ステップファザーにできること

重度知的+発達障害の娘と、二人のやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

学校もデイも休みの娘と半日一緒に過ごして家庭教師をしてみた話

娘が昼寝している間にこれを書いているとんぼである、ごきげんよう。

 

活動内容に差がある娘と息子を一人で見るのはつらく、義母が娘を長時間見られない。そこで、基本的に私は娘と過ごすことになった。

 

コロナが落ち着きを見せるまでこの生活を続けていく予定。ただ娘も本来なら学校で色々と学んでいるはずだから、放置というわけにはいかんのだ。

娘と一緒に過ごす1日

朝から叩きまくる娘、薬も投げてイライラが半端じゃない。さすがにこの状態で義母は面倒を見られない。というか、私でも見られない。

 

仕方がないが、子供たちと一緒に義母宅へ向かい、息子だけおろして娘と二人旅へ出かける。

0校時体育

世には0校時体育というものあるらしい。運動が脳を発達させるのだけど、授業の前に運動をすることで成績が上がったとかなんとか。

 

娘はがっつり勉強をする予定はないが、やはり軽くでもいいから運動はしておきたい。そこで二人で散歩。

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最初はイライラしてた娘も、歩けば歩くほどににこにこ。誰もいない散歩コースなので大声を出しても問題なし。声かけしながらただただ歩く。

 

こんな細い部分をバランスをとりながら歩かせてみたり、走ってみたり。

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うーむ、いい運動であった。私のストレス解消にもなる。

教科書がわりの本を読む

特別支援学校から教科書としてもらってきた言葉の絵本も読み聞かせをした。

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「食べる」「ふく」などの動詞や「おはよう」「いってらっしゃい」といった挨拶が、イラストと文字で描かれている。

 

動詞を教えるってことなんだろうけど、意外に難しい。歯磨きの絵をさすと、娘は「はーみーがーきーごしごしごし!」という。だが答えは「みがく」だ。

 

間違っちゃいないから声かけが難しい。動詞という概念を果たして理解しているのか。なんて説明していいかわからない。

 

とりあえず「そうだね、ごしごしごしだね。じゃあ、『はを〜???』(みがくジェスチャーをする)」くらいやると、「みがく!」と答えてくれたりした。

 

使い方が当たっているのか、ようわからん。ハンバーガーをさしたら「ハンバーガーキット!」というのも、なんて言っていいかわからん。

塗り絵をさせるとペースが早すぎる

10分ほどで娘の集中力が切れたので今度は塗り絵の本。だが娘はじっくりきれいに最後まで塗る気がゼロだ。

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しっかり塗るように声をかけても、あまり集中がもたないようす。飽きたら次へ、飽きたら次へとどんどん進んでいく。ペースが早すぎる。

 

たったの20分ほどしかやっていないのに、120ページある本の半分まで手をつけてしまった。ほぼすべて半端な塗り方で、もったいないと感じて途中で止めたら怒っていた。

 

本はダメかもしれない。1枚ずつわかれた塗り絵をプリントして渡さないと、次があると思ったら集中してくれないっぽい。要検討。

限界が早すぎる

そんなこんなで3時間ほど娘の家庭教師をしたところ、お昼前にはすでに目つきが悪くなり、ちょっとしたことで爆発するようになった。

 

ここまでがっつり1対1で接すると、娘の状態や機嫌の変化がよくわかる。

 

運動して本を読み、塗り絵をして。娘は脳も体も疲れ切ってしまったのだと思う。体力お化けの息子とは正反対で、あっという間に限界がきてしまったのだ。

 

あまり詰め込みすぎない方がいいかもしれない。ゆっくりとしたペースで、少しずつやっていくのがいいのだろう。

昼寝が長い娘

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そんな半日の話である。ここまで書いた今もお昼寝しているが、もうすぐ2時間になるのでそろそろ起こそうか。

 

もともと体を上手く動かすことも難しかった娘。ちょっとした散歩だけでもかなりの体力を使ったのかもしれない。活動量の調整が難しいな。

 

朝に暴れ回る娘が、夕方にデイから帰ってきたらぐったりしてる理由がわかった気がする。

 

今後は昼寝や休憩を挟みつつ、少しずつ新たなことに挑戦させていきたい。さて、午後はなにすっかなー

 

ここまで読んでいただき感謝。

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