ステップファザーにできること

発達障害の娘とやんちゃ息子の父によるステップファミリーの話

家族全体の幸福度を考えると、家の仕事の優先度をあげるべきか話

月曜日、重い腰をあげてやるべきことをこなすとんぼである、ごきげんよう。

 

結婚当初は、子供たちの最低限の送迎や夕食作りが私の仕事になるはずだった。それなのに、今は子供たちの病院受診も朝昼晩の料理もPTA作業にも参加してたりする。

 

ずるずると想定とはかけ離れた生活になってしまったのは何故だろうか。

 

もしかすると、優先すべきは最初から家の仕事だったのかもしれない。

一体どこに時間があるというのか

結婚する前に妻と話した結婚生活を簡単に紹介する。

 

妻は仕事を継続し、料理や子供たちのお世話を担う。

 

私は個人事業主として自宅で仕事をし、朝の送迎やお迎え、平日の夕食など、妻が働いている間の子供たちのお世話を担う。

 

そして土日は家族で過ごせるといいね。

 

おおよそこんな感じの役割分担で、結婚生活が始まった。

 

が、実際にやってみると、とんでもない。

 

娘は何度も早退するし、入院もした。暴れるし、てんかんもある。学校&デイとのやり取りも多い。書類もめちゃくちゃ多い。

 

息子も息子で体力余りまくり、休ませてくれる日なんてない。休日に昼寝すらさせてくれない。

 

結婚前のシングルマザーだった妻は、母親と分担してなんとか過ごせていた。それが結婚後は、私と二人だけで担うことになった。

 

母親の代わりに入った夫が日中を仕事をメインで考えて動いたものだから、そりゃバランスが崩壊するわけだ。家庭が崩壊し、精神も崩壊した。

 

お互いが平日は仕事をメインに考え、土日も子供たちの相手で何もできないから、雑務をこなすのはもっぱら夜。書類も手続きも山ほどたまって、処理する元気もない。

 

この惨状から考えてみると、シングルマザーだった頃の妻が仕事しながらも何とか元気に生活できていたのは、定年退職した母親のおかげだったのだろう。

 

仕事をやめて、孫の面倒をみて、生活土台を支えることに特化した母親がいたからこそ、妻はのびのびと働くことができたのではないか。

 

……実際は、夜に子供たちを一人で見る時間が多過ぎて、妻の母も精神が崩壊しかけていたとか。

 

こんな家庭環境なのに、子育て経験もない豆腐メンタルの私が登場して、平日は仕事をメインで頑張って土日は子供たちと遊びますとか、誰がどうみてもうまくいくわけない。

 

私もきついし、妻もきつい。家族全体の空気が悪くなって、さらにストレスの負荷が高くなって。

 

妻がやっていたことを一部私が担当するとか、ストレス対策をやってなんとかこなしてきたけれども、この辺で根底の考えをくつがえす必要がある。

専業主夫が必要でしょう?

男は働かなきゃいけない。私にはやりたいことがある。まずはお金を稼ぎたい!!

 

などなど、私個人の仕事に関する思い込みや、夢・野望・目標は数多くありまして、結婚前からずーっと努力をしているわけだ。

 

しかし、家族全体の幸福度を考えた時に、個人的な夢を最優先にするのは違う……という前に、上手くいかないのではないか。

 

妻が毎日きつそうにして、怒っている姿をみながら、本当に私は仕事に集中できるのか?

 

子供たちが怒られて泣いていて、私も妻もイライラしていて、何もかもうまくいかないことも多い。

 

今の我が家と同じ状況にあるのは、我が家だけ。ならば常識的なものとは違う、我々家族にぴったりあうような、私の動き方があるのではないか。

 

何が言いたいかというと、最優先にすべきは金を稼ぐ仕事ではなく、家の仕事、つまり専業主夫的な振る舞いを最優先とすべきなのではないか。

 

そう考えたわけであります。

 

金を稼ぐにも何をするにも、生活自体に窮屈さを感じて、イライラして、ストレス過多であれば、金を稼ぐどころか仕事を継続することもできない。

 

家の仕事なんて二の次三の次でやってきたんだけどねぇ。急がば回れってことなんだろう。

金策は二の次で考えたい

平日にフリーに動けるって、子持ちとってはとんでもないアドバンテージ。子供たちがいないフリーの時間があるだけで、できることがドカンと増える。

 

庭仕事、役所関係、書類関係、振り込みやら手続き関係、料理、片付けなど、ほぼすべての家の仕事を、最優先でこなす。

 

で、余裕ができたら余った時間で勉強し、仕事をする方向が……いいんだろうね。

 

平日に家の仕事を私が優先にすることで、妻の精神的・物理的負担が大きく軽減され、子供たちの笑顔も増え、家族全体の幸福度につながる。

 

おのずと仕事に励む余裕もできる。おそらく、私の動きとしてはこれがベストなのではないだろうか。

 

ちゃんと仕事をして、お金を稼いでない男は恥ずかしいとか思っちゃう心の弱さがあるんだよねぇ。

 

こんな古臭い価値観では、今の環境で生き残れないことを4年間で学習した。

 

結婚当初なら家の仕事なんて絶対に優先してやろうなんて思わないが、今ならできそう。なにせ失敗しまくっているからな。

 

まずはやってみよう。

余談

なんとなく最近考えていたことを言語化してみた。

 

先日は土壌改良して、家計簿を綺麗にした記事も書いたね。

www.rabbitonbo.com

 

今日も今日とて朝から庭の土壌改良に励み。

f:id:sakuramikoro:20210412174844j:plain

息子のクレヨンや色鉛筆に名前を書き。(地味に面倒なクソ仕事)

f:id:sakuramikoro:20210412174852j:plain

お昼ご飯を作るついでに、試しにピーマンの肉詰めを作ってみたり。鶏肉だからか、思ってたのと違う。

f:id:sakuramikoro:20210412174848j:plain

その後は提出期限のある書類関係の準備し、娘の福祉関係の書類提出へ役所へいき、妻の亡き父の墓を修正する接着剤を探しにホームセンターへ、また家屋調査士への振り込みをおこない、光熱費の支払いしてブログ書いて‥‥

 

とか、普通にお金をもらいたいほどに、充実した1日を過ごせるぞ。

 

これまでもやってはいたんだけどね。優先度が下の下で、妻がやらなかったらやろうかなーレベルの優先度だったから。今後は最優先にして生きていきます。

 

誰かのために動くことが、まわりまわって自分のためにもなる。人生ってのはそういうもんでしょう?

 

よし、妻と娘と風呂に入ってくる。さらばじゃ!

 

ここまで読んでいただき感謝。

↓のウサギをポチすると、さらにとんぼが喜びます。

にほんブログ村 子育てブログ 障がい児育児へ