ステップファザーにできること

発達障害の娘とやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

37歳になる姉の誕生日に嫌味ったらしい本をプレゼントしてしまった話

姉の誕生日に何をあげようか悩んでいたとんぼである、ごきげんよう。

 

三つ上の姉、次女は今年で37歳。うつ病の旦那と二人暮らしで子供はいない。そんな姉に一体何をプレゼントすべきか。

 

悩みに悩んだ結果、ちょっと嫌味にもとられかねない本をプレゼントしてしまった話をしたい。

次女夫婦の状況とか

何度かこのブログでも紹介している次女夫婦について簡単に紹介する。まず、次女の旦那さんは現在無職でうつ病である。

◆結婚して追い込まれた義兄がお金もあるのに重度のうつ病になった話

 

5年どころじゃなく10年近く無職の旦那さん。資産持ちでお金には困っていないのに、働かなければというプレッシャーからか数年前にうつ病を発症した。

 

一時は自殺寸前まで病状が悪化するも、次女の献身的なケアによって現在は回復に向かっている、様子。あまり顔を合わせたことがない。

 

そして今年の三月、次女もフルタイムの仕事をやめた。旦那さんを長時間一人にするのは心配で仕事を変えるという。

 

今後は働くにしても短時間のパートにして、家でひきこもり旦那さんをケアしていきたいらしい。

 

弟の私としては、そう悪い選択肢ではないかなと考えている。

 

一時期の次女は仕事の人間関係で追い詰められてた上に、旦那さんのうつ状態も重症で相当にやばかった。次女が死にそうだったくらい。

 

今は時間の余裕もできて、旦那さんと遊びに行ったり実家の猫と遊びにきたりと笑顔も増えているようである。

 

人の家庭の事情にとやかく言うつもりもないしさ。次女が納得して笑っているなら、それでいいじゃないか。

次女の誕生日プレゼント

そんな次女が先日誕生日を迎えた。37歳。うーむ、私もだが姉も歳とったなぁ。アラフォーだもんな、時の流れは早い。

 

次女は私の話を割と聞いてくれる人なので、ここ数年の誕生日はおすすめの書籍をプレゼントしていたりする。

 

ダイエット系とか、うつ病の旦那もいるしストレス対策の本とか。そして、今年はどうしようかとTSUTAYAで悩んでいたのである。

 

プレゼントに自分が読ませたい本をあげても意味がないので、次女が読みたそうな、今役に立ちそうな本を探す。

 

その時に閃く。あっ!そういえばあの本いいじゃん!と手に取ったのがこちら。

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有名な『13歳のハローワーク』のような、世の中にある職業を紹介する書籍。

 

特徴はそのイラストで、一つ一つの職業をかっこいいイラストにしている。あらゆる職業の給料や特徴もわかるし、パラパラめくるだけでも楽しい。

よくないですか?この本。

プレゼントしたあとに気づくけど

次女は以前からよく言っていた。

 

やりたいことがわからない。何していいかわからない。

 

そんなわけで、以前からよくわからない仕事を転々としていたりする。私も含めて、姉弟みんなそんな感じなのだが。

 

次女もうつ病の旦那も、今はもしかしたらどん底にいる気分かもしらんけどさ、言い換えれば何でも好きにやっていい期間でもあるんだよ。

 

次女も何やったっていいし、うつ病の旦那だって金もあるんだからもはや嫌なことをやる必要もない。

 

なら、好きなことやったらいいんじゃないか?好きなことがないなら、探してみたらいいんじゃないの?

 

ということから上の職業図鑑をプレゼントしてみたという次第、なんだけど! 

 

よく考えたらそんなこと考えられないのがうつ病だし、正直大きなお世話じゃないか?

 

弟からこんなん貰ってきたら、働かない自分に対する嫌味と受け取られて旦那さんのうつ状態が悪化するかもしれない。

 

プレゼントして「二人で見てね」と言ったあとに気付く。嫌味ったらしいなと。

 

そ、それでもさ!元気な時にぱらぱらめくってくれるだけでも、何かしら発見があるかもしれない。

 

二人が面白い道に進んでくれたら私もわくわくする。期待しているぞ。