今日も今日とて山に登ってきたとんぼである、ごきげんよう。
昨日転んでしまってお尻がすっごい痛くて腫れてるのに、それでも山を登る。この愚直さこそが私のいいところであり、悪いところでもある。
それはそうと、運動したおかげか、かなり心に余裕が生まれてきた。すると気づくことがある。
鬼滅の刃のむかつき
世間的には今、鬼滅の刃がブームだという。お子さんがいらっしゃる家庭なら、ご存知の方も多いのでは。
映画もめちゃくちゃ繁盛してるというから、喜ばしい限りである。
私は週刊少年ジャンプ愛読者なので、ジャンプ連載時に最終回まで見てしまった人。なので、鬼滅のアニメにも映画にもそんなに興味ない。
小学1年性になる息子は、鬼滅の刃のアニメを一部しか見ていない。いつでも見られる環境はある(Huluとか)のだが、YouTubeでそれどころじゃないようだ。
そのYouTubeで、最近はよく鬼滅の刃の宣伝動画が出てくる様子。息子もさぞかし見たいだろうと考え、今度一緒に映画を見にいくと約束した。
今は混雑してるはずだから、少し落ち着いたらねと楽しみにしてたわけだが……
それなのに、なぜか先日の送迎中に、映画で繰り広げられるだろうストーリーを自慢げに語り出したのだ。
なんでこの話を知ってるんだと話を聞けば、YouTubeで鬼滅の刃の漫画か何かを垂れ流す動画を見たらしい。
映画の内容を知らないだろうから、興味があるだろうからと、せっかく往復数時間かけて映画館まで連れて行ってやろうって言ってるのに。
わざわざYouTubeでネタバレ見るかね!?
くそだな、甲斐がないわ。内容知ってるなら行かなくてもいいじゃん、とイライラしてしまったのである。
受け入れられない
息子を送ったあとに、一体何が問題なのかと、深呼吸をしながら考える。
私は、息子が人の好意を踏みにじっている、馬鹿にしていると判断した。
せっかく遠出して高い金払って映画を見せてやるっていってんのに台無しにしやがって、絶対に許さない!!!
みたいな感じよね。
で、そんなネガティブな感情はおいといて、冷静に分析してみたところ。
息子はYouTubeでただただ興味がある動画を見て、たまたま偶然にネタバレ動画を見てしまった子供だ。防ぎようがない。
何より、それが映画に繰り広げられるクライマックスシーンだと知らなかった可能性も高い。
鬼滅の刃の一つの動画としてあったから見ただけ。ただそれだけ。
そんなわけで、この件で私が怒る必要はないし、映画は映画でまた違うはずだから。連れて行ったらいいじゃないかという結論に到る。
……それが結論なんだけど!!
それがわかったからといって、私の怒りが綺麗さっぱり消え去るかといったらそうではない。私の価値観に反した行動を、そう簡単に許せない。
納得できないことを受け入れるのは難しいよなーと思いました。
元気があるから対応できる
と書きつつ、この問題はすでに私の中では終わった話である。無事に受け入れ、特に引きずっていない。
でも、元気じゃないとこうはならない。そもそもネガティブな感情に押しつぶされて、冷静に考えようとすら思えない。
冷静に考えることが出来たとしても、それを受け入れることはできない。
息子がYouTubeで鬼滅のネタバレを楽しんだ。この事実はもう変わらないのだから、受け入れる以外にないのに。
結局、心身ともに健康じゃないと、こんな些細な問題すら乗り越えられないんだなぁと改めて気づきましたとさ。
そんな話。
余談として、鬼滅の刃の映画は、妻と息子が行くことになっている。二人で同じ映画を見て共通の話題ができて、絆が深まったらいいね!
ここまで読んでいただき感謝。
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