自分を見つめ直すとんぼである、ごきげんよう。
心の声を意識し始めると、さまざまな問題があることがわかる。自己嫌悪が止まらない自分をキャッチしたのだが、これってメリットがあるんだよね。私にとって。
自己嫌悪すると現実から逃げられる
最近自己嫌悪についてばかり書いている気がする。とにかく自己嫌悪するケースが多くて困ってる。
意識し始めると、自分を責めてることが多すぎて驚く。一日中、何かにつけて自分に汚い言葉を浴びせ続けている。
これがなかなかきつくてねぇ。
冷静に考えると自分を責めるほどのもんじゃないのに、勝手に自分で自分を攻撃する。誰にもどうにもできない、私がどうにかするしかない。
例えば、息子に笑顔で話せなかっただけでダメな親だな私はと思うし。
娘がオムツに排便をして逃げ回ってるとだんだんイライラしてきて、冷静に対処できない私はダメだなと思うし。
妊婦でお腹がだんだん大きくなってきた妻をみるたびに、あぁもうすぐ赤ちゃんも生まれるってのに何をやってんだ私はって思うし。
自己嫌悪の塊。
これがどう見ても良くない癖に見えるが、私にとってもメリットもある。
だって
「私はダメなやつだ」
って思ってれば、何もしなくていいじゃないか。下を向いて落ち込んでいれば、現実を直視しないで済む。
私はダメなやつでこの問題を解決する能力はないから、許してください。これ以上私には何もできませんと自己正当化している。
他にもあって、昨日も書いた通りうちの家電製品が次に次に壊れて、それなりの出費が出そうである。あと妻が育休に入っても収入は減る。
お金がなくなるかもしれない、生活できなくなるかもしれないといった恐怖が出てきてしまった。
もうダメだ、怖すぎる……乗り越えられない……となって家計簿を整理する気力がなくなった。
だから現在の貯金額もわからない。わからないから余計に怖い。わからないから対策すら立てられない。(実際は先月まで家計簿つけてたから、確認すればすぐわかる)
上でも書いた妻の大きくなってきたお腹もそう。
あと半年で生まれるじゃないか、今の子供たちの問題すら解決できていないのに、3人目ができたらどうなってしまうんだ、怖すぎる……乗り越えられない………
となって、現実逃避をして夜更かしをしてしまう。
何度も書くけど、これが私にとってすっごい楽なんだよ。自分を責めて暗い顔して現実逃避してればそれで終わりだから。
苦しくないわけじゃないよ。何もしないから何も解決しないし逃げれば逃げるほど恐怖は膨れ上がるけど、それでも今だけはすっごい楽になる。思考停止で現実から逃げられる。
……
まぁそんなこと言ってても、結局は自分の足で立ち上がって戦わないといけない。乗り越えるためにはまず、ちゃんと目を開いて現実を見なければいけない。
でも私は現実を直視することすらできずに逃げている。
なんて勇気のない男なのでしょう。
不安と恐怖に打ち勝つには
というわけで、自己嫌悪してりゃ楽なんだよなと気づいた話であった。過去に同じような話をこのブログに書いた気がして自己嫌悪してる。
思うに、不安と恐怖は多かれ少なかれ誰にでもあるもんだ。
問題はこれにどう対処するかだ。
前向きに休むのはいい。前向きに逃げるのもいい。
しかし現実が怖くて何もせずに思考停止するのはおそらく最悪手だろう。現状が悪化するばかりである。
まずは現状を認識すること。自らを鼓舞して不安と恐怖の原因を見つめて、今が一体どういう状態なのか知ることが大事だ。
その上で、対策をとる。何がどうなっても対応できるように前もって対策を考え、最悪なケースが起きた場合の対応方法も考えておく。
これくらいやると、不安と恐怖とのお付き合いもうまくいくのではないか。
ならば私はどうすればいいのか。
まずは現実を直視する勇気が必要だ。
しかし勇気とはそう簡単に出るものではない。寝不足で疲れている体に勇気は宿らない。
さらに自分を責めない姿勢が必要だ。
誰しも失敗する。クソみたいな対応もする。それでも自分だけは自分を認めて、失敗の原因を考え、次に繋がる行動を考える。
……まさに人生の土台だと思う。
私は自分が嫌いなんだ。たまにふと認めてあげたくなる時もあるけれど、ベースとしてはずっと嫌いである。ゴミムシだと思っている。そう考えると楽になる。
自分を嫌って一時の安心を得るか、それとも勇気を振り絞って自らを鼓舞し立ち向かっていくか。
いわゆる自分との戦いという、ベタな結論に至って今日はおしまい。
寝る。おやすみなさい。
ここまで読んでいただき感謝。
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