしたような表情をしたのである。

 

「あれ?私なんかおかしなこと言ってる?」

 

と色々と話をしたんだけども、妻は納得してくれなかった。してくれなかったばかりか、

 

「お父さんのあなたがいつも子供達と喧嘩ばっかりしているから、息子がかわいそう」

 

そう私を非難してきたのである。

 

えぇぇ!?えええぇえええ!?

 

そんな馬鹿な!?

 

いやね、確かに私はただのクソ野郎である。クソ野郎なんだが、クソ野郎にも言い分はある。

 

まず息子はかわいそうなのは事実だ。私が怒っていた期間が長すぎたから、妻が言うことには同意できるし、だからこそ対策をとって息子への怒りを鎮めようとしている。

 

そしてすでに怒りはほぼ静まって、息子とは笑顔で話しているし、一緒に遊ぶし、「大好きだよ」といって夜にハグすらできるようになった。

 

そこまで回復したのに「息子がかわいそう」って言われても、私も困るんだが!それに娘の暴力と息子の件は別件なんだが!

 

どうしろっちゅーんじゃ!

 

ということで私は普通に怒ったんだけども、妻は納得しなかった。さらに言う。

 

「こんなんじゃもう子供達見られないよ。私の帰りが遅くなる日はお母さんに子供達を二人とも見てもらおう」

 

つまり、私にはもう子供達は見せられないってことよ。

 

ええええええぇぇぇ!?

 

お、おかしくね?なんでそんなこと言われなきゃならんのだ。ただ娘に皿を投げられて、対応難しいよねって話をしただけなのに!

 

皿投げられても、我慢してニコニコしながら「大丈夫だよ」って嘘つけばいいのか!?

 

完全にバカにしてやがると、ふざけんなと思っていたのだが、妻が言いたいこともわからんこともない。

 

父がイライラしていることが多いと、そりゃ子供達に悪影響もあるのだろうしさ。

 

結局話は平行線のまま、このわだかまりを持ったまま普通の生活に戻った我が夫婦であった。

妻の帰りが遅い

このような流れで、私としては「妻に信用されていない」という苛立ちを抱えていた。

 

私に子供達を見せたくないんでしょ、虐待でもすると思ってるんでしょ、と半ば意地になっていた。

 

そして昨日のことである。いつもは18時30前後には帰ってくる妻が、帰ってこなかった。

 

電話をしたが、電話中。折り返しの電話もこないから、いったいいつ帰ってくるかもわからない。まあ仕事でちょっと残業したか何かだろう

 

よくあることなのだが、私は少しずつイライラしてきた。 

 

その後、19時前には帰ってきた妻はケロっとしており、

 

「私が少し遅くなる時は連絡しないから、連絡なかったら遅くなると思って対応して」

 

とか言ってくるから、もうむかついてむかついて、怒りが爆発したのである。

 

なんだよ、私には子供達は見られないとか言っといて、自分の都合にあわせて丸投げかよ!ふざけんな!

 

という、結構なぶちぎれであった。口には出さないがね、むかついてむかついて怒りを顔に出していたら、それにあわせて妻もイライラしだして。

 

異常に険悪なムードでその日は終わった。

話し合ってみたところ

ということがあって私は怒っていたのだけども、少し日も経って今朝二人で少し話してみた。

 

話してみたというか、上で書いたことをただそのまま伝えてみた。

 

結局、妻は妻で私のことを信用していないわけではないという。息子との仲が良くなっているのもわかってくれているし、娘の対応が一人ではきついのもわかっていた。

 

多分この1週間、妻から何度か歩み寄ってきてくれていたのだが、私がそれを拒否していただけであった。

 

私を信用できないと馬鹿にしたことは絶対に許さない。

 

文字にすると恐ろしいが、でもそういう感じだと思う。

 

一応久々に、心のうちをすべて話してすっきりしたよ。大変なんだよ、本音を配偶者に話すって。

夫婦が仲良くやっていくために

以上、妻と喧嘩して仲直りした話であった。

 

こういうことって今までも何度かあったんだが、このような細かいことを抑えて抑えて、ずっとお互いに本音を話さなくなったらいよいよやばいのだろう。

 

何よりつまらない。本音も言いたいことも我慢して、納得していないまま上っ面だけで一緒に生活をする。

 

これ楽しいか?幸せか?と言われれば、微妙ですよね。

 

知らぬが仏ってこともあるのだろうが、生涯一緒にいようと決めて結婚したのだから、今後も納得できるまで話し合いができるようにしていきたい。

 

本音を話し合うって、簡単じゃないよねぇ。

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