たまには思考を綴りたいとんぼである、ごきげんよう。
初期のブログではよく思想を語っていたりしたのだが、毎度重たい話だと書いてる方も読んでる方もきつい。
とはいえ日記ばかりじゃ味気ないので、以前からある無意識の話を書いていく。
ステップファミリー特有か
ブログの名前からわかる通り、私とんぼはステップファザー。4年前に子連れの妻と再婚して、二人の子供と養子縁組した人。
要は子供たちと血が繋がっていないってことで、子供たちに私の面影なんて一ミリもない。顔も似てない。性格もまったく。
血の繋がる子供がいないので知らないが、いわゆる本当の子供へ心から自然に湧き出る愛情(あるのか?)とやらは持ち合わせていない。
それでも普通に愛することができると確信してるから、結婚して父親になって、あーだこーだと文句を言いながらも生活を共にしている。
しかし、そんなに簡単じゃないのが実情である。言うは易く行うは難しの典型で、愛したいで愛せたらこんなに楽なことはない。
子供たちは愛情を示すこともあれば、示してくれないことがある。
世界の中心は自分であり、愛されることが当然だと思っていたりする。自分が愛情を示さなくても、親からは愛されるものだと。
愛されないとご飯も食べられないし生活もままならないのだから、愛されるのがマストなんだけども。親だって人間だから、愛されたい。
ぐだぐだ文句言われて、教えたことも実行せず、嘘をつかれ、人として到底尊敬できないことをする。
子供から愛されているとは思えない出来事が日常に転がっているのに、子供に愛情を示し続けるのは難しい。
何で愛情を示し続けられないことを思い悩むかといえば、子供たちが「愛されていない」と感じた時の悪影響である。
愛されていないと感じる子供は、存在が認められていないと感じるだろう。自己を否定されながら育てば、それはもう今後の人生の足を引っ張ることでしょう。
私や、姉や兄がそうだから。
見守る場面や規律を守らせる場面など子育てで考えるべき問題は数多くあれど、愛情を示し続けさえすれば、私の育児は成功したと言ってもいい。
妻頼みの無意識
などとよさげなことを書いてきましたが、今のところグダグダで、愛情を示し続けられない。
子供たちから愛情を示されなければ、こちらも愛情を示そうなんて思わないし。むしろ復讐してやるとすら思ったりする。
そんな思考になるのは、責任を逃れたい無意識が影響してる。
私が子供たちに愛情を示し続けなくても、大丈夫じゃないか。妻が愛情を示し続けたら、万事OKじゃないかと。
血も繋がってない私の影響なんて微々たるもので、妻が愛情を示し続けるのが重要なんだろうと。だから、妻よ、あとはなんとかしてくれ。
……言語化が難しいが、おおよそこんな感じ。
褒められた思考ではないが、やっぱり自分と血が繋がっていないことが、このような無責任さを生んでいる気もする。
いや、血が繋がっててもこう思うかもしれない。平たくいえば、子育ての責任を取りたくないのだから。
愛情を示せず理不尽に怒ったりイライラしたりして、家庭の空気を悪くしたとしても、妻が子供たちに愛情を示せば帳消し。
私が愛情を示せるかどうかは、将来にほとんど影響しない。むしろ示さなくても大丈夫、だって妻がいるんだ。大丈夫だ。
大丈夫。大丈夫であってほしい!
……これねぇ、書いてて100%しっくりきてはないが、この無責任さは確実にある。
だって自分の対応が多大な影響を与えていると自覚しちゃったら、大変なことになるからな!
これからどうするか
他のブログを覗いていると、たまに夫への愚痴を見たりする。
夫が家にいると、妻も子供も怒らせないように気を使って、窮屈な空間になる……みたいな。コロナ禍なので余計に目に入るのかもしれない。
中学の頃の友人も、母親は優しいけど父親がぶん殴る系の厳しい家庭で、家に帰りたくない感がすごかった。
自宅が安心できないのに健全な心は育たないでしょう。私はそこまで酷くはないが、定期的にぶすーっとしてたりするから。
私の日々の接し方や態度が、妻と同じくらい子供たちに影響を与えている。それを自覚し、責任感を持たねばならない。
じゃあどうすんだといえば、やっぱり答えは一つで、勇気を出すしかない。
愛情を示せないのは何故か、それは愛情を示さないと決めたからだ。こんな奴に愛情を示してたまるかと、私が決めたのである。
自分が決めたのなら、変えられる。それでも愛情を示していこうと、勇気を出すだけで解決する問題である。
愛したくない。嫌な思いしてまで、愛を示したくない。
これらを凌駕する勇気を振り絞るだけである。
言うは易く……はさっき書いた通り。
この勇気を養うために、しっかり眠って、良い食事を食べて、いい感じのストレス対策をするのが大事ですよね。
というわけで、今日も重い腰をなんとか持ち上げて、少しずつ前に進みます。
では。
ここまで読んでいただき感謝。
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