ステップファザーにできること

重度知的+発達障害の娘と、二人のやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

根暗のコミュ障に見えて明るい一面もあるんだよ話

根暗のコミュ障とんぼである、ごきげんよう。

 

何となく、ブログを読んでる人にとんぼという人物がどういう間に映っているんだろうと気になった。明るい人間だと感じる人はいなさそう。

 

ただ気を許した相手ならば、その場を盛り上げたい思いが結構あったりする。

 

娘や次男坊には雰囲気もので、長男と妻にはしょーもない冗談を言うことが多いかな。

 

そんな私のリアルなコミュニケーションの話。

 

◆家族の紹介

ただ喜ばせたい父

娘(特支/中一)相手には

娘を楽しませるのは言葉だけでは難しいので、わかりやすく全身を使って盛り上げるようにしてる。

 

ほぼ毎日絵本の読み聞かせをしてて、絵本を読む前には、はじまるよ はじまるよ はじまるよったらはじまるよ!いーちといーちで忍者だよ!にん!

 

とそこそこのテンションで歌い出す。

 

絵本の読み聞かせも、抑揚つけまくりの演技しまくりで読む。

 

わー!!おいしそー!!どれが好き??ばくっ!!おいしー!!とか。

 

はらぺこあおむしは歌うし、ピーマンマンの冒頭もリズムをつけて読む。割と様になっていると思われる。喜ぶし。

 

また娘との風呂中、突然へい!へい!と言ってツイストを踊ってみる。たまに叩かれるが、たまに一緒に踊ってくれる。

 

へいへい!と言いながら二人でおしりを振って踊る。へいへいへい!

 

学校への送迎中、シュッシュッシュ!!と言ってボクシングのポーズをとってみる。たまに殴られるがたまに笑ってくれる。

 

トイレしてる娘を見守り中に、ドアの前で突然ドンスカパンパンパンのダンスを踊ってみる。娘も喜んで踊り出すこともあれば、何こいつって顔でこっち見てることもある。

 

Eテレで何か知ってる曲があれば突然踊りし歌い出す。アオキイロ、からだんだだんだん、おふろっけとーとか。

 

一人なら多分死ぬまでこんなことやんなかったと思う。娘を喜ばせようとやってるんだよ。

長男(小5)相手には

長男相手にはひたすら冗談を言ってる。2割くらいはすべってるけど。

 

ある日の夕方、遊びに行ってるはずの長男がばぁば宅にいた。明らかに顔がおかしい。熱がありそうな顔をしてる、

 

だから言った。そこそこのハイテンションで。

 

「おいおいどうした、目がおかしいよ?!顔も赤いし、熱上がってないよね?!なんか髪も短いけど!!」

 

……どうこの冗談。義母の前でこんなことを結構なテンションで言ったりする。

 

またある休日、長男がじゃんけんをしようという。

 

じゃーんけーん!!と言ったところで止めてみる。

 

ちょっと待って!!君は今から、パーを出してもいいし、チョキを出してもいいし……」

 

と某メンタリストみたいな感じでまったく何も考えていないのにぐだぐだ言って……1回目は私の勝ち。

 

じゃあじゃあもう一回、じゃーんけーん!と長男が言ったところで、

 

ちょっと待って!君は今チョキを出して負けたから、次はパーを出そうと考えているだろう?」

 

といった感じで、じゃんけんをする度に大袈裟に止めて無駄な考察を喋りまくるという奇行に及んだ。

 

そして奇跡的にメンタリズムがはまって連勝してしまい、とんでもなく盛り上がる。

 

妻が「じゃんけんでこんなに盛り上がれるの?」と苦笑いしてた。

 

他、家族で大きい赤い犬が出てくる映画を見ていた日があった。

 

その翌週に、長男との会話の中で自然に切り出す。

 

そういえば、めっちゃ面白そうな映画見つけたから今度家族で見ようよと。すごく期待を煽る言い方をして、妻も長男もどんなやつ?と興味津々に聞いてくれて。

 

そこで言い放つ。

 

なんかさ、赤いおっきい犬が出てくるんだよね。

 

……

 

それ先週見たよ!!!

 

みたいな。こう書いてみると、こんなくだらない冗談によく付き合ってくれてるな。一応はサザエさんみたいな笑いに包まれるのだが。

 

そういえば、長男の友人を車で家に送る時。まったく知らない山道を通るんで友人君に案内してもらったんだけど。

 

なにこのみち、本当にこの山道であってるの?道が狭くて対向車来たら人生終わりじゃないこれ??どうしたらいい?これ私はどうしたらいいの?

 

と怯えるように言ってみたり。

 

80歳オーバーに見えるおばあちゃんが山道を歩いてるのを見て、

 

この人が友人君のお母さん……?

 

と驚いたように言ってみるとか。

 

長男も友人も笑ってくれてた。そして後から妻にやりすぎだと怒られた。あのばあさんが本当にお母さんだったらどうするんだと。

 

笑えれば何でもいいだろうと失言もたまにするが大体こんな感じ。長男の愛想笑いが多くなったらやめると思う。

次男坊(1歳)相手には

1歳の次男坊には普通の赤ちゃんみたいな対応してる。特に書くことがないかも。いないいないばあとか、お腹にぶー!!と息吹きかけてみるとか。

 

あ、でも次男坊がうんちをした時に、

 

「○○(次男坊)のうんちはーーーー、くさすぎる!!」

 

と、楽天モバイルのCMをもじったことをそこそこの大声で言いながら風呂場に走ったりしてる。

 

あとはちんぽこりんの歌とか、次男坊の名前を使った替え歌も10曲以上は作ったか。

 

よくわからないオリジナルソングをよく歌ってて、オリジナルソングへの反応は非常に良くない。

妻相手には

妻相手には大人で信頼関係があるので、どぎつめの冗談をよく言う。時代に合わないブラックジョークも妻にだけは言う。

 

妻の足を見て真顔で「豚汁が食べたいな」とボソッと言ってみるとか。逆に妻が私を見て「病弱クソ野郎」とボソッと言ってくるとか。

 

ひどすぎる!!と二人でゲラゲラ笑う。

 

また妻との会話中に、あ!!思い出した!!と大げさに言って、なになに?と聞いてきたところで、数年前の誰も覚えていない妻が私に対して雑な扱いをした話を放り込む。

 

で、こいつまだ言ってんのかと二人してゲラゲラ笑う。

 

業務連絡や子供たちの考察もよく喋るが、何もない時はずっと冗談言って笑ってるだけかな。

 

妻がぶちぎれてても冗談言ってる時があるくらい。

事実は小説より奇なり

根暗なクソ親父かと思いきや、ユーモアを大切にしてるひょうきん親父の一面もある。

 

まあできるだけ楽しい時間にしよう程度のものだけど。

 

最近は次男坊の保育園にお迎えにいくと、他の子どもたちが群がってくるようになった。名も知らぬ子供たちの相手をして、保育園の玄関を盛り上げてる。

 

でも先生相手には営業スマイルの塩対応。

 

心に闇を抱えつつも笑いは好きでね。うちうちでしか笑えないクソみたいな冗談でも笑えるならそれでいい。

 

最悪のケースを考えて動くのも大事にしたいが、それと同時にどんなことにも楽しみを見出したい思いもある。プレイフルネスというやつ。

 

人には色んな顔があるんだなと自分を見てて思う。

 

家族は笑ってた方が楽しいね。

 

ここまで読んでいただき感謝。

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