ステップファザーにできること

発達障害の娘とやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

一人だけ早くご飯食べてテレビをつける息子が許せない理由を分析する

最近は息子とそれなりに仲良くやってるとんぼである、ごきげんよう。

 

息子に怒りを感じるのはほとんどテレビのことなので、テレビを捨てればもっと良き父になれるはず。だが、ストレスから逃げていても成長はない。

 

とか言いつつ、まぁむかつくんだよ。何でこんなにむかつくのか考えてみよう。

息子のテレビの日

月曜日は息子のテレビの日。夕方に帰宅して風呂に入ってから、息子は一人でYouTubeを見始める。一人でヒカキンやゲーム実況を見て、まあ楽しそうである。

 

それから夕食の準備が整うまでYouTubeを見続ける。ご飯時間中はテレビを消すようにいっているので、素直に消してくれる。

 

テレビがついた状態でご飯を食べると、あまりに遅く、汚れ、時間を浪費するからである。皿洗い担当としては、だらだら食べられるのは迷惑なのだ。

 

テレビを消すとなんやかんや話しながらスムーズに食べてくれるのだが、先日の月曜日は、息子だけ食べるのが異様に早かった。

 

妻や娘とは比べものにならないスピードでパクパク残さず食べて、茶碗を流し台に持っていき、ちゃっちゃと手を洗い、着替えて、翌日のカバンの準備をして、何も言わずにテレビのリモコンを手に取りYouTubeをつけた。

 

どう思う?この感じ。ちゃんとやることやっている息子だなぁと思われるかもしれない。そこそこに習慣が身についていると。

 

それが違うんだな。もうイライラして仕方がない。この怒りはLv10、最大である。怒りのガソリンが満タンになる。

 

何だよこいつ!お前とはもう話しない!

 

そう心の中で誓うほどにイライラしたんだぞ。

何がこんなにむかつくのか?

さて、なぜ私はこんなにむかついたのか、自分でもよくわからなかった。息子はやることやってるし、息子のテレビの日だ。イライラする意味がわからない。

 

これは分析する必要があると判断し、筆記開示でイライラを展開してみると原因が判明した。このよくわからない怒りは何なのか、それは、

 

テレビをつける時に、家族に一言かけてほしかったのだ。

 

くだらないが、そういうことなんだよ。

 

ご飯の時はテレビを消すのが我が家のルールだ。それは、妻も娘も息子も同意しているし、特に反対意見もない。

 

月曜日が息子のテレビの日なのもみんなわかっている。ご飯も食べて片付けも準備もしたなら、時間の許す限りYouTubeを見たらいいと思っている。

 

なんだけど!!!

 

テレビの影響力って大きいのだ。私はテレビの影響力の大きさを知っている。テレビがどれだけ人の邪魔をするか、どれほどに集中力を奪うか知っている。

 

だからテレビをつけるなら、例え誰もテレビを見てなくても、どんな状況であっても私なら絶対に聞く。

 

「テレビつけてもいい?」

 

いや、ほんとこれだけ。まじでこれだけ。これを聞いてほしいの。何でこれ聞かないの?君のテレビの日だから、好きな番組を見る権利は確かに君にあるんだけど。

 

だけど、まだ妻も娘もご飯食べてる最中だから。妻や娘が食べるのが遅くなって、君の貴重なテレビの時間がなくなってしまったらかわいそうだとは思うよ。だから絶対に見るなとは言わないよ。

 

でも、一言聞いてもよくないか?テレビつけて大丈夫?とか、まだご飯食べてるけど、時間ないから見てもいい?とかなんかあるだろ?

 

テレビつけるのって、君一人だけの問題じゃないだろうが。みんな居間で食事中なんだから、もはやこれは家族全体の問題だろうが。

 

なんで何も言わずにリモコンを持ったんだ?

 

なんで誰にも何も言わずにテレビをつけたんだ!?(怒)

 

こんなとこだな。

最低限の気を配れと怒る前に

実際、娘の食事の状況によっては、テレビをつけてほしくない時もあるのだ。だからこそ、テレビをつけるなら声をかけてほしい。そう考えてイライラながらも、私は口をつぐんでいる。

 

家族をないがしろにするな、というのが私の持つ価値観の一つである。そして子供達に好きに、自由にさせたいという価値観もある。

 

結局どうしていいかわからず、イライラしながら何も言わないということが多い。

 

でも、言わないとわからないこともあるよね。

 

「空気を読め。それくらいわかるだろ。こんなん当たり前だろうが」なんて、このような考えでは今後もイライラしてばかりだ。前に進めない。

 

イライラすることがあったら、私が重要だと思っていることを息子に話してみる必要がある。話してみなきゃ始まらない、黙っていてもわからんのだ。

 

息子に拒否されるのが、嫌な顔されるのが、理解してくれないのが怖いというのもあるが、今度同じことがあったら、息子を止めて、話してみよう。

 

テレビが邪魔になることもあるから、見たいなら家族に対して一言かけてほしいと言ってみよう。

 

この問題が解決すれば、息子との関係はより良好なものになるはずだから。