おめでたい話を書きたいとんぼである、ごきげんよう。
非常に嬉しかったのに、ごちゃごちゃした問題があって書けなかったおめでたい話。それはうさぎの手術が無事に終わったこと。
こんなに嬉しいことはない。踊りたいくらい。
動物病院へ行く
1月26日、うさぎの避妊手術の予約をしていた。
先生の触診で、お腹が張っていると。何かの病気を患っているかもしれないと言われて、数ヶ月経過。
ウサギのメスは、子宮系の病気で早々に亡くなることが多いというから怖い。こんなに恐ろしいことはない。
さらに怖いのが、ウサギの避妊手術はできるだけ幼い年齢、2歳までに終わらせた方がいいとの情報もあって。
もともとオスだと勘違いしてたのもあり、避妊手術のタイミングを逃してしまっているんだ。
もしかしたら、手術に送っていったら、もう2度と会えないのではないか。これでお別れはあまりに悲しすぎる。
手術まで全力で愛情を示そうと決意するも、妻からの情報では「いつもと違う雰囲気があると、それが逆にうさぎのストレスになる」とのこと。
ベタベタ愛情を示したいのに……逆効果だというならどうしろっちゅーんじゃ!!
悩みつつも、私たちにできることは限りなく冷静に、いつも通り、いつもの病院受診かのような形で、ウサギを手術に送ること。
そうすることで、手術の成功率も上がるかもしれない。
動物病院の駐車場にて、順番街の待機中。
「長生きしろよ、絶対に死ぬなよ」
何度か声をかけてしまった。応援したい、この気持ち。
手術をされることを知らずに待つうさぎ。どんな気持ちなのか。普通に嫌なんだろうな。
その後、先生から呼ばれてうさぎを引渡しの時間。
こちらの心配とはよそに、先生はさらっと現在の様子を聞くだけ。何かあったら連絡しますが、何もなければ連絡しません。明日の朝、迎えにきてくださいと。
話は終わったのにキャリーバッグを手放す気のない私に、先生が手を差し伸べて渡すように合図してきた。
嫌だが仕方がない。このまま病気になるよりは、手術をした方が長生きする可能性があるのだから。
観念してキャリーバッグを渡し、よろしくお願いしますと深く頭を下げ、帰宅した。
動物病院へ迎えに行く
ハラハラしたまま夜になり、おそらく手術は問題なかったのだろうと一安心。
翌朝、子供たちを送迎したあとにすぐに迎えに行った。お迎えするのに2時間待ち。ストレスに弱いうさぎなんだから、お迎えを優先して欲しいが……
仕方がない。他の動物たちも、ストレスに晒されているのだと大人しく順番を待つ。
やっと呼ばれて迎えに行くと、わがウサギはキャリーバッグの中で元気そうにもそもそ動いていた。
手術は無事成功。特に何の問題もなかったと。
通常の縫合だとウサギさんは噛んでしまうので、溶けるタイプ?の縫合糸を使い、噛めないように内側を縫い合わせたと。
抜糸もいらないというから嬉しい。そんで三日分の抗生剤をもらって帰宅。
車に帰る私は、マスクをしながらもニヤニヤ笑い、キャリーバッグの中のうさぎに声をかけながら小走りで帰った。変なおじさんだったろう。
無事に生きて帰ってきてくれた。こんなに嬉しいことはない。
車でオリジナルのうさぎソングを歌って、ハイテンションで喜ぶ。自分でもここまで嬉しいとは思わず。
最高にハッピーな日であった。その後に実家に行かなきゃね。
大きな不安が解消される
帰宅したうさぎは元気そうに草をむしゃむしゃ。
ペレットもむしゃむしゃ。
抗生剤も飲んで、予後も良さげ。手術から三日経って、今も元気、いいね、最高だ。
ちなみに心配だった手術代は38000円。
1泊入院費+血液検査など全てこみなので、意外と安く済んだような。お金が必要な時期なので助かりました。
今後は大きな病気をせずに元気に、目指せ10歳だ。長生きしてほしい。お前が死んだら私の心が崩壊するぞ。
一緒に頑張ろう!
ここまで読んでいただき感謝。
↓のウサギをポチすると、さらにとんぼが喜びます。