ステップファザーにできること

発達障害の娘とやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

ポジティブ思考になりたくないのは何故か考える会

ネガティブ思考とんぼである、ごきげんよう。

 

基本的に物事の悪い面ばかりを注目する癖があるのを自覚している。だから改善したいとは思いつつも、ポジティブ思考はどうも受け付けん。

 

しかし視点を改善する必要はありそうなのだが……

 

◆家族の紹介

ポジティブ思考が受け付けない

先日、こちらの記事にて竹田和平(たけだ・わへい)さんの伝説を紹介した。

www.rabbitonbo.com

 

レストランで食べたかったメニューが売り切れてることに「満員御礼だ!」とお店を祝福したり、暴走族は赤信号を無視できる度胸を持った英雄と呼ぶなど。

 

豪快で気持ちがいい解釈をする和平さんが好きになった。

 

少し考えてみて、これってポジティブ思考なのかな?と思いまして。物事をポジティブに解釈して世界を見てるのかなーって。

 

そうかそうか、ポジティブ思考になればいいんだな!!と安易にポジティブ思考の本を読んでみたんだけど。

 

まっっったく受け付けない。笑えるくらいに拒絶反応がすごい。オブラートに包んで包んで言葉を選ぶと、合わない。

 

でも和平さんもポジティブ思考っぽいんだけど、それは気持ちよく受け入れることができる。

 

何が違うんだろうと考えてみて、気づく。

自分のためか、相手のためか

なぜ和平さんに魅力を感じたのか、いくつか理由はあるが、まず物事を想定外の角度から見ていることに衝撃を受けたことが大きい。

 

一般的にはネガティブにしか捉えられない事象も、和平さんフィルタを通せばポジティブに捉えられることがある。

 

暴走族の勇気すら讃えられるんだ、極論を言えば殺人鬼の希少性にもポジティブな意見を言うこともできるだろう。

 

倫理的に許されるかは置いといて、そういう一面に気づくことすら私にはできない。

 

そしてもう一つ。和平さんの根底には愛と感謝があると認識している。その和平さんがあえて物事をポジティブに捉えている理由は何なのか。

 

それははきっと、相手を喜ばせたいからに他ならないのではないか。

 

物事には多面性があり、良い面も悪い面も持ち合わせている。

 

和平さんは物事をさまざまな視点から見た上で、相手を喜ばせる一面を提供してるのではないか。

 

相手が喜び、元気が出て、頑張ろうって気になるのなら、否定するよりも前向きに捉えた方がいい場合も多い。

 

また和平さんは相手にしっかりと物申すこともあったという。

 

そうだ、ポジティブ思考がちがちのじいさんではない。多角的に物事を視た上で、相手にとってプラスになることを伝えているのだ。

 

なんていうのかなぁ。

 

例えばポジティブ系の本によくある引き寄せの法則って自分のことしか考えてないように見える。自分の望む姿が、自分の理想の環境が、自分の理想の人生が。

 

自分自分自分、まあそういう生き方もありだ。私も自分自分だし。

 

でも見てて本当に心が震えるのは、他者を本気で思って動いてくれる人。他者の幸せを本気で願い、心を痛めてくれる人。

 

自分から始まるのではなく、他者を思う気持ちから始まって、結果的に自分が幸せになっている。見返りを求めた行動ではないもの。

 

ポジティブ思考だとお金がどんどん入ってくるとか、他人にありがとうと言えば自分が得するとか、そういうことではない気がする。

 

ただただ相手のために、喜んでくれたら、安心してくれたら、前に進む勇気を持ってくれたら、私も嬉しい。

 

そんなポジティブ思考なら大歓迎かもしれない。

 

いや、これポジティブ思考か?

 

和平さんはポジティブ思考というより、与える人(Giver)だ。目の前の人がどうしたら喜んでくれるか、自分に何が与えられるか、それを考え続けた人だったのでしょう。

 

うーん、かっこいいっすねぇ。

フィルタなしの世界

今回気づいたこととして、私のメガネが曇っていることが判明した。

 

私は物事をマイナス寄りで見ている。もしくはゼロ、何の感謝もしていない。

 

朝起きて庭の花を見ても何も感じない。水かけめんどくせぇと思う。

 

青い空に白い雲を見ても別に何も感じない。日焼け止め塗らなきゃと思う。

 

今生きてるこの日本にも別に何も感じない。当然の日常だと思う。

 

おそらくこの世界には、無理やりにポジティブな解釈をせずとも美しいものが溢れている。感謝すべき物事も溢れている。

 

それなのに私の世界には常にグレーのフィルタがかかっている。

 

それはきっと、自分のことしか考えてないからでしょう。少しでいいから自分を捨てて、周りに目を向けていった方が良さそうだ。

 

ポジティブに傾くのではなく、ネガティブに傾くのではなく、バランスよく世界を視る。プラスもあればマイナスもある現実を認識する。

 

マイナスにばかり注視しなければ、自然と周りに感謝したくなるものなのかもしれない。

 

あなたが嬉しいなら私も嬉しい。いつもありがとう。

 

そんなベタベタなところがスタートラインなのかもね。

 

今の私にとっては、これが一番すんなり納得できる思考かな。

 

おわり。

 

◆生活改善記録

筆記開示141日目 +5分(累計1960分)7つのコラム+1(累計141)

食事制限 48日目 +1(累計43)

 

ここまで読んでいただき感謝。

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