ステップファザーにできること

重度知的+発達障害の娘と、二人のやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

なるべく我を出さずに赤ちゃんに命名する話

初めての命名を経験中のとんぼである、ごきげんよう。

 

子供が生涯使う名前だと考えると妥協するわけにはいかず、結構難しい。条件も厳しい。

 

◆家族の紹介

命名に頭を悩ませる

先日も書いた通り、我が家の赤ちゃんの名前には制限がある。

www.rabbitonbo.com

 

例えば今の娘がなつこ、息子ががなつおだった場合、今回産まれた赤ちゃんもなつ○にした方がきょうだい感でるでしょう?

 

ステップファミリーだからこそ繋がりは大事じゃないか。

 

でもそれじゃ面白くない。"な"と"つ”がつけばいいのなら、ツナきちって名前はどうだろう??と閃いた。

 

ツナきちいいじゃん!!と周りの評判の上々……ではあったが、なつ、なつ、ときて"つな"。

 

なつがリバースしてるじゃん。繋がりどころか壁を感じないか??

 

これがどうしても気になってしまって、お気に入りのツナきっちゃんは封印せざるをえなかった。本当に悲しい。

 

そして結局なつは必須だよねーとなり、選択肢はほとんどないよねーとなり、なつきになる……そんな流れ。妥協してるし決して面白くはない。

 

仮名の話ね。

 

ただ、私の自由に名付けたい欲なんてどうでもいいじゃないか。赤ちゃんや家族のことを考えれば、きょうだいの繋がりを重視した方がきっと皆んなのためになる。

 

名前が似てないよりは、似てる方が仲間意識も高まるのではないか。名前が同じだけで友達になる事例もある。

 

赤ちゃんが家族に馴染みやすい名前の方が、回り回って赤ちゃんのためになるのだろう。

 

まぁまぁ、妥協はしてると言いつつも納得はしている。さよなら、つなきっちゃん。仮名だけど。

漢字も考える

名前が決まったら次は漢字だ。特に妻が画数にはこだわりがある様子。

 

私はどちらかといえばキラキラネームは好きではない。娘と息子がキラキラネームだから何となく好きになれない。初見で絶対に読めないし。

 

太郎とか源五郎と言った絶対に読み間違えないシワシワネームをつけたい派なのである。が、私一人の子供でもないのでそうもいかん。

 

んで、決まった名前に妻が漢字を調べてつけてくれてね。

 

自分を磨いて努力し、知性と冷静さを持ち合わせた聡明な人……といった意味の漢字で構成された名前。

 

悪くはない。私好みであるというか、私の好みに合わせて漢字を考えてくれたんだろうと思う。すごくいい。

 

……でも心の声が言っている。それは違うのではないかと。

 

私と似たような価値観で名前をつけるのはどうなんだ、この子にはこの子の人生がある。努力とか知性がどうとか、この子には何ら興味がない可能性もある。

 

何も考えてなくても怠惰だったとしてもいいのだ。人生楽しんでくれたらそれでいい。

 

だからもっとこう汎用的なものはないものかと別の名前を探ってもらったら、次はこれ。

 

喜びに溢れ、人が周りに集まる……といった意味の漢字。

 

うむ。これならいいかもしれない。

 

人は一人では生きていけない。そういう生物だ。どんな人生を歩むにしても誰かと共に歩んだ方がより楽しいだろう。だってそういう生き物なんだから。

 

しかもその漢字がぱっと見よくてね。キラキラネームっぽさもありながら、読みやすいしシワシワネームっぽさもある。ハイブリッドの名前だ。

 

というわけで名前は決まり。無事に姉や母に報告し、喜んでいたぞ。

 

……その後、妻がやっぱり画数が悪いと言い出してね。周りに報告していいというから報告したのに、苦笑いしかない。

 

振り出しに戻ったのでどうなるかはわからんが、指針はわかった。

 

とりあえず我を出すのはやめておこう。

ブログでの呼称をどうするか

命名は人それぞれだ。親が納得していればどんな名前も漢字もありだろう。その人、その夫婦なりの正解があるはずで特に否定する気もない。

 

私なんて親が好きな芸能人からとった名前だし、姉は地元の地名から名付けられている。妻は皇族の方から一文字もらったとか、その弟君は力士の名前からとったとか。

 

正直名前なんて何でもいいんだよなーとは思う。大事なのはその人、その人生であって、むしろ名前を超えていく人になってほしいところである。

 

あと考えなくちゃいかんのは、ブログでの呼称だよね。

 

今までは娘と息子でよかったけれど、赤ちゃんをなんて書くか。

 

9歳の長男、0歳の次男とかならわかりやすいかな?くどい気もするが、わかりやすさ重視で。

 

継子・実子と言う言葉はなるべく使わず、血のつながりとか区別せずにいきたいもんだね。

 

ここまで読んでいただき感謝。

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