休日の暇な時間は家族と遊びたいとんぼである、ごきげんよう。
土曜の夜は完全に時間を持て余したので、ジェンガで遊ぶことにした。
家族と遊ぶ時間
私は四人兄弟の末っ子だ。
親は忙しくて遊んでくれず。たまに歳の離れた姉たちが一緒に遊んでくれた時は、それはもう嬉しかったし心強かった。
普段は同じ遊びをしてくれない姉二人が、買い物ごっこに付き合ってくれているのだ。当時の嬉しさは今でも覚えている。
そんな自分語りはさておき、昨夜に時間を持て余した我々家族。風呂も食事も終わって19時なのだから、ゆっくり遊んだらいいじゃないかと提案した。
私と妻がまとめてがっつり遊ぶのはあまり前例がない。もしかしたら幼少期の私のように、娘も息子も至福の時が過ごせるのではなかろうか。
で、食後の子供たちが歯磨きやお着替えをしてる間に、私が皿洗い+翌日の食事を作る。日曜日はカレーである。
時間の余裕があるからと、息子がいつにも増してあれやりたいこれやりたいと口を出してきたので手伝ってもらう。
いいねぇ。こういう時間は素晴らしいよ。
暇だしテレビ見せようかなーと一瞬ちらついたのを抑えたのは悪くなかった判断だ。テレビを見てたら生まれない親子のコミュニケーションがある。
すべて終われば、ジェンガ大会の始まりである。
娘が荒れると盛り上がらない
ジェンガをやろうと言い出したのは私。なぜなら、娘もできるから。トランプは難しいし、今家族でできそうなのはこれしかない。
問題があるとすれば、娘が本調子ではないこだわりマシンになってしまっていること。
風呂→食事→歯磨き……ときたら、次は寝るのが日常の娘。歯磨きのあとにジェンガをやることになったもんだから、まー反発がすごくてね。
「おわろー!!」
「かたづけやってー!」
「ねむろー」
こんな感じのことを泣いて大声で訴えてくる。19時だぞ、君も眠くないだろうに。
丁寧に説明したら少しは落ち着いてくれて、娘もじゃんけんして、一緒にプレイ。
いいねいいねーと楽しんでたら、すかさず娘がジェンガを叩き壊す。
あーやっちゃった、こんなしちゃダメだよ!と注意しながら、またジェンガを立て直し、じゃんけんから再スタート。
その瞬間に娘がジェンガを叩き壊す。
今みんなで遊ぶ時間だよと注意しながら積み直したら、速攻で娘が叩き壊す。
何度やってもすぐに叩き壊されるジェンガは、マジで盛り上がらない。ゲームよりジェンガを積んでる時間の方が長い。
楽しい時間になるはずだと淡い期待を抱いていたのに、何度も途中で壊されると恐ろしいほどに場がシラけてしまう。
盛り下がるなんてもんじゃないわ。ジェンガに悪いことをした。
それなりに楽しかったジェンガ
娘に何度も叩き壊されるも、代替案もなかったのでジェンガ続行。途中で娘も少なからず参加してもらって、2回ほど最後までいけた。
1回目は息子が負けで、自分で言い出した罰ゲームの腕立てふせをする。
2回目も息子が負けて、次は妻の肩たたきしていた。
とか。娘がいつも通り以外に対する拒否反応が強すぎる中、なんとか家族四人でジェンガで遊ぶことができた。
娘にとっては"いつもと同じ"が一番いいんだろうけどさ、いつもと同じがいつもできるわけじゃない。
一応声かけも気をつけながら、少しルーティンと外れても適応できようにしつつ……娘のこのこだわりが落ち着くのを待つとしよう。
あ、息子だけは、それはもうジェンガを楽しんでいたぞ。
ここまで読んでいただき感謝。
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