年金暮らしを研究するとんぼである、ごきげんよう。
FPの勉強してたら面白くって仕方がない。FP的な知識を必要とする人が周りに多くてね、私の好奇心が刺激されるので物凄い勢いで吸収できる。おすすめ。
さて、年金暮らしの実母の話。
年金暮らしはお金の不安がすごい
老後2000万問題とやらが注目されたのもあり、年金だけでは暮らせないと誰もが認識してる昨今。
うちの母なんて正にやばい世代。年金暮らしでひきこもりの長男を養うおばあちゃんで、猫も6匹くらい飼ってる。生きていけるわけない。
定年までパートで働き扶養メインだったので厚生年金はほぼゼロ。基礎年金のみ。やばし。
幸いなことに、昔から自宅の一部を店舗として貸し出しているために不動産収入が少しあることと、持ち家がローン終了済みのおかげで何とか生活できてる。
実家は築40年近くてガタもきてる。いつまで不動産収入が得られるかも微妙だし、貯金はほぼゼロ。一寸先は闇である。
こんな状況だからお金の不安はすごいはずだ。いつ何がどうなるかわからん生活をしてる。穏やかな老後とは言い難い。ストレスもすごいだろう。
老後に働くのはきついのか
働いてる世代はお金を増やすターンだったが、老後は増やしたお金を切り崩すターンだ。
あの世にお金は持っていけないのだから、増やし過ぎても使えないし、死ぬまでは働けないし、投資でお金を増やすリスクも取れない。
が、そもそもうちの母は切り崩すお金がない。何度も書くが、不動産収入と持ち家があるのがマシなだけで、かなりギリギリの状態である。
生活も認知症まっしぐらの感じ。日中はhuluでドラマ漬け、YouTubeで音楽聞いて過ごすのが日課。
それが70歳も超えてガンにもなったのもあり、考えが変わったのでしょう。母の姉がやってる小さな喫茶店で、パートとして先月から働き始めた。
週1~2なんで給料はあまりないし、70超えてから働くのはきついだろうと思うじゃないか。おばあちゃんになってまで働きたくないだろうと。
しかし働き始めた母は、以前より明らかにイキイキとしている。
お客さんもほとんど来なくて暇だと私に電話がくるけれども、めっちゃ楽しそう。働かない同僚への不満やら暇で困ってる話をしながらも笑ってる。
親戚がやってる店だからプレッシャーも少ないし忙しくもないし、何より少ないながらもお給料がもらえる。
お給料がもらえるってすごいよね。年金生活では収入が増えることは基本的にないじゃないか。お金は減り続けるだけじゃないか。
5000円でも1万円でもさ、お金が増えるってのはメンタルにすっごいいいだろうし、社会に貢献できてる実感が湧くのも見逃せない。
家でうつうつと一人で過ごす今までとは比較にならんね。長生きしそう。
六代目爆誕
余談だが、三月に生まれる赤ちゃんは男の子である(ブログに書いたっけ?)
母がこの赤ちゃんのことを六代目と言っていた。私は次男坊なので実家とは無関係に生きるつもりが、実家はこの六代目に継がせたいと突然言い出したのである。
……その継がせたい実家に引きこもりの兄が住んでいるんですが、一体何を引き継がせようとしてるのか気になる。追い出す気なのかね。
親世代は男児優先の信仰が強い。うちの血の繋がらない息子もスルーして六代目ってのも引っかかるし。
いやまぁ、うちの実家が資産なのか負債なのかと問われると、ハーフタックスプランって感じですよね。普通に長男に相続したらいいのに。
ドヤ顔でFPジョークが飛び出したのでおしまい。ではでは。
ここまで読んでいただき感謝。
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