ステップファザーにできること

発達障害の娘とやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

息子と仲良くしたくない自分を乗り越えるため知識を総動員し本気出す話

息子とは仲良くしたくないと思っているとんぼである、ごきげんよう。

 

息子にぶちぎれた話を2日前に書き、息子を受け入れるためには勇気が必要だと昨日書いたので、今日が三部作の最後として息子を受け入れるための現実的な行動を書いていく。

 

息子と仲良くしたくない、受け入れたくない!という自分に気付いてる今がチャンスだ。全力を出していきたい。

息子を受け入れるためのワークを考える

誰も興味なさそうな話だが、息子との関係をよりいい方向に持っていくことは私にとっては人生最大の難関だと言っていい。

 

ただ「勇気を出そう」「息子を受け入れよう」と考えるだけでは、数日しかもたない。気付いたら勇気は挫かれ、絶対に息子を認めない私に逆戻りするのは目に見えている。

 

そこで、息子を好きになろうと勇気を振り絞れる今だからこそできる方法論を考えていく。

リフレーミング

最近よく書くリフレーミングも意識して取り入れたい。いわゆる捉え方を変えるという奴で、以下の感じでいかがだろうか。

 

×自己主張が激しすぎる空気を読めないクソ野郎

○恐れず堂々と自分の意見を話せる

 

×クソ生意気

○自信に満ち溢れている

 

×YouTubeばかり見たがる廃人クソ野郎

○自分がやりたいことがはっきりと自覚できている

 

度を越しているものはしっかり話し合って注意したり、より良い方向に導けるようにしなければならない。だがその前に、まずは受け入れる必要がある。

 

受け入れるためには「クソやろう!!!」では無理だから、意識して表現を変えていこう。

 

ちなみに娘の暴力は、

 

×何をしてもしなくても叩いてくるパチパチクソ野郎

○嫌で嫌で衝動的に手が出てしまう娘の心の叫び

 

と切り替えてから、驚くほどにイライラしなくなったから効果は期待できるはずだ。息子を受け入れたくない私では無理なやつだな、これは。

ベネフィットファインディング

続いてベネフィットファインディング。これはPTSDレベルのトラウマであっても、プラスに変えられるとかいう奴。

 

過去にあった嫌な出来事、恨みや憎悪の対象に関して、その状況・人があったことで自分の人生においてどんなプラスがあったかを書き出すというワークだ。

 

20分間ベネフィットファインディングを行っただけで、復讐心が和らいで相手を許す気持ちが増えたという実験もあるので、高い効果が期待できる。

 

ただ、これは絶対に息子にだけはやりたくなかった。こいつがいたことでプラスなんかねーよ!!という自分を今まで正当化し、拒否してきた。

 

これも仕方がない。息子がいたことで得られたことは、多くあるはずだ。これをしばらく毎日20分続けることにしよう。

セブンコラム(7つのコラム)

過去にも気に入っていたセブンコラム。こちらは認知行動療法の一種で、偏った思考をバランスのとれた思考に矯正するというもの。

 

コロナの影響でやる時間がなくなっていたが、セブンコラムを息子専用のものとして今日から再開する。

 

息子に対する認識が明らかにバランスに欠けているので、必須だろう。せっかくなので、今朝の出来事セブンコラムで書いてみよう。

 

状況:今朝、妻に「忙しそう(で子供たちが邪魔)だから、テレビつけようか?」と聞いたらなぜか息子が「つけて」と言ったこと

 

感情:嫌悪感100%

 

思考:はぁ?お前に聞いてないんだけど、なんで妻じゃなくてお前が返事したの?テレビをつけるかどうか決めるのはお前じゃないだろ?

 

根拠:忙しそうだからテレビをつけようか?と聞いたけど、息子が自分に聞かれたと捉えた可能性がある。またテレビは家族の共有財産で、ルールも家族共有である。朝はテレビを見ないと決まっているのに、父である私がテレビをつけようか?と独断で決めるのもおかしいし、それならば息子にもつけるかどうか決める権利があると考えられるし、意見をいうのは自然なこと。何らおかしなことはない。

 

反証:妻と息子はすぐ隣にいたし、息子はただ自分の意見を言っただけ。悪意もなさそうだし、単純に暇でテレビが見たかっただけかもしれない。妻が忙しそうだからテレビをつけると妻が楽になるという目的で声をかけたので、息子の意見は特に悪くもない。目的は同じだから、怒る必要はない。

 

バランス思考:あぁ、息子のでしゃばりクソ野郎がって思っている。でも我々4人は家族だから、ルールを作ったのなら皆が同じラインに立っているのだ。息子が出しゃばりだというなら、私だってでしゃばりだ。妻が弁当を作ったりと忙しそうだから、みんなで協力できるような体勢ができるならいいんじゃないか。

 

今の気持ち:嫌悪感-50%

 

こんな感じ。面倒だけど、やるしかない。

息子の幸せを願う

最後に、いつも寝る前にやっている瞑想を、息子の幸せを願う慈悲の瞑想に切り替えることにする。前半15分は自分を癒し、後半15分は息子の幸せを願いたい。

 

妻や娘の幸せは素直に願えるのに、息子の幸せだけは絶対に願いたくない自分がいるというまさに毒親の鑑、それがとんぼである。

 

受け入れたくない!!認めたくない!!という私ではこんな選択肢は出てこないが、勇気を出して息子の幸せを願うことにする。

 

受け入れられない相手の幸せを願うって、すごくパワーを使う。でもやってみよう。

しばらく続けるのでいつか報告します

そんなわけで、心の闇を自覚できているうちに徹底的に対策をとろうという話であった。

 

すぐに何かが変わるわけでもないはずなので、また一月後とか数ヶ月後に変化を報告するかも。もしくはブログの書き方で変化がわかるようになれば嬉しい。

 

息子を受け入れたい自分と、受け入れがたいという自分が綱引きしている状態だから、現実的な努力によって綱引きに勝利するだけである。

 

まぁ、余裕でしょう。私にまかせろ!

 

ここまで読んでいただき感謝。

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