ステップファザーにできること

発達障害の娘とやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

妻、娘に顔を殴られて泣く

すごいタイトルだなとドン引きしてるとんぼである、ごきげんよう。

 

だいぶイカれたブログになってきたなと感じますね。唯一無二と言ってもいいかもしれない。

 

まぁ私たちの対応が悪かったんですけども。

荒れる娘

今日の娘も情緒不安定。寂しくて不安なのか、妻や私が隣にいて欲しい様子。引っ張ったりもするし。あとYouTubeを見たい欲が異常だった。

 

息子もいないし余裕ができたのもあり、妻が娘と二人でちょこんと座ってた。絵本読んだり一緒にパズルやったり。

 

大丈夫そうだなとキッチンに立つと、たまに娘が何かを求めてやってくる。

 

こんなに娘が荒れているのに、何を思ったのか本日の夕食を餃子にしてしまった。両手が油まみれで、娘の対応ができない。

 

娘は絵本を読めと持ってくるわけだが、断らざるをえない。私は餃子を作っているのだ。さらに娘は生の挽肉を摘んで食べようとした。注意せざるをえない。

 

となると、盛大に叩かれるわけだが……両手が塞がっているので止めることもできない。

 

その後も何やかんや、夫婦そろって何かにつけて攻撃されてうんざりしてた。ちょっと攻撃的すぎるな。どうしようもない。

妻、顔を殴られる

食後の歯磨きタイム。荒れている娘は、今週に入って歯磨きの拒否が異常だ。歯ブラシをただくわえるだけで一切自分で磨かない。仕上げ磨きもさせてくれない。

 

逃げて怒って逃げて怒って。絵本を読み聞かせてごまかしながら磨いた日もあれば、諦めて磨けなかった日もある。

 

磨けないなら磨けないで仕方がないのだが、娘に新しい虫歯ができてしまってね。口腔内の状態もよくない。

 

歯医者に行っても全身麻酔(が可能な病院は片道2時間かかるわけだが)じゃないと、処置もできなさそう。

 

娘にとって、毎日の歯磨きは重要なのである。

 

最近あまり磨けてないし、今日に限って何故かにんにく入り餃子も食べてるし、無理矢理でも磨くことにしてしまった。

 

叩いて蹴って暴れる娘を私がおさえて、妻がさささーっと仕上げ磨きした。15秒くらい。

 

これだけでも磨かないよりは少しはマシだ。今苦しくても、将来の苦しみが減ればいいではないか。

 

全力で逃げようとしてた娘を解放すると、すぐに妻のところに飛んでいきおった。

 

「ママー!!!」

 

大声で助けを求めてやってきた娘に、妻も優しくいうわけだ。

 

「頑張ったね頑張ったね、歯磨きできたねー」

 

その瞬間である。

 

ゴン!!

 

とまぁ鈍い音がして、妻が娘にぶん殴られた。

妻、泣く

娘の身長は、妻の肩ぐらいある。その娘が、腕を下から上へぐるんと遠心力をかけて振り回し、妻の顔面を殴打した。

 

すっごい音がして、妻はあまりの痛さにうずくまり……泣いてしまった。

 

顔全体いかれたらしい。こめかみに激痛が走り、アゴも上手く噛めないと言っていた。泣きながら、もはや傷害罪だと言っていた。

 

これが無理やり歯磨きした罰なのか。我々の対応が最悪だったのは確かだが……無理やり歯磨きの罰が顔面殴打なら、もうやんないよ。

その後も続く

それから寝かしつけに入って、それも最悪だった。

 

大人しく寝てくれそうだったのに、突然足を振り回したり、隣にいる妻の顔に裏拳したり。暗闇で何度も攻撃が飛んでくる。

 

注意しても注意しても攻撃してくる。

 

あまりにひどかったのだが、妻は娘がかわいそうだと思ったようだ。あなたも本当は叩いたり蹴ったりしたくないんだよね……つらいよね……私たちもつらいよ……と。

 

娘にも妻の思いが通じたのか、寝室は静寂につつまれた。

 

……のは一瞬で、娘が全体重をかけて妻に突っ込んで攻撃。まったく思いは通じてなかった。一体どうなっている。やりようがないぞ。

 

うんでもまぁ、やっぱり一番かわいそうなのは娘ってことは肝に銘じて、娘が気持ちよく歯磨きができる方法を考えていきたい。

 

ここまで読んでいただき感謝。

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