ステップファザーにできること

発達障害の娘とやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

妻が心身ともに限界がきて、子供たちと三人で出かけざるをえない話

本日はひっさびさに子供たちと三人で出かけてきたとんぼである、ごきげんよう。

  

いやぁ、娘と二人、息子と二人ならともかく、娘と息子と私の三人ってのはかなり勇気がいるよね。

 

でももう、そうせざるをえない程に妻に限界がきていた。今日は書くことが山ほどあるぞ。

お疲れの妻と子供たち

最近は娘がなんとなく様子がおかしい。夜の寝つきが悪くなったし、妻の布団に潜り込んできて安眠を妨害している。

 

それもあって妻は最近疲れている。しかも今朝は、夜間に娘の発作が数回あった。夜中に何度も奇声をあげていた。

 

こんなんで妻が眠れるわけもなく(私は眠っていた)、明け方に座薬をいれて一応は落ち着いた。とはいえ寝不足だ。

 

そんな状況で、7時過ぎから息子がもそもそ動き出し、コソコソ喋り出した。息子が動くと娘が嫌がって、蹴ったり頭突きしたりする。

 

そこで妻は考えた。

 

そうだ!息子はどうせ寝ないのだから、夏休みの宿題をさせよう!!プリントが15枚もあるのだ!!

 

妻の指示でリビングで一人で宿題をすることになった息子だが、宿題があっさり終わった様子。

 

リビングでガチャガチャガチャガチャとうるさい活動を始めた。

 

「何でこんなにうるさいの!?!宿題はどうしたの!?」

 

そんな妻の怒号で目を覚ます。で、話を聞いてたら、どこかおかしいのだ。

 

息子はいう。

 

「宿題はおわったよ、答えを見て書いたよ」

 

答えを見て書いた??どういうことだ??

 

妻は息子の返答を聞いて理解したようで、完全にぶちぎれる。

 

「アホかお前!!!プリントの答え見て書く奴がどこにいる!!?」

 

これはフォローが必要だと息子に話を聞けば、息子は夏休みの宿題として国語と算数ドリルをもらってきた。

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これとプラスで、解答冊子ももらってきていた。

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この解答冊子は親が宿題をチェックするためのものだったのだが、息子はなんと、宿題のドリルをすべて回答を見ながら写し書きしてしまったというのだ。

 

「だって答え見て書いた方が早い」と悪びれもなくいう息子。

 

……まぁ怒るよね。

 

「いいから全部消して、書き直してこい!!!!」

 

妻が怒鳴り、渋々息子もそれに従っていた。

 

でもさ、見なくてもわかるんだけど、消しても意味がないんだよ。

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こんな風に、消したってあとが残っている。もはや答えを見てるのと一緒、時間の無駄としか言いようがない。

 

なにこれw意味ねーwと私は面白がりつつも、宿題の意味は何かを息子に伝えた。しかし妻にとっては、笑い話では済ませられなかったようだ。

妻の限界きたる

夜は娘に安眠を邪魔され、てんかん発作も連発し、さらに朝から息子の舐め腐った行動を目の当たりにした妻は、心身ともに限界がきていた。

 

口から出る言葉のすべてがトゲトゲしい。私がお皿を洗っているシンクに、お箸を投げて入れてきたりする。子供たちへの言葉は、怒気を含んだ命令だ。

 

限界がきた妻と同じ空間にいると、だんだんと私の気分も滅入ってきてしまう。眠気が出てきて、私の体まで動かなくなりそうな気配まで感じる。

 

これはやばい。何とかせねば。

 

別に妻が悪いわけではない。妻は疲れているのだ。もう限界がきてしまっただけなのだ。最近は義母も疲れてしまって、フォローを期待すべきではない。

 

ならば、私がやるしかない。

 

最初は息子だけ連れて家を出ようかと思ったが、荒れた娘を置いていったら意味がない。さすがに三人は嫌なんだけど、やるしかない!!!

 

そう決意したら眠気も吹き飛んで、体が動く。人体って不思議だよね。

 

で、朝ごはんに何となく思いついたので、懐かしのメニューを作る。

 

子供たちにメレンゲを作るの手伝ってもらって、

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メレンゲ卵かけご飯を作る。

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醤油かけたらおいしそう。

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昔、何かの漫画で見たやつで、私が好きだったやつ。子供たちには不評だった。

 

その後おにぎり作って着替えとか緊急用の薬やら水やらおやつ準備して、三人で昼前から出かけることにした。

 

出発前に写真撮ったり。

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実家でめちゃくちゃ嫌な顔される

とはいえ、コロナ禍のこの世界だ。子供達連れてどこにでも行けるわけではない。正直、荒れている娘と息子と三人では、さらに行動範囲が狭まる。

 

しかも夕方までは帰らない予定だから、時間が余って仕方がない。

 

こういう時には、私の実家に顔出すしかないでしょ!!妻も義母も頼れないなら、実母に頼るしかないっしょ!!

 

3密にならない公園で散歩の予定はあるも、日中は暑すぎる。熱中症になりかねない。せめて暑い時間だけ、1~2時間だけでも実家で時間を潰せたらありがたい。

 

また実家には夜行性の姉が住んでいて、仕事がなければ昼もリビングで眠っている。邪魔したら怒るので、顔を出せない。

 

しかし今日は姉の車も見当たらない!やったぞ、仕事だ!!姉がいないぞ!

 

と思って実家に顔を出したら、姪っ子(姉の娘)から姉がぶちきれていることを知らされる。

 

今日は朝から仕事で、家に帰ろうと思ったら実家前に私の車があるのを発見。姪っ子に電話してきてめちゃくちゃ怒っているようだ。

 

今から眠ろうと思っていたのに何でこいつらがいるんだ?私はもう寝るんだよ!!いつまでいるの!!?

 

そんな感じの怒りの声が、電話口から聞こえてくる。

 

仕事が終わる昼過ぎから寝るつもりだったらしく、早く帰れという感じ。今来たばかりなんだけど。

 

いやね、連絡せずに来た私も悪いよ。でも、さすがに気分が悪い。こっちは行く場所もなくて、頼れる場所もなくて、最後の頼みの綱として顔を出した実家だったわけよ。

 

頻繁に顔を出すわけじゃないんだよ。実母も子供達連れてくると言ったら普通に嫌な顔するから、よほどじゃないと子供達を連れて行くこともないんだよ。それに姉の車があったら来ないよ。

 

ここまで気使ってるのに、たまたま顔出した瞬間に怒りをぶつけられる。私の実家でもあったはずだが……ここまで気分が悪いことはそうない。

 

これを書きながら涙が出そうなほどには、気分が悪い。

 

せめて1時間だけでも時間を潰せたら……と安らぎを求めた実家だったが、トイレだけ借りて数分で帰ることになった。実母は申し訳なさそうだった。

 

急に来た私も悪かったのだろうが、今は怒りが抑えられない。しばらく実家に顔を出すのはやめておこう。

あっつい中公園にいく

実家から逃げるように出ると、公園に行くしかなくなった我々三人。仕方がないから、一応は行ってみる。

 

でもダメだね。13時は暑すぎる。体温調節の苦手な娘が熱中症になってしまう。息子はスケボーで遊ばせてたが、息子も熱中症になってしまう。

 

暑すぎて散歩どころではない。終わった。もう行く場所はない。

 

あぁ、こりゃもう八方塞がりだわ……と、適当に見つけた木陰で三人でたそがれる。でもこの木陰が意外によかった。

 

涼しいし少しはスペースがあるし、そこそこに遊べる快適な空間が広がっていたのだ。

 

息子は木登りを楽しんでいたし、鍵を隠して宝探しゲームなどを遊んだ。

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娘はひたすら葉っぱをちぎって遊ぶ。生きているからちぎらないでと何度も注意しても、ひたすらちぎりつづけて、気づいたら大きな枝が完全にハゲていた。すみません。

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さらに、なんと神のおぼしめしか、木の近くで軟球のボールを発見し、キャッチボールでも遊んだり。しっかり消毒したぞ。

 

たまたま見つけた木陰でまさか3時間も潰せるとは、わからんもんだ。普通に楽しい時間であった。

夕方に帰って

夕飯はすき家の牛丼でもテイクアウトして帰るか!!と話しつつ、妻のご機嫌を伺うために連絡をとったら、回復して夕ご飯を作ってくれているという。

 

やったぜ、子供たちを連れて家を出た甲斐があった!!

 

自宅に帰って、子供たちと三人で風呂に入って。妻が風呂に入っている間に、餃子を焼く。

 

子供たちが群がってきたので、「スポンジボブでも見せるか?」と一瞬考えるも、子供たちがすぐにテレビを見たいと言わなくなったんだ。私がすぐにテレビに頼ってどうする。

 

覚悟を決めて、一緒に料理を試みる。

 

息子と餃子をやいたり。

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叩いてくる娘を転がして遊ぶ。遊んでいるんだぞ。

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結果、出来上がった餃子がこれだ。

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……

 

まずそう!!!

 

で、元気になった妻と子供たちとご飯食べて、みんなでハリーポッターの映画見て、ベランダからたまたま上がってた花火を見て。

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ブログを書いたら今日は終わりである。頑張ったら、書くことが多いんですね。

 

今、妻が隣で元気そうに映画見てるしよかったよ。では、歯無し野郎の投げキッスで今日はおわかれ。ひー疲れた。

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ここまで読んでいただき感謝。

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