ステップファザーにできること

発達障害の娘とやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

子供を叱るには普段からコミュニケーションを取る必要がある話

しくじり先生大好きとんぼである、ごきげんよう。

 

最近はお笑い色が強くなってきているしくじり先生。それはそれで好きだし学ぶことがあるのだが、過去回にも宝のような回が山ほどある。

 

最近息子に注意することが増えて、思い出すのがしくじり先生のMr.マリックの回だ。

息子を叱るとんぼ

比較的穏やかで、平和主義者で人に嫌われたくない(これが9割)私は、子供達に大声をあげて怒鳴ることはない。基本叱ることもない。

 

叱るという行為自体にあまりメリットが見出せないし、人には間違いもあるし、次から気をつけりゃいいさと軽く話して流すことも多い。

 

んだけど、10歳未満の子供と過ごしていると、それではだめなのではないかと思わされる出来事がある。

 

ヘラヘラせずに、強く強く注意せねば、致命的な勘違いをしてしまいかねない。その中のいくつかを紹介する。

コンロ遊び

最近あったのは、コンロ。うちのコンロは、一度電源を入れて、その後ボタンを押せば火がつくタイプ。

 

電源が入ってなければボタン押しても火はつかないから安全ではあるのだが……ふらーっとキッチンにやってきた息子が、コンロのボタンをぽちぽち押した。

 

息子は電源の存在も把握してるし、電源が入ってないから火がつかないことを知っているからこその行為なのだろう。

 

でもこれ、やばいっしょ。こんなおもちゃ感覚でコンロ触られたら……というか、おもちゃ感覚でコンロ触る奴にはコンロ触らせたくない。信用できない。

 

というわけで、怒鳴りはしないが結構きつめに注意した。笑って流して勘違いされたらまずいやつだ。

 

少しぶーたれていたが、もういたずらで触ることはないだろう。

おたまじゃくしを死なせる

家の裏に大きな水溜りができて、大量のおたまじゃくしが発生した。それが晴天続きで、水溜りごと干からびそうな事態に。

 

かわいそうだと水をまいてあげて、それついでにカエルまで育ててみようとおたまじゃくしを数匹捕まえた。

 

息子も喜んでねぇ、おたまじゃくしにご飯をあげるとはしゃいでいたわけだが。

 

それから二日後の朝、おたまじゃくしを入れたミニ水槽を見たら、黄色いゴミが舞うきったない水槽になってた。

 

底にも土のようなものが沈澱してて、おたまじゃくしも1匹死んでる。

 

えぇ、なにこれ。何でこんなひどいことになってんだと中を調べると、どうやら黄色いゴミは、めだかの餌らしい。

 

おたまじゃくしはめだかの餌を食べるとは聞いてるが、量が異常だ。底に3cmくらい積もってる。明らかにあげすぎ。

 

おそらく間違えて大量投入したんだろうが、じゃあ何とかしてよ。餌あげすぎで水が汚れたら命に関わるなんて、めだか飼ってるんだから知ってるだろ。

 

というわけで、がっつり叱ったよ。

 

餌の量を間違えるのは仕方ない。失敗は誰でもする。でも間違えたなら、前違えたなりに対応してほしい。

 

どうしていいかわからなかったなら親に相談したらいい。間違えたのに放置したから、おたまじゃくしが苦しくて死んでしまったよ。かわいそうだとは思わんのか。

 

とか。目を見て、低い声で、静かに淡々と注意したら、静かに泣いてた。泣くとは思わんかった。

 

こういうの引きずってもあれなんで、終わったらすぐに切り替えて笑顔で話すようにした。

 

冷静に注意するのも意外と慣れてきたが、こっちもめちゃくちゃパワーを使う。

普段のコミュニケーションが大事

冒頭のMr.マリックの話に戻るが、彼は子供が小さいころに仕事仕事仕事で全然会話もせず相手もしなくて、娘がグレてしまったんだって。

 

娘は知らぬ間に学校を退学させられて、警察にも何度も補導された。

 

これからどうしていくか、親として娘と向き合わないといけない時がきた。それなのに、叱ることができなかったという。

 

普段からコミュニケーションをとってないから、どう叱っていいかもわからないし、ぶつかる勇気もない。

 

余計に関係性が悪化したとか……そんな話。

 

何が言いたいかってえと、いずれ向き合わなきゃいけない時がくると思うんだ。子供って。

 

向き合うタイミングを伸ばせば伸ばすほどに、より大きな課題となって立ちはだかる可能性が高い。

 

できれば早い段階で真剣に向き合うよう努力をしたいし、普段のコミュニケーションを大切にしていけば、子供も親と向き合ってくれるかもしれん。

 

上で紹介した息子への叱りが正解だったかはわからないが、息子がどんな表情をしようが向き合っていく姿勢を学べているのはプラスである。

 

いやほんと、怒られているうちが花って言葉もわかる。どうでもよかったら、こんなめんどくさいこと絶対しないさ。

 

悲しい顔、嫌そうな顔、めんどくさそうな顔。地味にダメージあるんだよ。

 

ここまで読んでいただき感謝。

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