精神的に参ってきたとんぼである、ごきげんよう。
最近は色々あって寝不足気味でちときつい。仕事もうまく回らなくなってきた。イレギュラーが多すぎるのが原因か。
それもあってか、今朝に息子に怪我をさせてしまったのである。
朝の登校時の事件
朝に子供たちの準備が終わると、子供たち二人を車で送迎するのが毎日の私の仕事だ。
今朝はなぜか息子がやる気があって、寝起きからテキパキと準備をし、洗顔をして、「早くいこう!」と先に玄関ドアから出て行った。
やる気があるのはいいこっちゃ。少し遅れて娘と出ると、息子はランドセルを置くためにトランク前でお待ちかね。
最近の息子はトランクを開けるのが気に入っているらしい。でもトランクを開けるのに手こずるので、遅いと娘に押されたり叩かれたりする。
手を出すほどじゃないが、イライラするのはわからなくもない。叩く娘と叩かれる息子をフォローしつつ、トランクにカバンを入れていく。
で、上がったトランクのドアをジャンプして閉めようとする息子に危ないと注意して、次は娘を乗せるのだが。
今の送迎スタイルは、娘が後部座席の左後ろで、息子が助手席。
娘がてんかんがあってもルームミラーで確認できるし、機嫌が悪い時の娘が息子を蹴りまくるので今のスタイルになった。
娘を後部座席に乗せる時に、これがまた神経を使う。
娘がドアを内側から閉めたい気分の時に私が閉めると怒るし、シートベルトをしめようとしたら顔叩かれることもあって、色々考える。
今日はどうした方がいいかな、と。
日によっては足や手も振り回すので、ドアに挟まらないように、娘のご機嫌を伺いながら確認してドアをしめた。
と思ったら、
「いたい!!」
!?
息子の声がして、なにがあった!?と周りを見ると、後部座席のドアのいわゆる蝶番(ちょうつがい)の部分に息子の指が挟まれていた。
へっ!?なんでそこに君の指があるの!?
挟まった指を見てわけもわからず一瞬固まって、すぐに後部座席をあけて息子の指を解放する。
指先が二本挟まれたようで、一部が黒くなっていた。息子は時間差で泣きじゃくる。
おいおいおい、これやばいだろ……と頭が真っ白になり、娘を車に残したまま息子を自宅に連れ帰る。まだ仕事に行く前の妻がいるはずだ。
妻に見せると驚きつつも、すぐにアイシングしてくれた。息子の様子を見ておくから、娘を送迎してきてとのこと。
事故の経緯を説明すると、妻はなんであんなところに指を置いたのかと息子にめちゃくちゃ怒っていた。
でも実際は、私の確認不足、監督不行届きというやつである。娘だけでなく、息子のポジションも確認しとけばこんなことにはならんかったはずだ。
やっちまったなぁ……とぐるぐる考えながら娘を送迎した義母宅の玄関で娘に顔を叩かれて、ため息一つ。
なにがなにやらの朝であった。
子供たちのせいにしたい本音もある
その後、心配した妻が午前中仕事を休んでくれて、息子を病院に。骨や神経に異常はないとのことで、一安心であった。
今も右手は問題なく使えるらしく、鉛筆持っても痛みもそんなにないらしい。見た目もちょっとした傷のようで落ち着いている。
はーよかった。息子が指を挟んだ蝶番の部分には、ゴムパッキン的なクッションがあったから、それがよかったのだろう。大怪我にならなくて本当に安心した。
で、息子が挟んだ部分を改めてチェックすると、「私なら絶対にここには手をおかない」という部分だった。
私自身、7歳のころにアルミ製のドアの蝶番部分に指を挟んだ経験がある。突風で勢いよくしまったため、親指が骨折、神経まで切れて全身麻酔で手術した経験もある。
リハビリも大変だったし、今でも右手の親指はどこか細くて少し違和感が残っている。
こんな経験もあるし、うちは娘がバンバンとドアを力強くしめたりするから、「ドアは危ない」「絶対にここも(蝶番のところ)触るな」「ドアで遊ぶな」と何度もきつく注意してたりする。
それに息子は過去に、車の窓ガラスを閉める時に指が巻き込まれた経験もある。ドア関連は本気で危ないと、しつこく言ってきたのだ。
このような過去を見て、息子は危険度がわかってるもんだと思っていた。まさか、まさか開いたドアの蝶番部分に息子の指が入ってるなんて、想定していない。
今回は私が閉めたけどさ、娘が内側からドアを閉める時だってあるんだよ。
娘の対応とか叩かれる息子のフォローやらで、私の頭はいっぱいいっぱいなんだよ。
正直に申し上げて、蝶番部分に自分から指を入れていくスタイルの6歳児は守れない。完全にキャパオーバーだ。
注意を聞かなかった息子がわるい。そう結論づけたい私がいるのも本音です。
これからどうするか
はぁ。それでも現実を見なきゃならない。
8歳と6歳の子供と親の私では、私の責任の方が重い。言い訳がましく書いてきたが、普通に私のせいだ。申し訳ないと思っている。
私が娘の様子+息子の様子もしっかりチェックしていれば、こんなことにはならなかったのだ。
子供たちのせいにして終わりは、さすがにやばいだろう。妻が息子にめちゃくちゃ怒ってたのは、それはそれで必要だと思うけどさ。
今回、朝の送迎時間を改めて振り返ってみると、私には余裕がないことがわかる。
二人いっせいに出ると、わちゃわちゃしてる。玄関でもトランクでも揉める。フォローが大変だ。
ちょっと順番待ちになると娘が怒るし、娘に神経を使うと息子の行動が目に入らない。
娘の攻撃は少し落ち着きつつあるので、息子を助手席に乗せるのはやめた方がよさそうだ。
あんだけ注意してたのに無意識に指を蝶番部分に置いてしまうなら、もはや娘と同じ方向のドアは使わせない方がいいだろう。
そもそも二人一緒に外に出して車に乗せるのも、私一人じゃしんどいのかも。まずは娘から外に出して車に乗せて、次は息子を呼ぶとかにしてもいいかも。
そして次に車買い換えるなら、スライドドアがマストだ。
とか。とりあえず、今のやり方は非常にリスキーだとわかった。いずれ事故が起きるような体制だったと認識して、少しやり方を考えていきたい。
息子はそれでもまだ助手席に乗りたいらしいが、さすがに許可できないわ。明日からは娘と反対側のドアから乗ってください。お願いします。
ここまで読んでいただき感謝。
↓のウサギをポチすると、さらにとんぼが喜びます。