休むと過剰な自己嫌悪に襲われるとんぼである、ごきげんよう。
私がここ数年、計画通りに成功しなかった理由の一つに、休むことに対しての嫌悪感がすごかったことがあげられる。
外で働いていた時には休日が楽しみだったのに、今なぜここまで休むことが嫌なのか。年末年始に試しに休んでみた感想も含めて伝えていきたい。
年末に頑張ったことを継続したい
2019年の11月から12月にかけて、瞑想や運動、勉強などを6週間頑張り続けた時期がある。
◆カリフォルニア大学式6週間の人生改造プログラムを無事に終えたぞ!
このプログラムが終わって心身ともに改善されたのはいいが、問題なのはプログラムが終わった後。この6週間でやってきたことを、すべて一斉にやめてしまったらどうなるでしょう。
そう、激しい自己嫌悪に襲われるのだ。これはもう、やらなくてもわかる。
せっかくここまでやってきたのに。すべてが無駄になってしまった。あぁ、もったいない。もうだめだ、おわった。
食事も睡眠も運動も勉強も何もかもがグダグダになり、心がおられ、2度と手をつけなくなるだろう。しかも、そのタイミングとしては年末年始はおあつらえ向きだ。
6週間のプログラムは終わったが、できればすべて、今後も続けていきたい。せっかくここまでやったのだから、今後1日も欠かさず休みたくない。
だが妻も子供達も年末年始は休みでずっと自宅にいる。まさか子供達を毎日妻一人で相手をさせるわけにもいかない。
プログラムって5時間かかるんだぜ。年末年始も休まず、今後もずっと5時間のプログラムを続けるのか?いやまて、どう考えても現実的じゃないだろう。
休みたくない思いと、休まざるをえない現実に板挟みになり、結局休むことにした。息子が熱を出したのも、良いタイミングだったのではないか。
◆年末に高熱が出た息子のおかげで自宅に缶詰で気が狂いそうだった話
休みって必要らしい
少し調べたところ、何においても休みというものは必要らしい。自分の経験からしても、1日のスケジュールがパンパンよりは30分だけでも余暇があれば気分が違う。
さらにダイエットも週に1度程度なんでも食べていい日(チートデイ)を作った方が、継続しやすいとかなんとか。
私もね、睡眠の質を下げないための寝る前のルーティンさえ守れば、正直週に1回程度は完全な休みを作ってもいいのだ。もしかしたらその方が、日々の生産性も上がるかもしれない。
それができないのは、自分が許せないからに他ならない。
チートデイを作っても、その1日ですべてダメになってしまう気がして続けずにはいられない。休みであっても、何かやらなきゃという焦燥感に苛まれている。
毎日欠かさずやらなければ、私はやめてしまう。全てが無駄になる。自分はダメな人間だ、一度やめたらもう終わりだ、そんな信念がある。
これでは、今後はやっていけない。
生涯、自分で作った理想的な食事だけしか食べないというのは不可能だろう。親戚との付き合いや、友人との付き合いだってある。
家族で旅行にいくとして、旅行先でも運動や勉強などのノルマに追われるのか?ホテルの料理も食べないわけか?
馬鹿げているとしか言いようがない。
結局、習慣を休まざるをえない時がやってくる。息子の熱もそうだし、娘の入院だってそうだ。イレギュラーな必ずやってくるし、どうしようもないこともある。
ならば、休んでも自己嫌悪に陥らない方法を考えていくしかない。
挫折や失敗、また予定外のことを前提とした目標を立てたり、常に100%を目指しつつも、7~8割程度を達成できたらよしとするなど。休みの訓練も必要だ。
この問題は、非常に大きな問題だ。子供達への怒りと違って、”やることが残っている”という焦燥感は、一日中、ずっと付き纏う。
早めに潰しておきたい。
年末年始はお休みしました
休みの練習ということで、年末年始は3日ほど完全休養した。
さすがにまだ自己嫌悪する。あれもやりたい、これもやりたい、休んだら効果がなくなってしまうんじゃないか、休んだらもう続けられなくなってしまうんじゃないか。
そんな思いが自分を攻撃するけども、その度に呼吸を落ち着けて、自分に語りかける。
今までやってきたものはなくならない。たかが数日休んでも習慣は消えない。例え消えても、一度できたのだからまた復活できる。
このような思考に切り替えて、事前に休みと決めた年末年始は2日+1日はお休みできた。そしてその翌日である今日は、無事に習慣を再開できている。嬉しい。
せっかくの年末年始だから、本当はもう少し休めるといいのだが。休日初心者が突然10日とか休んだらまじですべてが終わってしまいかねない。
少しずつ慣らして、週に1日は完全休養の日をつくっていくのが今後の目標だ。妻や子供達と何も気にせず遊びにいけて、ストレス解消・モチベーションアップに繋がるんじゃなかろうか。
外で働いていた時にあんなに休みが楽しみだったのは、いくら休もうが休みがあけたら絶対に出勤する必要があったし、職場にいかないと何もできなかったからかな。
個人事業主で自宅が職場だとしても、メリハリをつけられるように訓練したい。