ステップファザーにできること

発達障害の娘とやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

部活での息子(小4)、監督の隣に突っ立っている謎の行動の話

息子を考えるとんぼである、ごきげんよう。

 

ここ最近、妻が息子所属のバスケ部へ見守りにいってくれたり、部活のバーベキューに参加してくれた。

 

普段息子がどんな風に過ごしてるのか垣間見えるチャンス……なのだが、妻から話を聞いたらもう笑ってしまう。

 

これって親の影響もあるんかなぁ。言わずもがなの感覚的な話な気もするんだけど。

 

◆家族の紹介

息子、監督の隣に立つ

①大会で

少し前の話になる。なんとなーくおかしい行動だなと思いつつもスルーしてたやつ。

 

バスケ部の大会で、息子はベンチだった。最初から最後までずっとベンチで、試合に出られるチャンスはなさそう。相手が強すぎた。

 

バスケは試合中に何度か休憩を挟むシステムで、戻ってきた選手陣をサポートするのがベンチの役目である。もちろん応援などの声かけもベンチの仕事。

 

それなのに息子はベンチで声を出す様子なし、あっち見たりこっち見たりと応援する気はなさそう。(他の子もそうだった)

 

でもほら、レギュラーメンバーが休憩で帰ってきたらサポートはするんだよ。アイスバッグ渡したり、水筒渡したりタオル渡したり、うちわで仰いだり。

 

ベンチメンバーは試合に出られないながらも、疲れている仲間の世話をする。

 

レギュラーメンバーは休息を取りつつも、次の指示が監督から飛ぶから立って話を聞くんだけど。

 

息子はサポートに回らず、レギュラーメンバーと並んで監督の話を聞いてるのだ。

 

この違和感、伝わるだろうか。

 

汗だくになったメンバーが監督の前に集まって話を聞いてるところに、汗一つかかないベンチの息子も並んで話を聞いている。

 

他のベンチの子はぱたぱたサポートで動いているというのに。

 

……息子の仕事はそこで話を聞くことではないんじゃないか?仕事がないにしても、そこにいるのは違うんじゃないのか??

 

という違和感があったなーという、数ヶ月前の話。

②監督とコーチのそばで

さてここから先週の話、妻がバスケ部の見守りに行ってくれた話を聞いての違和感。

 

バスケ部練習の休憩中、部活メンバーはシュートの練習やドリブルの練習、水分補給など各々の休憩をとっていたそうな。

 

そこから少し離れた場所で、監督とコーチが話し込んでいたらしい。

 

でだよ、皆が体育館で色々と動いている中、

 

息子は監督とコーチの隣に立っていた。監督とコーチをじろじろ見ながら。

 

休憩中だよ。やることなんていっぱいあるじゃないか。私の感覚では監督とコーチには近寄らない。なんか面倒だし。

 

しかし息子は休憩中、隣に立ってたというから……違和感がすごいなと思って。

 

直接息子に、何で休憩中に監督とコーチの隣に突っ立ってるのか聞いたところ、盗み聞きをしていたそうな。(本人は盗み聞きとは言わないが)

 

後日あるバーベキュー大会の軽い打ち合わせ的な会話で、息子の興味がある話題だったので聞いていたんだと。

 

……それはそれでマナー違反かなぁ。なんか嫌だよね、無関係とは言わないまでも、会話に関係ないやつが近くで話を聞いてたら気分悪いというか。

 

やめた方がいいと、盗み聞きはマナー違反だよとは伝えたが。

 

ちなみに、妻にしつこく「バーベキューの会場が変わるよ!!」とやたら主張してた息子。盗み聞きして得た情報が間違っていただけだった。

 

ほんとやめた方がいいよ。

③掃除の時間なのに

さらにもう一つ、これも盗み聞きの日と同じ日。

 

部活の練習が終わって、監督から片付けするようにとの指示。みんな各々、体育館の片付けやモップがけ、自分の鞄や水筒などを片付けだしたそうな。

 

息子は最初練習に使ったコーンを片付けて……そこからずっと監督の隣に突っ立っていたらしい。

 

まだ体育館のモップがけをやってる子もいて全然終わってないし、何かしら自分にできることがないかと動く子もいる中、息子だけは監督の隣に立っているのだ。

 

……いやほんと何やってるの?

 

こんな状況、私なら絶対に監督のそばには近寄らない。皆は片付けてるんだよ、それなのに自分だけ突っ立ってたら怒られるに決まってるじゃん。

 

何していいかわからないにしても、そこで突っ立っているのは正解か?怒ってくれって言ってるようなものでは?

 

妻が見る限りでは数分もの間、息子は監督の隣に突っ立っていたという。また息子の他にもだらだら自分の片付けだけやってる子もいて、ついに監督もぶちぎれ。

 

自分で考えて動け!!的な叱責が飛んだという。あれもこれもあるだろ!!って。

 

そこからも興味深い。

 

監督から怒られた瞬間に、今まで突っ立っていた息子はモップがけをしてる子のところまでダッシュ。

 

モップがけ交換しようと声をかけてモップを半ば強引に奪い取り、ものすごいスピードでモップがけを始めたという。

 

ちなみにモップがけは、ゴミを落とさないために数人が一列に並んでやっていくらしい。

 

モップを手に取った息子は周りに合わせることなくスイスイと一人だけスピード出して進んでいって、ゴミを落としまくりだったとか。

 

話を聞く限り、権力による一声ではりきって動き出すゴマスリ野郎って印象を周りは受けたのではないかな。

 

いや、お前今まで突っ立ってたじゃん、何今さらやってきてドヤ顔でモップかけてんの?って。

 

端的にいえばイタいってことで。以前と同じ感覚を覚えた。

www.rabbitonbo.com

話がなんか違うけど

理解できない話は直接聞いてみようということで、一応息子にも聞いてみた。

 

大会で試合にも出てないのに監督の近くにいたのは、オレにも必要な情報があるかもしれないから。

 

コーチと監督が話してる近くにいたのは、バーベーキューの話に興味があったから。

 

片付けもせずに監督の近くにいたのは、何しようか考えていた近くにたまたま監督がいただけ。

 

三つ目の、何しようか考えいた時間。息子がいうには数十秒だというのだが、妻が見る限りでは5分くらい突っ立っていたという。

 

どちらにせよ……って感じかな。

 

あとはなんか後輩や仲間への声かけが荒々しく、声もやたらでかいそうで、後輩たちから一番嫌われている先輩という可能性がある。バスケの技術が高いわけでもないし。

 

妻がいうには、監督と同じ口調で周りに注意してるんだと。真似してるのかな?

 

何だろうなぁ。監督やコーチに気に入られたいコバンザメ野郎って思われそうな動きしてるんだよなぁ。

 

おそらく、本人にはそんなつもりないんだよ。

 

大会で監督の話を聞いてたのはそれ以外にやることがわからなかったから。監督とコーチの話を盗み聞きしてたのは、ただ本当に興味深い話だったから。

 

片付けの件だって、何をやっていいか本当にわからなくて突っ立ってただけなんだよ。

 

何をやっていいかわからなかったから、監督からの叱責によって気づきを得てダッシュでモップがけを始めただけ。

 

監督の叱責でやる気を出したのではなく、もともとやる気はあったのだ。

 

モップで一人だけスピード出したのは、思ってた以上にモップがすべるもんだから楽しくなっただけ(息子談)

 

悪気はないんだよな。悪気はないんだけど、調子乗りのコバンザメクソ野郎という超絶イタいやつになってるのが息子かな。

 

これが息子の日常だとするのなら、おそらく相当嫌われているのでしょう。

 

つづく

 

認知行動療法62日目

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