ステップファザーにできること

発達障害の娘とやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

娘、ど深夜に3時間暴れ回る。地獄の夜を過ごし反省する話

グロッキーとんぼである、ごきげんよう。

 

娘が荒れている話を昨夜書いた。

◆娘が荒れすぎ+てんかん多すぎでどうしようもない話

 

あの続き。ひどいもんだった。

寝ない寝ない寝ない!

昨晩、寝かしつけにも相当に時間がかかった娘。

 

ベッドに入っても何度か起きてきて、「もういっかーい」と言って何かを訴えている。できるだけ寄り添って意図を汲み取って話を聞いて、再度ベッドに送る。

 

少し落ち着いたはずなのに、しばらくしたら「もういっかーい」といって起きてくる。

 

ベッド上では妻の上に乗ったり、腕を掴んでポジションを強制的に整えたりと、あまり寝る気もない。

 

それでも1時間くらいで寝てくれて一安心。

 

しかしその後、1時半に起きてきた。大声をあげながら、床をドンドン、ドアをガンガンしながら起きてきた。

 

まぁいつものことよ。起きてきてもいい。その後に寝てくれたらそれでいい。

 

すぐに寝られるように、妻がパンパースを念のために替えてくれて……どうせ寝るだろと楽観視してた。

 

それがまー寝ないの。まじで全然寝る気ない。

 

ひたすら大声をあげて、暴れて、妻を蹴り、ベッドを蹴り、ベッドでジャンプして、そして大声をあげる。

 

ぴょんぴょんしちゃったー!!!

 

キックしちゃったー!!!

 

座っちゃったー!!

 

自分がやったことをすべて大声で報告してくれる。うるさすぎてとんでもない。

 

娘の隣に寝ている妻から、とんぼは耳栓つけて寝てていいよと言われた。二人グロッキーになっても仕方がないから、言う通りに耳栓装着して寝た。

 

でも寝られない。耳栓を貫通してくる声のでかさ。昼間でもこんなに大きな声出さないよってくらいの声のでかさ。

 

妻も最初は声かけを頑張っていたものの、何を言っても何をやっても何も変わらないからか、最終的には無視してた。

 

どちらにせよ気に入らない娘の暴れっぷりはエスカレート。

 

妻も私もうつらうつらだし、寝足りないし疲れているしで、頭もまわらん。何が正解かもわからず、時間がどれだけ経ったかもわからんまま、ただただ娘が暴れる時間が続いて。

 

夜間に暴れても1時間くらいで落ち着いていた前例も多く、何とかなるかと思ったが……気づいたら4時を超えていた。3時間近く暴れてる。

 

やばすぎる。

 

ここで妻が閃く。

 

「ワコビタールいれてもいいかな?」

 

ワコビタールはてんかん用の座薬。ダイアップ(こちらも座薬)が効果がない時に使う薬なのに、どうしたんだろう。発作もないのに。

 

……

 

……あぁそうか!!そういえばそうだった。

 

不眠時にもワコビタール使っていいって言われてたんだった。ワコビタール使えば寝るかもしれない!!!

 

ならば早速と、三人で起きてリビングへ。

 

4時半の真っ暗闇リビングでも、娘は絶好調。ドンドンと床をかき鳴らして、大声をあげて家中を練り歩いていた。

 

息子が起きてこないか心配になりつつも、妻と一緒にワコビタールを何とか挿入し……就寝。

 

効果はてきめんに現れる。最初の10分くらいは大声を出していた娘も、次第に声が小さくなって、寝た。5時前くらい。

 

地獄だった。

 

娘が寝ない時はワコビタールだと、定期的に思い出したい。頭が回らない時にまともな判断はできません。

娘に悪いことをした

妻は6時半から仕事だったが、さすがにこの寝不足と疲れで車の運転はやばいと午前中だけでも休みをとってくれた。

 

何でこんなことになったのか……罪悪感もあり昨日は書かなかったが、娘の薬が切れてしまったのが最大の原因だろう。

 

妻の職場のコロナパニック(感染者はまだいないが)もあって夫婦間のほうれんそうが上手く機能せず、娘の処方箋を受け取れないまま運悪く3連休が重なった。

 

てんかんの薬はあったが、睡眠導入剤+精神安定剤が1日分足りなかった。数日前から不安定になっていた娘にとっては、1日でも薬を抜くべきではなかったんだ。

 

我々もきつかったが、娘もさらにきつかったんでしょう。親の不備で本当に申し訳ないことをした。すみませんでした。

 

数ヶ月前までは飲んでなかった精神安定剤と睡眠導入剤なしでは、1日すら乗り越えられないのかと軽いショックを受けてたりもするが……

 

一応、昨日は代わりとして、私用のメラトニンサプリ+ハーブのサプリを飲ませてみたりしたんだけども……焼け石に水でした。

 

はぁ。午前中で薬を受け取れるので、今日は落ち着いてくれたらいいなぁ。

 

ここまで読んでいただき感謝。

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