今日はやばかったぞ!!と伝えたいとんぼである、ごきげんよう。
いやぁーひっさびさに救急車を呼ぶ覚悟をした。しかも私と娘二人きりだから、こんな恐ろしいことない。
何をどうしていいかもわからんぞ。
朝から娘が歩けない
今朝、妻と娘がいつもより少し早く起きた。娘に発作があったらしくて、リビングでも再度発作があった。
それがめちゃくちゃな大声で苦しんでたから、私も起きて様子を見にいく。かなり強めの発作で、発作後の娘はぐったりしていた。
妻に聞けば、短い間に2回、それぞれ2分の発作があったと。支えないと歩けないし、すぐに倒れてしまうと。
夜間に発作があった可能性もあるため、早めに痙攣止めの座薬(ダイアップ)を挿入し様子を見るも……やはり歩けそうにない。
あぁ、これは学校休ませるやつだわと、私が一緒に過ごすことに決めた。
そう話をしたのに、妻がわざわざ義母に電話して娘を見てもらえないかとお願いし始めた。義母も大丈夫だと言ってくれたようす。
だが、あえて断ることにした。
義母のサポートも確かに利用すべきだが、まずは自分たちで家族を守ろうという気概が必要だと思う。
今日は余裕もあるし大した用事もない。娘を見られるのだ。それならわざわざ義母に任せる必要ない。私が見る。
妻も私に気を使ってくれてるのはわかる。でもあれよ、私が見られるなら私が見た方がいいんだよ。
そんなこんなで、妻と息子が出て行って、私と娘が二人残されたのである。
悪夢は突然訪れた
娘が歩けないし発作があるかもしれない。
仕方ないので、Eテレを見せながら隣でTwitterやブログを見てぽちぽち遊んでいた。2時間くらい。
娘に梨を切ってあげて、インスタ映えしそうな写真を研究するほど暇だった。
そんな時、娘がパンパースにうんちをしたらしい。くさい。
テーブルでお絵かきをする娘におしりを洗いにいくよと告げたら、ずっこけるようにテーブルの前方に突っ伏す。
ソファで滑ったんだろう。ぼけーっとしてるから、すべるよねと。
お風呂場につれてって、保護帽も外して、パンパース一枚にさせて、おしりふきを脱衣所(お風呂場の隣)から取るため一瞬目を離したら、
ばたん!と音が。
確認すると、娘がお風呂場で倒れていた。
おいおいマジか。
大丈夫かと声かけながら体勢を立て直すと、娘は「○○しちゃった〜」と悲しそうな声をあげる。
意識はある、発作ではないのか?フラフラしてずっこけた?
幸い怪我はしてなさそうなので、そのままいつも通りパンパースをはいでウンチをとるわけだが。
この処理をしている間に、ふらーっと全身が脱力して何度も倒れてしまうのだ。
しかも最初は発作の様子はなかったのに、倒れるたびに発作が少しずつ長くなっていく。倒れたら立てなくなっていく。
色々どうにかしたいけど、すっごいいっぱいウンチが出てるから!!しかもゆるいから!!
お尻も汚いままお風呂場の床にべったり座り込んだりとか、私に抱きついてきたりとか、軽いパニックだ。
何度も倒れる娘を抱えながら、頭をよぎる。
「あれ、これ救急車案件じゃないか?」
いやいや、勘弁してくれ。娘の命は大事だが、私と二人きりの時にこんな緊急事態を持ってこないでくれ。せめて妻がいる時にしてくれ!!
……と焦る私にも、最後の希望があった。それが、座薬ワコビタール。
朝にいれた座薬が効かなかった時には、ワコビタールを入れることになっているのだ。
ワコビタールさえいれれば、発作は止まる可能性がある。救急車を呼ぶ前に、ワコビタールを入れるべきだ。
よし!!ワコビタールだ!!と思っても、座薬を入れるお尻がうんちべったりだから。
倒れたら大怪我する可能性があるから、焦りながらもなんとかお尻をきれいにすることを優先。さささーっと洗い上げた。
この間に、4~5回ほど倒れたんじゃなかろうか。このやばさ、なかなかないぞ。
「娘よ、ワコビタールをいれるぞ!!」と全裸+保護帽の娘と一緒にリビングにいき、ワコビタールの準備をしてる間にもまたもバタンと倒れる娘。
やばいやばいこれはやばいと、急いでワコビタールを挿入。すぐには効かないはずなので、様子を見ながら妻に連絡をとる。
妻が今通院中の病院に連絡をしてくれて、「ワコビタールが効かないようなら救急搬送で」との指示をもらう。
そりゃそうだ。こんだけぶっ倒れてたら病院行きだわと思いながら、発作で倒れる娘を横目に保険証やら財布を準備。
ワコビタールをいれて10分近く経ったころ「次に発作があったら救急車呼ぼう」と決めて様子を見ていた。
娘もどこかにいくと察したらしく、ふらふらしながら靴下をはいてスタンバっていたが……
次に発作が出ることはなかった。
ほんっとうに、心のそこからほっとしたわ。止まってくれてよかったー。何がなんだかわからん15分間だった。
娘は無事に峠を超えた
発作が止まってから30分以上、ゆらゆらと揺れながら不安そうに立っている娘を見守るも発作なし。もう大丈夫そうだ。
昼過ぎに寝室に誘導し、5時間ほど横になっていた。娘は起きてるような、寝てるような、たまに私を呼ぶが起き上がれない様子だった。
なんとか夕方に起きた娘は、バナナもむしゃむしゃ食べて夕飯も食べた。少しは元気になったのかも、今も静かに眠ってくれている。
義母にお願いしていたら、色々と勝手がわからず普通に入院コースだった可能性がある。
入院となると、これ以上ないほどの地獄が待っている。今日だけは私が見てて本当によかったと思う。
明日は元気になってくれー
最後の余談
最後に、一人で救急車を呼ぶと決めた時の私の不安レベルがやばかった。最優先で、救急車を呼ぶ時に必要な物や情報などを頭に叩き込んでおきたい。明日やろう。
あとステップファミリーあるあるだと思うのだが、娘の誕生日や年齢は覚えてても、生まれた年は曖昧だし、病歴もほとんどわからん。
これも調べてマインドマップにまとめます。
ひー、疲れた。
ここまで読んでいただき感謝。
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