何もできないとんぼである、ごきげんよう。
高齢の母が骨折で長期入院となっている。お見舞いに行きたいところだがインフルエンザが流行ってるとのことで面会も不可。
最近の流れを見ていると、何となくこうなる気はしてたのだが。
母(73歳)、骨折する
2年近く前、母の乳がんが見つかった。
その半年後には摘出手術、今もホルモン治療を継続中である。
それからの母は80近い叔母からの勧めでパートを始めた。実働7時間とはいえあまり忙しくない仕事だし、週に2回だし、高齢の自分でもできる仕事なら〜と快諾。
これまで自宅でドラマばかり見てた生活をしていた母も、ガンになったことで色々と思うところがあったのだろう。
パートしてからは毎日楽しそうだった。
やはり人はいつまでも働いた方がいいなと母を見て改めて確信したよ。別にパートという形でなくても、誰かのために動くことで人生は豊かになる。
結局、人間ってそういう生き物なんだよ。
と思ってたんだけど、どうも雲行きが怪しくなってきてね。
母、激務
母が働き始めてしばらくして、一緒に店で働く同僚が緊急入院したとかでそこから音信不通。
どうなったかはわからないが店は開けないといけない、でも新しく人を雇うこともできない。叔母からの頼みもあり、母は同僚の分も出勤することになった。
最初はすぐに復帰するだろうと思われた同僚は帰ってくることはなく、最長20日連続で出勤することもあった。月に1~2度しか休んでない。
母は免許返納してるために運転もできず、毎日バスを乗り継いで30分以上歩いて、そこから夕方まで働く。帰りも同じ。
休日もガンや高血圧等の病院受診があって休みとはいえない状態。
母と会うたびに疲れが溜まっているのがわかり、この生活は持続不可能なのではないか??と思い始めていた。
何より忙しすぎて孫にも会えない。いつも学校帰りは実家にいた孫(私の姪っ子)も、母が家にいないので一人留守番も多くなってるそうだ。
また店の経営が厳しいとかで、経費となるはずの買い出し費用も母が出し、交通費ももちろんでず、これだけやっても給料日にちゃんと給料が全額出ることはない。
で、最近やめたいと言ったら週5勤務にしてくれて、少しはマシになるかな……と思った矢先の今回の事故。
仕事中にコードに足を引っ掛けて尻餅をつき、大腿骨骨折。長期入院コースとなった。
リハビリ込みで2~3ヶ月は帰って来られない。
疲れが溜まって心身ともに万全ではなかったこと、ガンのホルモン治療の影響で骨密度が大幅に下がっていたことが原因か。
また叔母は法人化していると思っていたら個人事業主だったらしく、労災なし。傷病手当もなし。収入ストップで自費での入院コース。
高額療養費の上限があるとはいえ、あまりにひどくないかという結末。
入院中の母親から電話が来るが、ほんと絶望してる感じ。すべてが終わったみたいな電話がかかってくる。
励ましてはいるけれど……面会できたらねぇ。
母も叔母(きょうだい)のために無理した結果だから、何ともいえない。
一応は回復傾向
数日前に母の手術は無事に済み、本日でリハビリ三日目だとさきほど電話があった。
だいぶ病院にも慣れたのか多少は声に覇気が戻っており、親戚や姪っ子の話など笑いながら話せるくらいには元気になってた。
幸いにも、しっかりリハビリすれば元通りの生活に戻れる可能性も高いという。希望はあるね。
あとは母の頑張り次第だろう。せめて毎日電話して話を聞くことにしたい。
母が数ヶ月入院となって、実家で独りになった兄に生活力があるのかと気になるところである。猫も多いし、洗濯もあるし、食べ物とか買い物とかどうするんだろう。
むしろ兄の人生を変えるきっかけになって欲しいと願うばかりである。今度差し入れ持って行こうか。
おわり。
◆生活改善記録
筆記開示150日目 +5分(累計2005)7つのコラム+1(累計150)
食事制限 57日目 +1(累計51)
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