娘の暴力のパターンを分析したいとんぼである、ごきげんよう。
私も妻も義母も息子も、いつ来るかわからない娘の暴力に怯え、イライラし、ストレスがたまっている。
なんとなく攻撃されるパターンは掴めているが、今回は娘の暴力が顔を出すパターンを言語化していきたい。対策も取りやすいしさ。
娘の暴力・攻撃が出る3大パターン
妻と話し合い、娘が攻撃してくるのがどのような状況か、思いついたものをあげていった。すると例外はあるにしても、大抵は以下の三つのパターンに分類されることがわかった。
①注意された時
娘は注意されることに対して、強い反発を示す。
これはどんなに些細なことでも、どんなに危険なことでも、注意された時点で娘の理性は吹っ飛び、即座に攻撃に走るようだ。
例えばコンロや鍋など、危険なものを触らないように注意したら叩かれるのがわかりやすい。汚い物を口にいれるとか、物を投げるとか。
あらゆることに対する注意に拒絶反応を示す。息子を叩いたので注意したら、注意した私が叩かれる。私を叩いてくる娘を注意したら、当然叩かれる。
つまり、状況は関係がない。ただ注意されたという事実が、娘の暴力を呼び起こしている。
解決策としては、注意をしない方向で対応するのがベターだろう。頭ごなしに止めるのではなく、受け入れる。
「これがやりたいんだね」などと共感を示し、「でも危ないから、一緒にあっちにいこうね」とか。「叩きたいくらい怒っているんだね」「わかるわかる、嫌だったんだよねうんうん」とか。
このような神対応をすれば叩かれることはなくなるだろう。よほど危険じゃなければ、注意するのはやめた方がよさそうだ。
逆に危険な時には、叩かれる前提で注意する。このメリハリが大事なのかも。
②やりたくないことをすすめられた時
やりたくないことをやれと言われる、これも娘の逆鱗に触れる案件だ。
食べたくない気分なのにご飯だよと言われる。お箸を使いたいのにスプーンを渡される。自分で食べたいのに介助される。話しかけてほしくないのに話しかけられる。
このどれもが攻撃される。最悪皿を投げられスプーンを投げられ椅子を投げられる。
トイレのあとの手洗いを促されただけで発狂することもあるし、車から降りない時には絶対に降りない。無理やり降ろしたら、地面で寝っ転がってこちらを蹴りまくるか、無気力になって動かなくなる。
今の娘は自分がやりたいことしかできなくなってしまったようだ。身につけてきた習慣であっても、ただ促すだけで暴力となって返ってくる状態だ。
この解決策としては二つ。受け入れること。そして別の方法を考えること。
まずは、こちらが促すことを娘がやりたがらないとしても、それは娘が決めることなのだから、受け入れる。無理やりに強制されるのは誰だって嫌な物なのだ。
それを受け入れられる器と余裕が必要となってくる。生活リズムを変える必要もあるだろう。
また娘がやりたがらないなら、別の手法を考えるのもありだ。トイレの後に絶対に手を洗わないならば、ならば除菌シートやウエットティッシュで拭いてもらうだけでもいいだろう。
よりハードルの低い別の方法を提案してみるのだ。拒否される可能性はあるにしても、思い通りにいくことはないと肝に銘じておくことが重要かな。
③パーソナルスペースに邪魔者が入ってきた時
続いて息子に対する暴力で一番多いパターンが、娘のパーソナルスペースに進入者が入った時。息子が蹴られまくるのも大抵これ。
ちょっと近づいただけで怒って蹴りまくる時もあれば、娘から異常に接近してくる時もある。顔を叩かれるんじゃないかと怖くなるくらい近づいてくる時もある。
見た限りでは、娘のパーソナルスペースは常に変化しているようでどの程度の範囲なのか、はっきりわからん。
解決策としては、娘がイライラしている時は家族がそれぞれ意識して、娘と一定距離を保つしかなさそうだ。
コロナが例え流行ってなくても、娘との間には基本的にソーシャルディスタンスを確保する。常に数メートル離れて会話をする。
これしかないっしょ。ソーシャルディスタンス育児と名付けたい。
分析すれば対策できる
放っておいても子供たちは大きくなるとはよく言ったもの。なあなあで適当に暮らしていても何とかなると思っていたが、そうはいかなさそうだ。
娘の暴力に晒されて家族のメンタルが削られている以上、現状を分析し、何かしらの対策を取らねば家族が崩壊してしまう。由々しき事態である。
ちなみに上の三つは再現性もしっかり確認している。
①台所に近づいてきた娘に「こっちにこないで!」と注意してみたら叩かれる
②つまみ食い中の娘に「あっちでEテレみてきて」と促したら叩かれる
③娘の足下にわざと近づいてみたら蹴られる
ここまで予想通りに動いてくれると、逆に面白い。娘は不快なのだろうが、「あぁ、このルールに引っ掛かったんだな」とわかればメンタルへの悪影響も少ない。
いやね、娘の薬調整がうまくいって落ち着いてくれたら、こんなこと考えなくていいんだけどさ。落ち着く気配がないから仕方ない。
やれることをやっていきましょう。
ここまで読んでいただき感謝。
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